Windowsのブルースクリーン自動再起動を止める方法!エラーコードを確認してクラッシュ原因を特定しよう

パソコンを普段どおり使っていたのに、突然画面全体が青くなって白い文字が表示され、そのまま再起動されてしまった——そんな経験はありませんか?それが「ブルースクリーン(BSOD:Blue Screen of Death)」と呼ばれる現象です。一瞬の出来事なので、見逃してしまうことも少なくありません。
ブルースクリーンは単なるクラッシュ画面ではありません。画面には「エラーコード」が表示され、何が問題だったのかを正確に教えてくれます。運が良ければ、クラッシュの原因となったファイル名まで確認できることもあり、トラブル解決の重要な手がかりになります。しかし、Windowsの設定によってはクラッシュした瞬間に即座に再起動するため、エラーコードを読み取る前に画面が消えてしまうことがあります。原因を調べたい人にとっては非常にストレスですよね。
滅多に発生しないのであれば気にする必要はありませんが、繰り返しクラッシュする場合は、原因を突き止めたいはずです。幸い、設定を変更するだけで、クラッシュ時に表示される情報を確認できるようになります。以下、手順を詳しく解説します。
クラッシュ後の自動再起動を無効にする手順
まず「コントロールパネル」を開きます。アイコン表示(小または大)にしている場合は、「システム」がすぐに見つかるはずです。カテゴリ表示の場合は、「システムとセキュリティ」→「システム」の順に選択してください。


システム情報の画面が表示されます。左端のメニューにある「システムの詳細設定」をクリックしましょう。

「システムのプロパティ」ウィンドウが開きます。通常は「詳細設定」タブが最初に表示されていますが、別のタブが開いている場合は切り替えてください。次に、「起動と回復」セクションにある「設定」ボタンをクリックします。

新しいウィンドウが開きますが、難しく考える必要はありません。ここで必要なのは、下部の「システム障害」セクションだけです。

このセクションには一見わかりにくい項目がいくつかあるため、それぞれの役割を順番に見ていきましょう。
「イベントをシステムログに書き込む」は、チェックをオンにしておくことをおすすめします。Windowsには「イベントビューアー」という領域があり、Windowsやアプリケーションが出力する各種ログが保存されています。日常的な記録から軽微なエラー、重大なクラッシュまで、さまざまなログが蓄積される場所です。この項目にチェックを入れると、クラッシュの情報がイベントビューアーに記録され、パソコンの問題を特定する際に役立ちます。
「自動的に再起動する」は、その名のとおりクラッシュ時に自動で再起動を行う設定です。まさに今回無効化したい項目ですね。このチェックを外すことで、ブルースクリーン表示中にエラーコードや(表示されていれば)原因となったファイル名を落ち着いて書き留められるようになります。あとはパソコンを再起動し、エラーコードをインターネットで検索すれば、解決策が見つかるかもしれません。なお、この設定を変更すると、クラッシュ時には電源ボタンを長押しして電源が切れるまで待ち、手動で再起動する必要がある点に注意してください。
ここまでがクラッシュ診断の第一歩ですが、最後にもう一つ重要な項目があります。それが「デバッグ情報の書き込み」です。これはクラッシュ発生時にログ(ダンプファイル)を作成する設定で、先ほどのシステムログとは異なり、イベントビューアーには表示されません。クラッシュ時のPCの状態をより詳細に記録した独立したログとして保存されます。オンラインフォーラムでブルースクリーンの相談をする際、原因がすぐに判明しないケースでは、このデバッグログの提出を求められることが多いのです。では、このダンプにはどのような種類があるのでしょうか?
メモリダンプの種類を理解しよう
選択できるダンプの形式は以下のとおりです。

小メモリダンプは、まず迷ったら選んでおきたい選択肢です。記録できる情報量は多くありませんが、ファイルサイズはわずか256KBと非常に小さく、専門家やフォーラムへの共有がとても簡単です。選択肢が多くて戸惑う方は、ひとまずこれを選んでおけば安心です。
カーネルメモリダンプも良い選択肢です。小メモリダンプよりも多くの情報を記録できます。ただし代償もあります。カーネルダンプは、PCに搭載されたRAM容量の約3分の1のサイズになるのです。例えば4GBのRAMを搭載していれば、約1.3GBのファイルが生成されます。ダンプ解析に慣れた人には最適ですが、共有にはあまり向いていません。
完全メモリダンプはおすすめできません。RAMの内容をすべてログに書き出す方式のため、ファイルが巨大になり、簡単には共有できません。
自動メモリダンプは、カーネルメモリダンプと基本的に同じですが、Windowsがクラッシュ後にダンプを書き込むための十分なメモリ領域を自動的に確保してくれる点が異なります。クラッシュ後4週間はページファイルのサイズが拡張され、次にクラッシュが発生しても確実にログを「捕捉」して記録できるようになっています。
どのダンプを選べばいい?
では、どれを選ぶべきでしょうか?トラブルを正確に診断するには、複数のクラッシュログを比較して傾向をつかむのが理想です。BlueScreenViewなどのツールを使ってギガバイト級のログを自力で解析できるなら、「カーネル」または「自動」を選びましょう。一方、ディスク容量に余裕がなかったり、ログを手軽に他の人と共有したい場合は、多くの場面で「小メモリダンプ」で十分対応できます。

どちらを選ぶ場合でも、「既存のファイルに上書きする」オプションのチェックは必ず外しておきましょう。そうしないと、過去のログが新しいログで上書きされ、貴重な診断情報を失ってしまいます。
クラッシュの原因究明は骨の折れる作業ですが、特にパソコンが頑なにエラー情報を見せてくれない場合はなおさらです。今回紹介した設定を活用すれば、パソコンに発生するさまざまな問題に、格段に対応しやすくなるはずです。頑張ってください!
画像クレジット:blue screen death windows 8/
-
Windowsパソコンが勝手に再起動する原因と解決方法を徹底解説
ある日、何の前触れもなくWindows 10パソコンが突然再起動し、画面には青い「再起動中」の表示だけが広がっていました。ちょうど記事を執筆している最中だったため、筆者はこのトラブルにかなり苛立ちました。 幸いにも、このPCのランダム再起動問題は無事に解決できました。同じ悩みを抱えている方も、心配いりません。本記事では、パソコンが勝手に再起動してしまう問題の解決策をわかりやすく紹介します。 Windows 10/8/7でPCが勝手に再起動する問題の直し方 通常、ブルースクリーン(BSOD)が発生した際にWindowsが自動的に再起動するのは正常な動作です。しかし、エラー表示もないのにPCが再
-
WindowsでIntcOED.sysブルースクリーンエラーを解決する5つの方法
ブルースクリーンオブデス(BSOD)にはさまざまな種類があります。たとえば、最近ドライバーをインストールしたり、累積アップデートを適用したユーザーの間では、「失敗したモジュール:IntcOED.sys」というエラーが発生することが報告されています。さらに恐ろしいことに、このエラーはオペレーティングシステム全体を停止させてしまうのです。もし状況がまだ制御可能なのであれば、IntcOED.sysブルースクリーンエラーを解決するために実行できる具体的な対策がいくつかあります。この記事では、その解決策に加えて、エラーが発生する原因についても簡単にご説明します。 IntcOED.sysエラーの主な解決