Windows 8.1でWindowsエクスペリエンスインデックスのスコアを確認する方法

Windowsエクスペリエンスインデックス(WEI)は、MicrosoftがWindows Vistaで初めて導入して以来、Windowsに搭載され続けてきたベンチマークツールです。このツールはPCのパフォーマンスを測定し、「プロセッサー」「メモリ(RAM)」「グラフィックス」「ゲーム用グラフィックス」「プライマリハードディスク」の5つのカテゴリに分けて評価します。
Windowsエクスペリエンスインデックスは、PCのパフォーマンスを極めて正確に測定できるツールというわけではありませんが、自分のシステムを他のPCと比較したり、ハードウェアの弱点やボトルネックを特定したりする際には、非常に役立つ指標となります。
ところが、Windows 8.1からMicrosoftはWindowsエクスペリエンスインデックスのグラフィカルインターフェースを削除してしまいました。そのため、以前のようにシステムのプロパティから以下のような画面を表示することはできなくなっています。

ただし、安心してください。実際にPCのパフォーマンスを測定している内部のベンチマークユーティリティ自体は、Windows 8.1にも依然として残されています。このユーティリティは「Windowsシステム評価ツール(WinSAT)」と呼ばれ、コマンドラインからいくつかのコマンドを入力するだけで、PCのパフォーマンススコアを取得できます。以下にその手順を解説します。
手順1:コマンドプロンプトを管理者として起動する
まず、コマンドプロンプトを管理者権限で開きます。方法がわからない場合は、コマンドプロンプトのアイコンを右クリックし、「管理者として実行」を選択するだけです。

手順2:「winsat prepop」コマンドを実行する
コマンドプロンプトが開いたら、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
winsat prepop
このコマンドによりベンチマークテストが実行され、その結果がXMLファイルとしてPCに保存されます。処理時間はPCのプロセッサーの性能によって異なりますが、おおよそ10秒から2分ほどで完了します。

手順3:PowerShellでスコアを確認する
ベンチマークが完了したら、今度はWindows PowerShellを管理者として起動します。

PowerShellが開いたら、次のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
Get-WmiObject -Class Win32_WinSAT
このコマンドは、先ほど作成したXMLファイル内のベンチマーク結果を解析し、カテゴリごとのスコアとして一覧表示してくれます。
各スコアの意味
- CPUScore:PCに搭載されたプロセッサー(CPU)のスコア
- D3DScore:PCの3Dグラフィックス性能(Direct3D)のスコア
- DiskScore:システムハードディスクのシーケンシャル読み取り速度のスコア
- GraphicsScore:PCのグラフィックス性能全般のスコア
- MemoryScore:PCのメモリの転送速度および容量に関するスコア

以上で作業は完了です。いわゆる「基本スコア(総合スコア)」を確認したい場合は、「WinSPRLevel」の横に表示されている数値を見てください。この数値は、5つのカテゴリの中で最も低いスコアを示しており、システム全体のパフォーマンス水準を表す指標となっています。
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