Windows
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Windows

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

近年、コンピューターの処理性能は年々向上していますが、それに伴いソフトウェアも高度化・複雑化の一途をたどっています。各ソフトウェアベンダーの発表を見ていると、毎日何百という新製品がリリースされ、既存のソフトウェアもほぼ日々新しいバージョンへと更新されているのが実情です。

こうした状況の中で問題になるのが、インストール済みソフトウェアのバージョン管理です。特にPCに大量のソフトを入れているユーザーにとって、すべてを手動で最新版に保つのは現実的ではありません。そこで登場したのが「自動ソフトウェアアップデーター」という概念です。これらのツールはPC内のソフトウェアをスキャンし、利用可能なアップデートを検出してユーザーに通知してくれます。「ソフトウェアアップデートモニター」と呼ばれることもあります。

本記事では、現在公開されている主要なソフトウェアアップデーターをほぼ網羅的に紹介します。掲載漏れがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。なお、これらのツールはすべて同じ役割というわけではありません。汎用ソフトの更新監視に特化したものもあれば、セキュリティ関連アプリやパッチの管理に特化したものもあります。

1. FileHippo Update Checker

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

FileHippo Update Checkerは、その極小サイズと手軽さで筆者のお気に入りのひとつです。インストール後、PCにインストールされたソフトウェアをスキャンし、その情報をFileHippoのサーバーに送信。FileHippo.com上で公開されているバージョンと照合することで、更新の有無を確認します。

結果は利用可能なアップデートの一覧として表示され、新版ソフトへのダウンロードリンクも提示されます。ダウンロードとインストールは手動で行う仕組みですが、「何が更新・インストールされているのか」をしっかり把握したいユーザーには最適なツールです。

弱点としては、日々リリースされるすべての新ソフトには対応しておらず、対応しているのは人気ソフトが中心である点が挙げられます。とはいえ主要ソフトはほぼカバーされています。すべてのWindowsバージョンで動作しますが、.NET Framework 2.0以降が必要です。

FileHippo Update Checkerをダウンロード

2. CNet TechTracker

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

CNet TechTrackerは、ソフトウェアダウンロードの総合サイトとして知られるdownload.comを運営するCNETが提供するツールです。同社のソフトカタログには他サイトより早くアップデートが反映されることが多く、さらに配信されるソフトの多くがスパイウェアやマルウェアの検査を受けている点も大きなメリットです。

「設定してあとは放置」型の運用を望むユーザーにとって最適なツールと言えます。ただし注意点があります。インストール時に検索ツールバーも一緒に導入しようとするため、不要な場合はオファー画面で「I do not accept(同意しません)」を選択してください。

CNet TechTrackerをダウンロード

3. SUMo

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

SUMo(Software Updates Monitor)は、使いやすさと自動化のバランスが取れた優秀なアップデーターです。最大の難点はインストール工程にあります。セットアップ中に不要なツールバーやソフトウェアの同時インストールを求められるので、必ずすべて拒否するようにしましょう。

インストール後は、設定画面を開くか、インストール済みソフトの自動検出を実行します。検出完了後、「インストール済みソフトの更新を確認」ボタンをクリックすれば、スキャンと更新確認はほんの数秒で完了します。更新したいソフトを選んで「Get Updates」ボタンを押せばOK。CtrlキーやShiftキーを使えば複数項目の選択も可能です。

SUMoは複数のダウンロードサイトから更新情報を取得しており、対象にはFileForum、Softonic、Download.com、Softpedia、Snapfiles、FileHippoなどが含まれます。

SUMoをダウンロード

補足: バンドルソフトを避けたい場合は、インストーラー版ではなくZIP形式(ポータブル版)のSUMoをダウンロードするのがおすすめです。

4. UpdateStar

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

UpdateStarも人気の高いソフトウェア更新クライアントのひとつで、筆者が最初に使い始めたアップデーターでもあります。インターフェースは他のツールほど直感的ではないものの、機能面では十分な完成度を持っています。

エディションは無料版とプレミアム版の2種類。プレミアム版は有料で完全自動化されており、システムにインストールされたソフトをユーザーが何も操作しなくても自動更新し、システムトレイで通知してくれます。この完全自動機能は無料版には搭載されていません。

また、UpdateStarが配信するのはメジャーリリースのみ。常に安定版のソフトを使い続けたい方にとっては、むしろ好都合な設計です。

UpdateStarをダウンロード

5. R-Updater

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

R-Updaterは軽量なアップデートモニターで、常駐時のリソース消費が非常に少ないのが特長です。インストーラー版に加えてポータブル版も用意されています。Windows起動時に自動で立ち上がり、定期的にインストール済みソフトの新バージョンをチェック。チェック間隔は設定から自由に変更できます。

見逃せない機能がもうひとつあります。R-Updaterは更新チェックに加えて、毎日の「Giveaway of the Day」(期間限定無料配布ソフト)の情報をデスクトップに通知してくれるのです。毎日サイトを巡回して新作を探す手間が省けるのは大きな魅力でしょう。

R-Updaterをダウンロード

6. Secunia PSI(Personal Software Inspector)

【Windows】PCのソフトを常に最新に保つ!おすすめアップデーターツール徹底まとめ

Secunia PSIも定番の自動アップデートソリューションです。特にセキュリティアップデートやパッチの管理においては、競合製品の中でも群を抜いた存在です。筆者は現在Secunia PSI 3ベータを使用中ですが、バージョン3ではシンプルで使いやすいインターフェースを採用しています。

留意すべき点として、起動に少し時間がかかること、そして初回にPC全体のスキャンが必要なことが挙げられます。スキャンではWindowsセキュリティ更新プログラムも検出され、プログラムの画面内から直接インストールできます。

総合的には他のアップデーターよりやや動作は遅めですが、堅実なセキュリティ更新とソフトウェア更新を提供してくれる頼れるツールです。

Secunia PSIをダウンロード

その他のソフトウェアアップデーター

ここまで紹介したツールは、世界中の何百万人ものユーザーに使われている人気のアップデート監視ソフトです。それ以外にも言及する価値のあるツールがいくつかあります。いずれも本記事の調査過程で見つけたものです。

  • Carambis Software Updater – 多言語サポートとワンクリックスキャンに対応した高速スキャンエンジンを搭載。
  • Glarysoft Software Update – ソフトの新規アップデートを通知。新着情報の共有やコメントも可能。
  • RadarSync – インストール済みソフトの新規アップデートを自動ダウンロード&インストール。
  • Appupdater – Linuxのapt-getやyumに近い思想で、インストール済みソフトの自動導入と保守を実現。
  • Update Notifier – ポータブル版アップデーター。ウォッチリスト機能で監視したいプログラムを登録できる。
  • Ketarin – インストール済みプログラムではなくセットアップパッケージを最新に保つツール。PC内にソフトリポジトリを持っているなら、Ketarinが常に最新状態を維持してくれる。
  • Software Informer – インストール済みソフトを最新に保ちながら、ニーズに合った新ソフトの発見もサポート。
  • FileREX Update Checker – インストール済みアプリを自動検出し、最新版へのダウンロードリンクを提示。
  • Patch My PC – 人気ソフトの最新バージョンをチェック。脆弱性の残ったプログラムを放置しないことで、ハッカーからPCを守る。
  • Seven Update – Windows Updateに似た仕組みでサードパーティ製ソフトを更新。無料かつオープンソース。
  • Software-UpToDate – 非常にシンプルなツール。最近更新されたソフトを通知し、ダウンロードリンクを提供。

これらのアップデーターの良いところは、通常お互いに干渉しない点です。複数のアップデート監視ツールを併用しても、基本的に問題ありません。

編集部より: 本記事で紹介している一部のツール(CNet TechTracker、Secunia PSIなど)は、サービス終了または開発停止となっている場合があります。導入前には必ず公式サイトで最新の提供状況をご確認ください。

筆者も可能な限り多くのアップデーターを1つの記事に集約しましたが、もし掲載漏れがあれば、下のコメント欄でぜひ共有してください。

画像クレジット:update button concept by Big Stock Photo.


  1. Driver BoosterでPCドライバーを常に最新状態に保つ方法

    市販されているドライバー更新ソフトは数多くありますが、リスクをほぼゼロに抑えながら効果的に機能するものはごくわずかです。では、ドライバーの更新にはどのようなリスクがあり、なぜドライバーを更新する必要があるのでしょうか。本記事では、これらの疑問に答えていきます。 さらに記事の後半では、パソコンのドライバーを自動的に更新し、すべてのコンポーネントを最高の状態でスムーズに動作させるためのドライバーアップデートソフト「Driver Booster」について詳しくご紹介します。 なぜドライバーの更新が重要なのか まず、快適なコンピューティング体験のためになぜドライバーの更新が不可欠なのかを理解しましょ

  2. Windows 10の「更新を完了できませんでした・変更を元に戻しています」エラーを解決する8つの方法

    Windows OSをエラーなく快適に使うには、最新バージョンへアップデートしておくことが推奨されます。しかし、そのアップデートのインストール自体が問題になってしまうと、困ってしまいますよね。 このような状況は非常にストレスが溜まるものです。そこで本記事では、「更新プログラムを完了できませんでした/コンピューターに加えた変更を元に戻しています(We couldnt complete the updates / Undoing changes made to your computer)」というエラーの解決方法について詳しく解説します。 通常、Windows 10ではアップデートのダウンロード後