Windows Live Messengerを複数起動する方法!レジストリ編集で複数アカウントに同時ログイン
家族用と仕事用など、メールアドレスを使い分けている方は多いのではないでしょうか。インスタントメッセージ(IM)のアカウントについても、プライベートと仕事で分けたいというニーズはよくあります。
ブラウザベースのチャットクライアント(Google Talkなど)であれば話は簡単です。新しいブラウザウィンドウを開くか、別のブラウザを使えば、複数のアカウントに同時にログインできます。しかし、Windows Messengerのようなデスクトップアプリケーションでは、通常この方法が使えません。同じアプリの複数起動が許可されていないためです。
レジストリを編集してMessengerを複数起動する
実は、Windowsのレジストリ設定を少し変更するだけで、同じパソコン上でWindows Messengerを複数起動し、それぞれ異なるアカウントでログインできるようになります。
念のためおさらいしておくと、Windowsレジストリとは次のようなものです。
Windowsレジストリとは、Microsoft Windowsオペレーティングシステムの設定やオプションを保存するデータベースです。ハードウェア、OS本体、ほとんどのアプリケーションソフトウェア、ユーザーごとの設定に関する情報が格納されています。
それでは、Windows Live Messengerを複数起動できるようにするための具体的な手順を見ていきましょう。
手順1:レジストリエディタを開く
Vistaの検索バーに「RegEdit」と入力してEnterキーを押します。これでレジストリエディタが起動します。左側のツリーから「HKEY_LOCAL_MACHINE」を選択してください。

手順2:Software → Microsoftフォルダへ移動
続いて「Software」→「Microsoft」の順に展開していきます。

手順3:Windows Live → Messengerを選択
Microsoftフォルダ内にある「Windows Live」→「Messenger」を選択します。右側のペインにWindows Messengerの各種レジストリ設定が表示されます。

手順4:新しいDWORD値を作成する
ここに新しいレジストリ値を追加します。ウィンドウ内の空いている部分で右クリックし、「新規 >> DWORD (32ビット) 値」を選択しましょう。

手順5:名前を「MultipleInstances」に変更
作成した新しい値の名前を「MultipleInstances」に変更してEnterキーを押します。

手順6:値のデータを「1」に変更
最後に、作成した「MultipleInstances」を右クリックして「修正(Modify)」を選択します。ポップアップが表示されたら、値のデータを初期状態の「0」から「1」に変更してください。

以上で完了です!これで、Windows Messengerを好きなだけ同時に起動できるようになり、それぞれ異なるアカウントでログインできます。

設定を元に戻したい場合
もし元の状態に戻したくなったら、作成した「MultipleInstances」のレジストリ値を削除するだけでOKです。
レジストリ編集時の注意点
このテクニックは他のソフトウェアにも応用できることがありますが、レジストリの編集は慎重に行う必要があります。誤った操作をすると、システム全体に深刻な影響を及ぼす恐れがあるためです。
万が一に備えて、作業前にレジストリのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。最も簡単な方法は、Windowsの「システムの復元」機能を使うことです。復元ポイントを作成しておけば、レジストリの変更を含むすべての設定やカスタマイズがバックアップされ、問題が発生した際にも簡単に元の状態へ戻せます。
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