Scribusでパンフレットを簡単に作る方法|無料DTPソフトの使い方を徹底解説
Scribusとは?無料で使える本格派DTPソフト
Scribusは、電子書籍やパンフレット、組版などの印刷物を簡単に作成できる人気のオープンソースDTP(デスクトップパブリッシング)ソフトウェアです。Adobe InDesignやQuarkXPressと肩を並べる機能を持ちながら、最大の魅力は完全無料で利用できる点にあります。
さらに、CMYKカラー対応やPDF作成など、プロフェッショナルな印刷現場で求められる機能も充実。Linux、Windows、macOSという主要なOSすべてに対応しているため、有償ソフトウェアに代わる優れた選択肢として多くのユーザーに支持されています。
この記事では、Scribusを使ってパンフレットを作成する具体的な手順を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Scribusでパンフレットを作成する手順
ここではWindows環境を例に説明しますが、LinuxやmacOSでも基本的な操作手順は同じです。
ステップ1:Scribusをダウンロードしてインストールする
まず、お使いのOSに合ったバージョンのScribusを公式サイトからダウンロードし、インストールしましょう。インストーラーの指示に従えば、数分でセットアップが完了します。

ステップ2:パンフレット用テンプレートを入手する
次に、Scribusのテンプレート集(tarボール形式のアーカイブ)をダウンロードします。アーカイブを解凍したら、その中から「br2-a4-3cols.sla」というファイルを探してください。このファイルが、今回使用するA4サイズ3カラム構成のパンフレットテンプレートです。

ステップ3:テンプレートファイルを開く
Scribusを起動し、メニューから「ファイル → 開く」を選択します。ダウンロードしたテンプレートフォルダ内にある「br2-a4-3cols.sla」を指定して開きましょう。

ステップ4:プロパティツールバーを表示する
メニューの「ウィンドウ → プロパティ」を選択して、プロパティツールバーを画面に表示させておきます。これにより、テキストやオブジェクトの詳細な編集がスムーズに行えるようになります。

ステップ5:テキストを編集する
テンプレートを開くと、編集可能なテキストエリアが赤い枠でハイライト表示されます。テキストエリア上で右クリックし、「テキストを編集(Edit Text)」を選択してください。
専用のテキスト編集ダイアログが開き、文章の内容だけでなく、背景色、書式、スタイルなども細かく調整できます。

ステップ6:ダブルクリックでも編集可能
なお、ステップ5と同じ操作は、テキストエリアをダブルクリックすることでも実行できます。編集後はプロパティツールボックスを活用すれば、フォントやレイアウトの調整も簡単に行えます。
ステップ7:画像を追加する
手順5〜6を繰り返しながら、必要なテキスト部分をすべて編集していきます。画像を追加したい場合は、ツールバーの画像アイコンをドラッグ&ドロップで任意の位置に配置し、枠をダブルクリックして画像ファイルを選択・挿入してください(下のスクリーンショット参照)。


ステップ8:保存またはPDFで書き出す
すべての編集が完了したら、ドキュメントを「.sla」形式で保存するか、PDFファイルとして書き出します。書き出し時にPostScriptエラーが表示されることがありますが、無視しても問題ありません。

完成サンプルの紹介
以下は、Scribusで実際に作成したパンフレットのサンプルです。出力されたPDFファイルはこちらからダウンロード・閲覧できますので、仕上がりのイメージをつかむ参考にしてみてください。

まとめ
Scribusは無料ながら、テンプレートを活用すれば誰でも手軽に美しいパンフレットを作成できる強力なDTPソフトです。まずは既存テンプレートを開いて文字や画像を差し替えるところから始めてみましょう。
あなたは普段、どんなDTPソフトウェアを使っていますか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
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