Windows InsiderのDevチャネル、設定アプリでプライバシー監査ツールをテスト中
Windows InsiderプログラムのDevチャネルは、最新かつ最先端の機能をいち早く試せる場として知られていますが、どうやらMicrosoftが大きな新機能をひそかに追加していたようです。BleepingComputerやNeowinが発見したところによると、DevチャネルのWindows Insider向けビルドに、デバイス内の機密性の高い領域へどのアプリがアクセスしているかを確認できる「プライバシー監査(Privacy Auditing)」機能が新たに搭載されています。
Microsoft幹部がTwitterで言及
Microsoftはこの機能について公式ブログでの発表を行っていませんが、同社でOSセキュリティおよびエンタープライズ担当バイスプレジデントを務めるDavid Weston氏がTwitterでその存在に言及しています。
実際に確認するため、私たちも最新のWindows 11 Devチャネルビルドでこの機能をチェックしたところ、David氏が投稿したものと同じ設定ページを見つけることができました。以下がその画面です。

過去1週間のアクセス履歴をタイムスタンプ付きで表示
確かに、Windows 11の設定にある「プライバシーとセキュリティ」の下には、新しい「最近のアクティビティ」ページが追加されており、過去1週間にどのアプリがマイクへアクセスしたのかが一覧で表示されます。アプリ名は明確にラベル付けされ、さらにアクセス時刻のタイムスタンプまで確認できる点が特徴です。
これは、最近位置情報にアクセスしたアプリを示すインジケーターが表示されるiOSの位置情報設定ページに非常に近い仕組みです。また、現行の公開版Windows 11では、マイクやカメラへのアクセス許可がオン/オフの切り替えコントロールしか表示されないため、実態がひと目でわかる今回の変更は大きな進化と言えます。
対応データはマイク以外にも拡大、正式版搭載に期待
マイクへのアクセスに加えて、このプライバシー監査ツールでは、メッセージ、位置情報、スクリーンショットといったデータへアクセスしているアプリも確認できるとのことです。Windows 10時代にはプライバシー設定をめぐって多くの議論が交わされただけに、Windows 11におけるプライバシー保護にとって大きな前進となる可能性があります。次期大型アップデートの正式版にこの機能がしっかりと搭載されることを期待したいところです。
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