Windows 10/11でスリープ復帰時のパスワード入力を無効にする3つの方法
PCをスリープモードから復帰させるたびに、毎回パスワードをフルで入力するのは面倒ですよね。PINコードによるログインが利用できるようになって久しいため、今となっては少し時代遅れに感じる人も多いのではないでしょうか。
実は、Windowsには手軽な代替ログイン方法がいくつも用意されており、通常のパスワードログインを無効にしてもセキュリティを犠牲にせずに済みます。本記事では、スリープ復帰時のパスワード要求をオフにする具体的な手順を解説します。それでは早速見ていきましょう。
設定アプリからスリープ復帰時のパスワードをオフにする方法
最もシンプルな方法は、Windowsの「設定」メニューから操作する方法です。スタートメニューを開いて「settings」と入力し、検索結果から最適なものを選択すると、設定アプリが起動します。
次に、「アカウント」>「サインイン オプション」の順に進みます。表示されたメニューの中から「サインインが必要とされるまでの時間(離席している場合)」という項目を探し、ドロップダウンリストから「なし」を選択してください。

この設定を行えば、次回以降、PCをスリープから復帰させてもサインイン情報の入力を求められなくなります。
コマンドプロンプトを使う方法
同じ設定は、コマンドプロンプト(テキストベースのコマンドを入力して操作する標準のコマンドラインインタプリタ)からでも変更できます。手順は以下の通りです。
スタートメニューの検索バーに「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを管理者として実行します。
コマンドプロンプトが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
powercfg /SETDCVALUEINDEX SCHEME_CURRENT SUB_NONE CONSOLELOCK 0

これで、スリープモードからの復帰時にパスワードを求められる機能が無効になります。
グループポリシーエディターを使う方法
上記の方法でうまくいかない場合でも、諦める必要はありません。「グループポリシー」を活用すれば解決できる可能性があります。
グループポリシーは、Windowsの高度な設定を細かく管理できる仕組みであり、その設定を編集するためのツールがグループポリシーエディターです。なお、このツールはWindows 10/11のPro(プロ)およびEnterprise(エンタープライズ)エディションでのみ利用可能なので注意してください。編集手順は以下の通りです。
- スタートメニューの検索バーに「gpedit」と入力し、最適な結果を選択します。
- エディター内で以下のパスへ移動します。
コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > 電源管理 > スリープ設定 - 「コンピューターのスリープ解除時にパスワードを要求する(電池使用時)」ポリシーをダブルクリックします。
- 「無効」を選択し、「OK」をクリックします。
同様に、「コンピューターのスリープ解除時にパスワードを要求する(電源接続時)」ポリシーについても「無効」ラジオボタンを選択して「OK」をクリックしてください。以上の手順で、スリープ復帰時のパスワード要求機能が無効になります。
まとめ
自分のペースで作業できる個人用PCであれば、スリープ復帰のたびにパスワードを求められる必要はないでしょう。本記事で紹介したいずれかの方法を使えば、Windows PCでこの機能を簡単にオフにできます。お役に立てば幸いです。
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