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Windowsレジストリのバックアップと復元方法を徹底解説

Windowsレジストリに変更を加える予定があるなら、事前に適切なバックアップを作成しておくことが非常に重要です。レジストリはWindows PCの動作において中核的な役割を担っており、破損すると作業全体に深刻な支障をきたす可能性があります。

レジストリのバックアップは、こうしたトラブルに対する保険とも言える存在です。万一問題が発生しても、あらかじめバックアップがあれば、ファイルを復元することで安全に元の状態へ戻すことができます。

本記事では、Windowsレジストリのバックアップ作成方法と、その復元手順について詳しく解説します。それでは始めましょう。

Windowsレジストリのバックアップを作成する方法

レジストリのバックアップを作成する方法は、大きく分けて2つあります。「レジストリエディターを使った手動バックアップ」と「システムの復元ポイントを利用する方法」です。まずは手動の方法から見ていきましょう。

1. レジストリを手動でバックアップする方法

手動でレジストリをバックアップするには、「レジストリエディター」を使用します。レジストリエディターは、その名の通りWindowsに標準搭載されているGUIツールで、レジストリを一箇所から表示・編集できます。以下の手順で進めてください。

  • スタートメニューの検索バーに「regedit.exe」と入力し、最も一致する結果を選択します。
  • レジストリエディターが開いたら、バックアップしたいキーを選択します。ここで選べるのは2つのパターンです。特定のキーだけをバックアップするか、レジストリ全体をバックアップするかです。
    • すべてのキーをバックアップする場合は、「コンピューター」アイコンをクリックします。
    • 特定のキーのみをバックアップする場合は、該当するキーを選択します。
  • バックアップ対象のキーを選択したら、[ファイル] > [エクスポート] をクリックします。
  • 保存先の場所を選び、任意の名前を入力して[保存]をクリックします。

Windowsレジストリのバックアップと復元方法を徹底解説

2. システムの復元ポイントを利用する方法

「システムの復元」は無料ツールで、「復元ポイント」と呼ばれる、ある時点におけるコンピューターファイルやWindowsレジストリのスナップショットを作成できます。エラーが発生した際などに、このスナップショットを使ってPCを以前の状態に戻せるのが魅力です。なお、利用するには事前にシステムの保護機能が有効になっている必要があります。

復元ポイントを作成する手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューを開き、「復元ポイントの作成」と入力して、最も一致する結果を選択します。
  2. システムの復元を作成するには、まず保護設定を有効にします。[構成]をクリックし、[システムの保護を有効にする]を選択してください。
  3. 次に[作成]をクリックし、復元ポイントにわかりやすい名前を付けます。
  4. 最後に[作成]をクリックすれば完了です。

復元ポイントは数秒〜数分で作成されます。これらは、Windows PCでレジストリのバックアップを作成するための最も簡単な方法と言えるでしょう。

Windowsレジストリを復元する方法

バックアップの作成方法を解説したところで、次は復元の手順に移りましょう。まず手動バックアップからの復元方法を説明し、その後、復元ポイントを使う方法を紹介します。

バックアップファイルからレジストリを復元する方法

バックアップ時と同様に、レジストリエディターを起動します。手順は以下の通りです。

  1. スタートメニューの検索バーに「regedit」と入力し、最も一致する結果を選択します。
  2. レジストリエディターが起動したら、[ファイル] > [インポート] をクリックします。
  3. [レジストリファイルのインポート]ダイアログボックスが表示されます。
  4. 保存しておいたバックアップファイルを選択し、[開く]をクリックします。

数秒でレジストリファイルが復元されます。

復元ポイントからレジストリを復元する方法

復元ポイントを使ってバックアップした場合は、復元手順も少し異なります。以下の手順で進めてください。

  1. スタートメニューを開き、「復元ポイントの作成」と入力して、最も一致する結果を選択します。
  2. 検索結果から[復元ポイントの作成]をクリックします。
  3. 表示された画面で[システムの復元]をクリックします。

システムの復元ウィザードが開きます。復元ポイントを選択し、[次へ]をクリックして復元プロセスを進めます。最後に復元を実行してよいか確認画面が表示されるので、内容を確認して[完了]をクリックしましょう。

数分でWindowsレジストリが正常に復元されます。

まとめ

Windowsレジストリは、コンピューターにとって極めて重要な要素です。重要なWindowsファイルの保管庫であり、システム全体を正常に動作させる要となる、Windowsエコシステムに不可欠な部分です。レジストリに直接手を加えなければならない場面では、必ず事前にバックアップを作成し、万全の備えをしておくことをおすすめします。

  1. Windows 10のレジストリエディターでバックアップ・復元・編集を行う完全ガイド

    物の大小にかかわらず、全体をコントロールする中枢が必ず存在します。人間の体を脳が制御し、細胞を核が制御するように、Windowsオペレーティングシステムを管理しているのが「レジストリ」です。脳や核と同じように、レジストリにはWindowsに関するあらゆる細かい情報や設定が記録されています。そして、私たちの脳とは異なり、このレジストリはWindows 10に搭載された「レジストリエディター」を使って編集・変更することが可能です。 Windows 10のレジストリは、巨大な図書館のようなものだとイメージすると分かりやすいでしょう。OS、システムアプリ、サードパーティ製アプリ、さらにはハードウェア

  2. Windowsレジストリのバックアップと復元方法を徹底解説

    レジストリは、コンピューターにとって「脳」のような役割を果たす重要な存在です。Windowsのコンポーネント、サービス、アプリケーションなど、システムのほぼすべてに関わる構成情報や設定がここに格納されています。 レジストリを理解するうえで押さえておきたい基本概念は「キー」と「値」の2つです。キーはフォルダのようなオブジェクトで、レジストリエディターの画面上でも実際にフォルダと同じように表示されます。一方、値はフォルダ内のファイルのようなもので、具体的な設定内容が記録されています。 なぜレジストリのバックアップが必要なのか Windowsパソコンの設定に大きな変更を加えたい場合、多くはWindo