Windows 10のレジストリを安全にクリーンアップする5つの方法
レジストリエディタを頻繁に開くという方は多くないでしょう。そのため、レジストリに不要なデータが溜まっていても気づきにくいものです。しかし、PCを使い続けると、壊れたキーや古くなったキー、参照先が存在しないキーなどがレジストリに蓄積され、パフォーマンス低下やエラーメッセージ表示の原因となります。Windows標準ツールとサードパーティ製ツールを活用すれば、Windows 10のレジストリは手軽にクリーンアップできます。
レジストリエラーが発生する原因
現在特に問題が起きていないと、レジストリの掃除は重要でないと感じるかもしれません。しかし、アプリやハードウェアをインストール・アンインストールするたびに、新しいレジストリエントリが作成されます。Windows Updateも例外ではありません。ところが、アンインストールやシステム変更を行っても、関連するレジストリエントリが完全に削除されるとは限りません。
その結果、PCは存在しないハードウェアやアプリを探し続けることになり、ゴミデータが蓄積するほどトラブルが発生しやすくなります。数ヶ月に一度レジストリをクリーンアップすることで、こうした問題を未然に防げます。
1. ディスククリーンアップを使用する
最も手軽な方法は、Windows標準の「ディスククリーンアップ」です。本来はハードディスク上の不要ファイル削除用ツールですが、アプリやドライバーの残骸ファイルを完全に除去でき、それに伴い対応するレジストリエントリも削除されることがあります。
スタートメニューを開いて「disk cleanup」と入力し、表示された「ディスク クリーンアップ」を選択します。
ツールが自動的にスキャンを実行します。完了したら「システム ファイルのクリーンアップ」をクリックしましょう。スキャン対象が増え、より多くの項目を確認できるようになります。
削除したい項目にチェックを入れます。すべてにチェックしても問題ありませんが、実行前にごみ箱の中に必要なファイルがないかだけ確認しておきましょう。「OK」を押すとクリーンアップが開始されます。
2. DISMコマンドを使用する
DISM(Deployment Image Servicing and Management)は、Windows Updateやシステムファイルのエラーを修復するための標準搭載ツールです。レジストリ専用クリーナーではありませんが、破損したレジストリエントリに関連する問題の修復にも役立ち、レジストリ全体の健全性向上が期待できます。
スタートメニューで「cmd」と入力し、「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。
プロンプトに以下のコマンドを入力します。
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
スキャンによりエラーが検出・修復されます。すべてがレジストリ関連とは限りませんが、自分でも気づいていなかった問題を解消し、PCの動作改善につながるのがメリットです。
3. CCleanerを使用する
CCleanerは長年人気のあるPCクリーナーです。Cookieや一時ファイルの削除からスタートアップ管理まで幅広く対応しており、もちろんレジストリクリーニング機能も備えています。さらに、クリーンアップ前にレジストリのバックアップを作成できる点も安心です。
有料版もありますが、基本的には無料版で十分です。ごみ箱を右クリックするか、スタートメニューから起動できます。
4. Wise Registry Cleanerでクリーンアップする
Wise Registry Cleanerは、Windows 10のレジストリを掃除できる無料の軽量ツールです。3つのスキャンモードを搭載していますが、ほとんどのユーザーには「高速スキャン」で十分でしょう。
有料版もありますが、無料版でも必要な機能はほぼ網羅しています。有料版の主な利点は定期自動クリーンアップのスケジュール設定のみなので、無料版を使う場合は数ヶ月に一度の手動実行を習慣にするとよいでしょう。
5. Auslogics Registry Cleanerを使用する
Auslogics Registry Cleanerは、レジストリ保守の分野で長い実績を持つツールです。無料版でも基本スキャンが利用でき、多くのユーザーにとっては十分な性能です。通知機能やより深いスキャン・クリーニングが必要な場合は、有料版へのアップグレードも選択肢になります。
削除前にすべてのエントリを確認できるため、ユーザーが内容を完全にコントロールできる点が魅力です。また、ツールが選択するのは安全なエントリのみなので、初心者でも安心して使えます。
まとめ
上記の方法はいずれも比較的安全ですが、レジストリをクリーンアップする前には必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。定期的な掃除に加えて、レジストリの最適化を行えば、PCをより快適に動作させることができます。
画像クレジット:Auslogics Press
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