Mac
 Computer >> コンピューター >  >> システム >> Mac

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

Macユーザーの皆さんなら、作業を効率よく進めるために適切なソフトウェアを選ぶことの大切さを実感していることでしょう。しかし、もし複数台のコンピューターを用意することなく、1台のMacで複数のOSを扱えたら、どうでしょうか?そんな願いを叶えてくれるのが「仮想マシン(VM)ソフトウェア」です。

仮想マシンソフトウェアを使えば、Mac上で複数のOSを同時に実行できます。メインのOSとの互換性を気にすることなく、必要なアプリケーションやソフトウェアを自由に使えるようになるのです。ただし、選択肢が非常に多く、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはず。

ご安心ください。本記事では、Macで使える優れた仮想マシンソフトウェア7選を詳しく解説します。読み終える頃には、自分にぴったりのツールが見つかり、Macの可能性を最大限に引き出せるようになるでしょう。

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選

最適なツールを選ぶ手助けとなるよう、厳選した仮想マシンソフトウェアをランキング形式でご紹介します。それぞれの特徴をチェックして、自分のニーズに合う一本を見つけてください。

1. Parallels Desktop 18

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

Parallels Desktop 18を使えば、別のPCを用意したりシステムを再起動したりすることなく、WindowsやLinuxなどさまざまなOSをMac上で直接実行できます。OS間でのファイル・フォルダー共有、ドラッグ&ドロップ操作、DirectX 11やOpenGL 3.3グラフィックスへの対応など、多彩な機能を備えているのが魅力です。

特筆すべきはその高いパフォーマンスです。最新のmacOS Venturaにも最適化されており、「Universal Control」機能を活用すれば、1組のキーボードとマウスで複数デバイスをまとめて操作することも可能。快適さを重視するユーザーに最適な選択肢といえます。

関連記事: Parallels DesktopをMacから完全にアンインストールする方法

2. Boot Camp

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

Apple純正の「Boot Camp」は、MacにWindowsをネイティブ環境としてインストール・実行できる公式ソフトウェアです。Macに標準搭載されているため、追加のダウンロードは不要。ストレージをパーティション分割し、その一つにWindowsをインストールします。

インストール後は起動時に「macOS」か「Windows」かを選択できるため、用途に応じて柔軟に切り替えられます。

Boot Camp最大の強みは、仮想化のオーバーヘッドなしでMacハードウェアの性能をフル活用できる点です。Windowsがネイティブ動作するため、他の仮想マシンソフトより高いパフォーマンスが期待できます。ただし、有効なWindowsライセンスとインストールメディアが必要なほか、Apple Silicon(M1/M2)搭載Macでは利用できない点には注意しましょう。

関連記事: MacからWindowsのBoot Campパーティションを削除する方法

3. VirtualBox 7

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

Oracle社が開発する「VirtualBox」は、誰でも無料で使えるオープンソースの仮想マシンソフトウェアです。VirtualBox 7では、Windows、Linux、macOSなど、多様なOS用の仮想マシンを作成できます。仮想マシンのスナップショット保存、ホストOSとゲストOS間の簡単なファイル転送、柔軟なネットワーク設定など、充実した機能を備えています。

設定項目も豊富で、RAM、CPUコア、ストレージ容量などを自由に割り当て可能。目的に合わせて仮想マシンを細かくカスタマイズしたいユーザーに最適です。

4. VMware Fusion 13

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

VMwareは仮想化業界で名高い企業であり、エンタープライズ向けソリューションに定評があります。一方で、個人ユーザー向けに設計された「VMware Fusion Player」も提供しており、Fusion 13 Playerは個人利用なら無料で使えます。ダウンロードにはVMwareアカウントの作成が必要です。

2022年11月の大型アップデートでは、M1/M2チップ搭載MacでのARM仮想化に対応。これにより、ARM版とx86版の両方のWindowsをMac上で実行できるようになりました。また、Windows 11の動作に不可欠な「TPM 2.0仮想デバイス」への対応も、最新版の大きなポイントです。

関連記事: VMware vs VirtualBox vs Parallels – Macではどれを選ぶべき?

5. CrossOver 22

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

CodeWeavers社が開発した「CrossOver」は、オープンソース技術「Wine」をベースに、仮想マシンなしでWindowsアプリをMac上で直接実行できるユニークなソフトウェアです。Windowsのデスクトップ環境を構築しないため、別途Windowsライセンスを購入する必要がなく、2つ目のOSを動かすための追加メモリやCPUリソースも消費しません。

ただし有料製品で、12ヶ月サポート付きライセンスは64ドル、永久サポート付きは494ドルとなっています。まず試してみたい方は、14日間の無料トライアル版を活用するとよいでしょう。

6. Wine 8

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

「Wine」はVirtualBoxと同様に無料で使えるオープンソースソフトウェアです。最新版のWine 8は2023年1月にリリースされ、前バージョン7.5と同様にRosetta 2経由でM1/M2チップ搭載Macをサポートしています。さらに、最新のVulkanグラフィックスとMicrosoft Direct3Dへの対応も強化されました。

Wineが際立っているのは、通常の仮想化手法とは異なるアプローチを採用している点です。Windowsライセンスが一切不要で、macOSとWindowsアプリをつなぐ「ソフトウェアブリッジ」として動作します。Windowsアプリが使うAPI(プログラミング命令)をリアルタイムに変換してmacOSへ伝えることで、Windows本体をインストールすることなくアプリを実行できるのです。

7. Windows 365 Cloud PC

Mac向け仮想マシンソフトおすすめ7選 – あらゆるOSをシームレスに実行

Microsoftが提供する「Windows 365 Cloud PC」は、クラウド上のWindows 10/11 PCにアクセスできる新しいサービスです。インターネット接続のある任意のデバイス(Macを含む)から、Webブラウザ経由でフル機能のWindows PCを利用できます。ログインすれば、物理PCと同じようにファイル、アプリ、設定すべてにアクセス可能です。

ハードウェアの購入や管理なしに使い慣れたWindows環境を得られるのが大きな利点ですが、現状は料金が高めに設定されており、主に法人ユーザー向けのサービスといえます。

具体的には月額31ドル(約26.40ポンド)〜66ドル(約56.20ポンド)と、個人向けバージョンが年間99.99ドル(約89.99ポンド)のParallels Desktopと比べてかなり割高です。個人利用には、他の選択肢のほうがコスト面で有利でしょう。

まとめ

Macユーザー向けの仮想マシンソフトウェアは実に多彩です。WindowsアプリやLinuxアプリを実行したいケースでも、単にいろいろなOSを試してみたい場合でも、必ず自分に合った一本が見つかるはずです。

  • 総合力・快適性重視: Parallels Desktop 18
  • 最高パフォーマンス( Intel Mac限定): Boot Camp
  • 無料・カスタマイズ自由度重視: VirtualBox 7 / Wine 8
  • 個人利用で無料の本格仮想化: VMware Fusion 13 Player
  • 軽量にWindowsアプリだけ使いたい: CrossOver 22
  • 法人・クラウド運用: Windows 365 Cloud PC

本記事が、あなたに最適な仮想マシンソフトウェア選びの参考になれば幸いです。Windows、Android、iOS、macOSに関するお役立ち情報は、Facebook、Instagram、Twitter(X)、YouTube、Pinterestでも発信していますので、ぜひフォローしてください。


  1. Macのキーボードのキーを外す・掃除・交換する方法とキー配列の変更手順

    iMac、Mac、MacBookのキーボードからキーを取り外し、掃除・修理・交換する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。さらに、macOSの設定や無料ツールを使ってキーの機能を入れ替える(リマップする)方法もご紹介します。 「Macのキーボードからキーを外して、後で元に戻すにはどうすればいいですか?コーヒーをこぼしてしまったので、中を掃除したいのです。せっかくなので、汚れたり傷んだりしたキーも新しいものに交換したいと思っています。」 Macのキーの移動や交換は、大きく分けて2つのケースがあります。1つ目は、キーボードのハードウェアとしてキーを物理的に移動・交換する場合です。例えば、US配

  2. CPGZファイルとは?概要とmacOSでの開き方を徹底解説

    「CPGZ」という拡張子をご存じでしょうか。MacやLinuxユーザーなら、一度は目にしたことがあるかもしれません。CPGZファイルは、ソフトウェアやアプリ、ドキュメント、動画などのさまざまなデータを格納するために使われる圧縮アーカイブ形式です。 本記事では、MacでZIP/CPGZファイルを開く方法を紹介する前に、まずCPGZファイルとは何か、なぜ利用されるのかについてわかりやすく解説します。 あわせて読みたい: iPhoneでZIPファイルを作成・開く方法 CPGZファイルとは? CPGZファイルは、CPIOファイル形式の発展形です。CPIO(Copy In Copy Out)は、もとも