FTPを使ってMacとファイルを素早く送受信する方法
ローカルネットワーク上でMacとファイルのやり取りをしたいなら、必要なのはFTPクライアントだけです。macOSには、同じネットワーク上にある他のデバイスとの間でFTP経由でファイルを交換できる機能が標準で用意されています。
やることはシンプルです。Mac側で共有オプションをオンにし、もう一方のデバイスにFTPクライアントをインストールすれば、すぐにファイル共有を始められます。複雑な設定は一切不要です。
ここからは、具体的な設定手順を解説していきます。
1. MacでFTP接続を有効にする
macOSには「リモートログイン」と呼ばれるリモート接続機能があり、他のデバイスからMacへ遠隔アクセスできるようになります。この接続はSSHとFTPの両方のプロトコルに対応しています。
この機能を有効にする手順は以下の通りです。
- 画面左上のAppleロゴをクリックし、「システム環境設定」を選択します(macOS Ventura以降では「システム設定」という名称になっています)。
- 次の画面で「共有」を選びます。
- 左側の一覧にある「リモートログイン」にチェックを入れます。

- 画面右側にMacのIPアドレスが表示されます。後で使うので、メモしておきましょう。
これで、Macが外部からのFTP接続を受け付けられる状態になりました。
2. FTPクライアントからMacに接続する
Mac側の準備ができたら、別のデバイスからFTPクライアントを使って接続します。ここでは無料で使いやすい定番ソフト「FileZilla」を例に説明しますが、お好みのFTPクライアントを利用しても問題ありません。
Macともう一方のデバイスが同じネットワークに接続されていることを確認したら、以下の手順に進みましょう。
- パソコンにFTPクライアントをダウンロードして起動します。ここではFileZillaを使用します。
- 「ホスト」欄に、先ほど控えたMacのIPアドレスを入力します。
- 「ユーザー名」欄には、Macのユーザーアカウント名を入力します。
- 「パスワード」欄には、そのユーザーアカウントのパスワードを入力します。
- 「ポート」欄に「22」と入力し、「クイック接続」をクリックします。

- 接続が成功すると、Mac内のファイルを閲覧できるようになります。
あとは通常のFTP接続と同じ要領で、他のデバイスからMacへのファイル送受信が自由に行えます。
面倒なファイル共有設定とはおさらば
Macで複雑なファイル共有の設定をするのは大変ですが、上記の方法なら無料のFTPアプリさえあれば、誰でも簡単かつスピーディーにファイル共有を始められます。ネットワーク越しにMacとデータをやり取りする機会が多い方は、ぜひ試してみてください。
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