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MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

筆者は長年iPhoneを使ってきましたが、Macと組み合わせて使うようになってから、その使い方が一変しました。実は、2台のデバイスが連携して初めて姿を現す「もうひとつの機能レイヤー」が存在するのです。

この記事では、Macとのペアリングで使えるようになるiPhoneの隠れた便利機能を、実際の使用感とあわせて5つご紹介します。

5. AltStoreでiPhoneにアプリをサイドロードする

あまり知られていませんが、iPhoneをMacに接続した状態でAltStoreを使えば、App Storeにないアプリをサイドロードできます。サイドロードとは、公式の配信チャネルを経由せず、アプリのファイルを自分でダウンロードして端末にインストールすることです。

MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

AltStoreは、インストールしたいアプリを自分のAppleアカウントで署名することで動作します。これによりiPhone側が「安全なアプリ」と認識して実行できるようになります。ただし注意点もあります。同時にサイドロードできるのは最大3つのアプリまでで、有料のApple Developerアカウントを持っていない場合は、7日ごとに再署名が必要になります。

筆者はAltStoreを使ってApolloというRedditクライアントを復活させました。公式アプリより断然使い心地が良いのです。また、App Storeからはもう入手できない『Call of Duty: Zombies』など、子ども時代に遊んだ懐かしいゲームも楽しめるようになりました。

4. iPhoneを高品質Webカメラとして使う

MacBookの内蔵カメラはノートPCとしては十分な性能ですが、決して優秀とは言えません。さらにMac miniやMac Studioを使っている場合、別途Webカメラを購入する必要があります。しかし、iPhoneさえあれば話は別です。「Continuity Camera(コンティニュイティカメラ)」を使えば、iPhoneのメインカメラをWebカメラとして利用できます。

MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

しかも、追加でアプリをインストールする必要はありません。両方のデバイスが同じApple IDでサインインしていれば、そのまま動作します。無線接続でも使えますが、筆者の経験上、有線接続の方が安定しています。セットアップ後は、カメラを使用するアプリを開き、設定からiPhoneを選ぶだけです。たとえばFaceTimeなら、メニューバーの「ビデオ」メニューから自分のiPhoneを選択します。

唯一の難点は、iPhoneの置き場所をどうするかという点です。特に外出先では悩みどころですが、Apple純正のBelkin製MagSafeマウント(MacBook用)が販売されており、これを使うとContinuity Cameraが格段に快適になります。

3. スキャンした書類を直接Macに取り込む

これも見落とされがちな機能のひとつで、筆者自身も存在を知りませんでした。しかし今では、仕事の流れを大きく変えてくれる存在になっています。以前は何年もAdobe Scanにお世話になっていましたが、次第に動作が不安定になり、最近では広告まで表示されるようになりました。

そこで筆者はサードパーティ製アプリを探すのをやめ、標準搭載のスキャン機能を使い始めたのです。これも前述のContinuity Cameraの一部として提供されている機能です。

この機能を使うと、iPhoneのカメラを「プレビュー」アプリのスキャナーとして直接利用できます。従来のようにAdobe ScanでスキャンしてからAirDropで自分宛てに送る、という手間のかかる作業はもう不要です。

MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

やり方は簡単です。Macでプレビューを開き、「ファイル > iPhoneから読み込む > 書類をスキャン」を選択します。するとiPhone側でカメラ画面が起動するので、スキャンしたいものを撮影するだけ。撮影した各ページが自動的にプレビュー上のPDFへ追加されていきます。

2. Continuity Sketchで署名やイラストを直接書き込む

書類のスキャンだけでは物足りない方にも朗報です。MacとiPhoneを連携すれば、書類への電子署名や、自由な描き込みもスマートに行えます。

マウスやトラックパッドで署名しようとすると、正直かなり苦労します。署名のような繊細な作業には不向きだからです。ここでiPhoneの出番です。指で直接描けるため、格段に正確な仕上がりになります。

MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

手順はシンプルです。Macの対応アプリ(メモなど)でファイルを開き、「ファイル > iPhoneから読み込む > スケッチを追加」を選択します。するとiPhoneにプロンプトが表示され、画面に直接サインやスケッチを描き込めます。描き終えると、その内容は自動的にMac側の書類へ即座に反映されます。

1. Handoffで作業をシームレスに引き継ぐ

Handoff(ハンドオフ)は、MacとiPhoneをまるでひとつのワークスペースのように感じさせる便利機能です。片方のデバイスで始めた作業を、コピーも保存も送信も不要のまま、もう片方で即座に続行できます。

日中にMacとiPhoneを行き来することが多い人にとって、この機能は特におすすめです。ワークフローが中断されることなく、常にスムーズに進みます。

MacとiPhoneを連携させると解放される、知られざる便利機能5選

Handoffに対応したアプリでは、iPhoneで何かを開いていると、そのアイコンがMacのDockに表示されます。アイコンをクリックすれば、Mac上でアプリが開き、作業は中断した箇所からそのまま再開します。もちろん逆方向も可能です。Macで作業中の場合、iPhoneのアプリスイッチャーにHandoffのプロンプトが現れ、ワンタップで引き継げます。

まとめ:Appleエコシステムの真価

MacBookとiPhoneの連携テクニックはまだまだありますが、今回紹介した機能だけでも、2台の相性の良さを実感できるはずです。Appleのエコシステムが「すべてが簡単につながる」と評されるのは伊達ではなく、実際に使ってみるとその評価に納得できます。

筆者は他社のエコシステムも数多く試してきましたが、それでもAppleのアプローチは確かに「ただ動く」のです。この便利さに一度慣れてしまうと、もう元の環境には戻れないでしょう。

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