OS X El Capitanをクリーンインストールする方法|起動可能USBの作成からインストールまで完全ガイド

AppleはMacintosh向けの最新オペレーティングシステム「OS X 10.11 El Capitan」をリリースしました。近年のOS Xと同様、すべてのユーザーが無料でダウンロード・インストールできます。
El Capitanには、ウィンドウ管理の改善、Spotlight検索の強化、システムパフォーマンスの細かな向上など、OS X体験を高める数多くの改良が加えられています。
お使いのMacが対応機種であれば(詳細は後述)、ぜひEl Capitanを導入してみましょう。導入方法は主に2つあります。1つは現在のOS Xに上書きインストールしてプログラムやデータをそのまま残す方法、もう1つはクリーンインストールを行う方法です。
クリーンインストールは自動アップグレードに比べて大きなメリットがあります。Macをまっさらな新鮮な状態にリセットでき、サードパーティ製アプリが残した不要なゴミファイルや、長年の使用で蓄積された不具合を一掃できるのです。
このガイドでは、OS X 10.11 El Capitanを簡単な方法でクリーンインストールする手順を詳しくご紹介します。
対応機種の確認
まず最初に、お使いのMacがOS X El Capitanに対応しているかを確認しましょう。すでにOS X Yosemiteが動作しているMacであれば、そのままインストールできます。対応機種の一覧は以下の通りです。
- iMac(Mid 2007以降)
- MacBook(13インチ Aluminum、Late 2008)/(13インチ、Early 2009以降)
- MacBook Pro(13インチ、Mid 2009以降)/(15インチ、Mid/Late 2007以降)/(17インチ、Late 2007以降)
- MacBook Air(Late 2008以降)
- Mac mini(Early 2009以降)
- Mac Pro(Early 2008以降)
- Xserve(Early 2009)
用意するもの
インストール作業に必要なのは、以下の3点だけです。
- 8GB以上の空き容量があるUSBメモリ
- データをバックアップしておくための外付けドライブ(バックアップすべきデータがある場合)
- OS X 10.11 El Capitanのインストーラー

OS X 10.11 El CapitanはMac App Storeから無料でダウンロードできます。さらに、起動可能なUSBを作成するために、公式サイトから入手できる「DiskMaker X」というフリーソフトもダウンロードしておきましょう。
データのバックアップ
特に新しいOSへアップデートする前には、必ず全データのバックアップを取ることをおすすめします。トラブルが発生する可能性は低いものの、「備えあれば憂いなし」です。バックアップにはSuperDuperやCarbon Copy Clonerといった定番アプリが便利ですが、Apple純正のTime Machineでも十分対応できます。
重要:クリーンインストールではハードディスクが完全に消去・フォーマットされます。大切なデータは必ず事前にバックアップしておいてください!
起動可能なUSBを作成する
ここまでの準備が整ったら、El Capitanのインストールに使用する起動可能なUSBメモリを作成しましょう。
DiskMaker Xを起動すると、どのバージョンのOS Xで起動ディスクを作成するか尋ねられます。

OS Xのバージョンを選択すると、アプリケーションフォルダ内にあるインストーラーファイルを自動的に検出してくれます。もし見つからない場合は、Mac App StoreからダウンロードしたEl Capitanインストーラーを手動で指定してください。

続いて、起動ディスクに使用するドライブの種類を聞かれるので、「8GB以上のUSBメモリ」を選択します(外付けディスクではなくUSBメモリを使用する場合)。リストから対象のディスクを選ぶと、DiskMaker Xがディスクをフォーマットし、起動可能なUSBの作成を開始します。


作成にはある程度時間がかかります。筆者の環境では約15分ほどかかりましたので、気長にお待ちください。ただし、進捗状況が表示されないのが少し不便な点です。


処理が完了するとDiskMaker Xから通知が届き、起動ディスクの完成です。
El Capitanをインストールする
いよいよインストール本番です。Macを再起動し、Appleの起動音が鳴ったタイミングでキーボードの「Option」キーを押し続けます。すると、以下のような画面が表示されるはずです。

El Capitanの起動ディスクを選択すると、次の画面に進みます。

まず「ディスクユーティリティ」を選択してアプリを開きます。Macのシステムハードディスクを慎重に選択し、上部にある「消去」ボタンをクリックしてください。

消去が完了したらディスクユーティリティを閉じ、「OS Xをインストール」をクリックします。

これでOS Xインストールの全プロセスが開始されます。手順自体は比較的簡単ですが、システム構成によってはインストールに時間がかかることがあります。筆者の環境では、iMacで合計35分、MacBook Proではわずか20分で完了しました。


全工程が終わるとMacが自動的に再起動し、iCloudの有効化やOS X利用規約への同意など、いくつかの初期設定ステップが続きます。すべて完了すると、真っ新しいOS Xのデスクトップ壁紙が表示されます。

以上でクリーンインストールは完了です。あとは普段通り、必要なアプリをインストールして、快適になったMacライフを楽しんでください。
手順の途中でわからないことや困ったことがあれば、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。
-
Windows 10向けiTunesのダウンロードとインストール方法を徹底解説
Appleの「iTunes」アプリは、最新のWindows 10ではMicrosoft Storeから入手できるようになりました。iTunesを活用すれば、iOSデバイスのデータをWindows 10 PCにバックアップできるだけでなく、それ以外にもさまざまなことが可能です。例えば、Apple Musicのストリーミング再生、iCloudへの音楽アップロード、オーディオファイルの形式変換、ホームネットワーク経由での音楽共有、CD/DVDへのデジタル音楽の書き込み、そしてもちろんiOSデバイスを最新バージョンへアップデートすることもできます。 Windows 10にiTunesをダウンロードす
-
iOS 16のダウンロードとインストール方法を徹底解説【対応機種一覧つき】
Appleの年次(しかも無料の)ソフトウェアアップデートが、iPhoneに数々の新機能をもたらします。数か月にわたるベータテストを経て、待望の大型アップデートがついにダウンロード可能になりました。この記事では、iOS 16の入手方法と注意点をご紹介します。アップデート内容の詳細については、「iOS 16新機能ガイド」もあわせてご覧ください。自分のiPhoneはiOS 16に対応している?おそらく対応しています。ただし、iOS 16のリリースに伴い、初代iPhone SE、iPhone 6s、iPhone 7のサポートは打ち切られました。以下がアップデート対象モデルの一覧です。なお、iPhone