Mojaveのデスクトップスタックと便利ワザでMacのデスクトップをすっきり整理する方法
あなたのMacのデスクトップは、どれくらい散らかっていますか?慎重に選んだ壁紙が見えていますか?それとも、ダウンロードしたアプリのファイルやフォルダ、エイリアス、DMGファイルなどで壁紙が見えなくなっていませんか?
「あとで探せるように」とデスクトップに物を置いておいたのに、大量のスクリーンショットの中に埋もれて見つからなくなった経験はありませんか?何でもかんでもデスクトップに保存し、たまに「Stuff(雑多)」という名前のフォルダ(かもしれないもの)へ放り込んでいる人も多いのではないでしょうか。
Appleは長年にわたり、Mac上でファイルを整理し、必要なものを見つけやすくするためのさまざまな機能を提供してきました。たとえばSpotlight検索を使えば、「Command + Space」キーを押してファイル名や手がかりとなる単語を入力するだけで、目的のファイルを素早く見つけられます。
しかし、検索で見つけられたとしても、デスクトップ自体が片付くわけではありません。そこでこの記事では、Macのデスクトップをきれいに保つための具体的な方法と、macOS Mojaveの新機能「スタック(Stacks)」を活用してデスクトップの散らかりを防ぐテクニックを紹介します。
デスクトップのアイコンを整列させる方法
デスクトップを見栄えよくする手軽な方法のひとつが、アイコンの整列です。自分で一つひとつドラッグして並べる必要はありません。数回クリックするだけで、自動的に整頓されます。
以下の手順で、デスクトップのアイコンを自動整列させましょう。
- デスクトップのアイコンがない空いている部分を見つけ、右クリック(controlキーを押しながらクリック)します。
- 以下のようなメニューが表示されます。

- 「整理」を選べば、アイコンが等間隔にすっと並び替えられます。
- 名前順や日付順などで整理したい場合は、その下のオプションを選択します。フォルダ同士、スクリーンショット同士など種類ごとにまとめたいなら「種類」、名前順にしたいなら「名前」を選びましょう。
- さらに「並べ替え」には「最後に開いた日」や「追加日」といった項目もあります。月曜日に撮ったスクリーンショットを探したいときなどに便利です。

Mojaveのスタック機能とは
最新のmacOS Mojaveをインストールしていれば(まだの方はインストールチュートリアルをご覧ください)、デスクトップスタック機能を利用できます。これはデスクトップ上のさまざまなファイルを種類ごとにまとめて表示する新機能で、スペースを確保しながらファイルを探しやすくしてくれます。
実は「スタック」という概念自体はMacにとって新しいものではありません。2007年のMac OS X Leopardで登場した機能で、フォルダをDockにドラッグしておくと、クリックしたときに中身が扇状に展開され、目的のファイルを簡単にクリックできるというものでした。
Mojaveのデスクトップスタックでは、ファイルがデスクトップに散らばるのではなく、グループ化されてまとめられます。急いでデスクトップを片付けたいときは、Finderの「表示」メニューから「スタックを使用」を選ぶだけです。
スタックを有効にすると、デスクトップのファイルがグループごとに積み重ねられて表示されます。デフォルトではファイルの種類別にまとめられるため、画像は画像同士、PDFはPDF同士といった具合にグループ化されます。日付別にスタックすることも可能で、「今日」「昨日」「過去7日間」「過去30日間」、さらには月別・年別でのスタックにも対応しています。
タグ別にスタックすることもできます。保存時にタグを付けている習慣があれば、同じタグの付いたファイルをまとめて確認できて便利です。(ファイル保存時にタグを割り当てておけば、後から同じタグのファイルを一括で集めることができます。)
フォルダはスタックとは別扱いになり、スタックの下に表示されます。
また、新しいファイルをデスクトップにドラッグすると、自動的に該当するスタックに収納されます(その種類のファイルが初めての場合は、新しいスタックが作成されます)。
デスクトップスタックの使い方
Mojaveをインストールしても、デスクトップスタックはデフォルトでは有効になっていません。以下の手順でオンにしましょう。
- デスクトップをクリックし、画面上部にFinderメニューが表示されていることを確認します。
- Finderのメニューバーから「表示」をクリックします。
- 「スタックを使用」をクリックします。
- または、デスクトップを右クリックして「スタックを使用」を選んでもOKです。

- デフォルトではすべてのファイルが「種類」別に整理されますが、「最後に開いた日」や「作成日」など、さまざまな基準で並べ替えることもできます。
- スタックの中身を見たいときは、スタックをクリックするだけで、中のファイルがデスクトップに展開表示されます。いつも通り、デスクトップからメールへのドラッグ&ドロップも可能です。

- スタックの分類方法を選ぶだけでなく、スタック内の内容を並べ替えることもできます。たとえば、画像スタックの中身を日付順に並べるといったことが可能です。
- スタックを右クリックすると、選択したファイルから新規フォルダを作成するなど、さらに多くのオプションにアクセスできます。
- スタックをさらに細かく整理したい場合は、デスクトップを右クリックして「表示オプションを表示」を選択します。リストの上部に「種類ごとにスタック」などのオプションがあり、その下で「追加日」順などに並べ替えられます。
Mojaveのダイナミックデスクトップの設定方法については、こちらの記事も参考にしてください。
古いmacOSでスタック風の機能を実現する方法
Mojaveをインストールしたくない場合は、「スマートフォルダ」を使うことで、スタックに似た効果を得られます。
スマートフォルダの作成手順は以下の通りです。
- Finderを開きます。
- メニューバーの「ファイル」>「新規スマートフォルダ」をクリックします。
- 追加オプション付きのFinderウィンドウが開きます。Mac全体の内容をもとにフォルダを作成する場合は「このMac」を、デスクトップのみを対象にする場合は「Desktop」を選択します。今回はデスクトップスタックを再現するのが目的なので、「Desktop」をクリックします。
- 次に、検索対象のファイルタイプを選びます。ウィンドウ右側の「+」ボタンをクリックしてください。
- ここで「種類」「最後に開いた日」「修正日」「作成日」「名前」「内容」などを選べます。たとえば画像だけを集めたフォルダを作りたい場合は「種類」を選びます。
- 続いて、スマートフォルダに含めたいファイルの種類を指定します。選択肢には「任意の項目」「アプリケーション」「アーカイブ」「書類」「実行可能ファイル」「フォルダ」「イメージ」「ムービー」「ミュージック」「PDF」「プレゼンテーション」「テキスト」「その他」があります。「イメージ」を選べば、デスクトップ上の全画像を集めたスマートフォルダが作れます。

- 画像の種類を絞り込みたい場合(JPEGだけに限定するなど)は、「すべて」の横のプルダウンメニューから「JPEG」を選択します。
- Finderウィンドウに、デスクトップ上のすべての画像が表示されます。ここで終了しても構いませんが、まだ選択肢はあります。もう一度「+」をクリックすれば、条件を追加できます。たとえば「過去10日以内に開いた画像のみ表示する」といったルールを設定できます。
- スマートフォルダの設定が完了したら「保存」をクリックします。

- 最後に、スマートフォルダに名前を付け、保存場所を指定します。
これでスマートフォルダがデスクトップに表示されます。残念ながら、デスクトップスタックのように自動でデスクトップを片付けてくれるわけではありませんが、散らばったファイルをすべてStuffフォルダに放り込んでも、スマートイメージフォルダにはデスクトップ上の全画像が引き続き表示されるというメリットがあります。
(なお、スマートフォルダは画像を移動するわけではなく、実際の場所にある画像へのエイリアスのようなものを作成する仕組みです。)
デスクトップアイコンを小さく(大きく)する方法
デスクトップを少しでも広く見せるために使える「表示オプション」もあります。これはどのバージョンのmacOSでも利用可能です。
デスクトップを右クリックして「表示オプションを表示」を選ぶと、さまざまな設定が現れます。その中にアイコンサイズを変更できるスライダーがあり、デスクトップの空きスペースが足りないときにアイコンを小さくすれば、より多くのファイルを詰め込めます。逆に、見やすさを優先してアイコンを大きくすることもできます。
- 右クリックして「表示オプションを表示」を選択します。
- 「アイコンサイズ」の下にあるスライダーをドラッグします。

背景のグリッドサイズを変更して、フォルダやファイル同士の間隔を狭めることもできます。これもデスクトップに多くの項目を詰め込む手段のひとつです。各アイコンが1マスに収まるイメージで考えると、グリッドサイズを小さくすればマス目が小さくなり、アイコンを密に配置できるというわけです。
- 右クリックして「表示オプションを表示」を選択します。
- 「グリッド間隔」の下にあるスライダーをドラッグします。
デスクトップが散らかるのを防ぐ方法
しかし、こうした作業が面倒だと感じるなら、そもそもすべてがデスクトップに自動保存されないよう設定を変えてしまうのも手です。
デスクトップを埋め尽くす最大の犯人のひとつがスクリーンショットです。スクリーンショットが自動的にデスクトップに保存されるのを止めたい場合は、スクリーンショット専用フォルダを作成しましょう。詳しい手順は「Macのスクリーンショットの保存先を変更する方法」の記事で解説しています。
デスクトップを整理整頓するコツ
ここまでのテクニックでデスクトップの見た目はかなり改善されるはずですが、常にきれいな状態を保つとは限りません。
デスクトップが散らかるのを防ぐ最良の方法は、定期的にちょっとしたデスクトップのお掃除をすることです。Stuffフォルダ以外にも、いくつかフォルダを作るところから始めましょう。たとえば「家族用」「仕事用」「旅行計画用」「その他」のように分けると良いでしょう。あとは週に一度、ファイルをそれぞれのフォルダへドラッグ&ドロップするだけです。
デスクトップスタックを設定していれば、たとえばすべての画像をまとめてイメージフォルダへドラッグするのも簡単です。
デスクトップ上のファイルを素早く見つける方法
デスクトップに100個の項目があっても、名前さえわかれば目的のファイルは見つけられます。
たとえば「Work」という名前のフォルダにジャンプしたい場合は、デスクトップをクリックしてから「W」キーを押します。すると、Wで始まる名前の最初のフォルダやファイルがハイライト表示されます。最初の結果が目的のものと違う場合は、もう一度「W」を押せば次の候補に移動します。
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