Macのフルスクリーンとスプリットビュー(分割画面)の使い方徹底ガイド
Macを使っているとき、複数のアプリのウィンドウを同時に開いていることが多いのではないでしょうか。あるアプリから別のアプリへ細かい情報を確認しに行ったり、ドキュメント間でコピー&ペーストを繰り返したりすることも日常的にあるはずです。macOSには、こうした作業をすっきりと整理し、集中力と効率を高めるための機能がいくつか用意されています。
ひとつは「フルスクリーン」モード。一度に1つのアプリだけに集中したいときに役立ちます。
もうひとつは「スプリットビュー(分割画面)」モード。2つのアプリやドキュメントを画面半分ずつに表示でき、いわば2つのアプリのためのフルスクリーンモードです。
これらのモードを使えば、アプリ単位、さらには同じアプリ内のウィンドウ単位で作業環境を切り離せます。雑然とせず気が散りにくい環境で作業できるため、画面の小さいMacでは特に効果的です。
もちろん、その時点で不要なアプリを最小化したり閉じたりすることも可能ですが、最小化するとDockがごちゃごちゃしてしまいますし、アプリを閉じてしまうと、次に使うときまで起動を待つ時間が発生します。
これらのモードを使う主なメリットは以下の通りです。
- Facebookやメールなどに気を取られにくくなる
- 今取り組んでいる作業に全神経を集中できる
- 写真や動画の編集時に画面全体を活用できる
- 映画やスライドショーの鑑賞にフルスクリーンは最適
アプリをフルスクリーン表示にする方法
フルスクリーンモードは2011年のOS X 10.7 Lionで初めて搭載されました。当時はフルスクリーンのアイコンがSpotlightアイコンの横、画面右上に配置されていましたが、2014年にYosemiteが登場した際、すべてのApple製アプリのメニューバー左上にある「信号機」ボタンが、閉じる(赤)、最小化(黄)、フルスクリーン(緑)という現在の形に変更されました。
フルスクリーンモードへの切り替え手順は以下の通りです。
- 緑色のフルスクリーンボタンをクリックします。
- アプリのウィンドウが拡大し、画面全体に表示されます。
- 通常の表示に戻すにはescキーを押します。
Macでフルスクリーンに切り替えるショートカットキー
フルスクリーンモードを呼び出せるキーボードショートカットはいくつかあります。
- 一部のMacでは、fn(ファンクション)キー+F11でフルスクリーンモードを切り替えられます。
- または、Control+Command+Fでもフルスクリーンモードを呼び出せます。
なお、アプリによっては独自のキーの組み合わせが割り当てられている場合がある点に注意してください。
フルスクリーンモードを解除する方法
フルスクリーンモードを終了する方法はいくつかあります。以下のいずれかを実行してください。
- マウスカーソルを画面上部に移動して信号機ボタンを表示させ、緑色のボタンをクリックする。
- escキーを押す。
- Control+Command+Fを押す。
2つのアプリをフルスクリーンで並べて使う方法
2015年のEl Capitanの登場とともに、フルスクリーン表示に新たな選択肢として「スプリットビュー」が加わりました。スプリットビューを使えば、1つのデスクトップ上で複数のアプリをフルスクリーン状態のまま同時に実行できます。複数のアプリやドキュメントを同時に扱うことが多い方には理想的な機能です。
スプリットビューを有効にする手順は以下の通りです。
- 緑色の「信号機」ボタンをクリックしたまま長押しします。
- するとアプリが画面左側に移動し、右側には開いているすべてのアプリがMission Control表示で現れます。
- 右側に表示されたMission Controlの中から、もう片方で表示したいアプリを選択します。
- 各アプリに正確に画面の50%ずつを割り当てる必要はありません。2つのアプリの間にある仕切りをドラッグすれば、表示比率を自由に調整できます。
これで両方のアプリを並べて使えるようになります。
フルスクリーンのアプリが消えた?見つけ出す方法
2台のディスプレイを同時に使っている場合、片方の画面であるアプリをフルスクリーンにし、もう片方の画面で他のアプリを通常表示にするのはとても便利です。
ただしこの使い方には小さな落とし穴があります。ときどき、フルスクリーンのウィンドウが忽然と消えてしまうことがあるのです。
実際に起こっているのは、別のアプリでの作業に切り替わり、そちらが前面に表示されているという状態です。フルスクリーンのアプリはまだフルスクリーンモードで開いたままですが、別の「スペース」に移動しています。
スペースはmacOSのもうひとつの生産性向上機能で、作業効率を高められるだけでなく、上司の目からSNSなどを隠す用途にも使えます。
フルスクリーンのアプリを見つける方法は次の2つです。
- Dockにあるアプリのアイコンをクリックする。
- Mission Controlキー(F3)を押して各スペースとデスクトップを一覧表示し、フルスクリーンのアプリがあるスペースをクリックする。
デスクトップ同士を見分ける方法
残念ながら、目的のデスクトップを簡単に見つけられるよう、デスクトップやスペースに名前を付けることはできません。各デスクトップで多くのドキュメントを開いていると、どれがどれだか判別するのに苦労します。
そこでおすすめなのが、デスクトップごとに異なる壁紙を設定する方法です。手順は以下の通りです。
- 最初のデスクトップでシステム環境設定を開き、「デスクトップとスクリーンセーバ」パネルに移動して、好みの背景画像を設定します。
- 次にMission Controlを開き、システム環境設定のウィンドウを現在のワークスペースから別のデスクトップへドラッグします(Mission Control画面の右上隅に半透明のデスクトップが現れる位置までドラッグすると、新しいデスクトップを作成できます)。
- 移動先のデスクトップで「デスクトップとスクリーンセーバ」パネルを開き、別の壁紙を選びます。選んだ壁紙はその2番目のデスクトップにのみ表示されます。それぞれの背景設定は再起動後も保持されます。
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