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iPhone・iPad・MacでFaceTime通話を録音する方法【完全ガイド】

離れて暮らす家族が、まるで同じ場所にいるかのような温かい時間を共有できるのがFaceTimeビデオ通話の魅力です。しかし、その会話を録音して後から振り返る機能が標準で用意されていないのは残念なところ。録音ができれば、家族の特別な瞬間を残せるだけでなく、同じ場所に集まれないポッドキャストの共同ホスト同士が番組を収録したり、仕事の打ち合わせを欠席したメンバーが後から内容を確認したりするのにも役立ちます。

FaceTimeアプリ自体に録音機能は搭載されていませんが、別の方法を使えば通話を記録することは可能です。この記事では、iPhone・iPad・MacでFaceTime通話を録音する具体的な手順を解説します(あわせて、録音の合法性についても触れます)。

MacでFaceTime通話を録音する方法

MacはFaceTime通話に最適なデバイスです。特にグループ通話では、大きめの画面のおかげで参加者全員の顔を見やすくなります。また、Macは画面録画が簡単に行えるため、FaceTime通話を録音する環境としてもベストな選択肢といえます。

録音方法は、使用しているmacOSのバージョンによって異なります。macOS Mojave以降では、スクリーンショット機能に画面収録ツールが組み込まれているので、それを利用します。それより前のバージョンではQuickTime Playerを使用しましょう。ここでは両方の方法を紹介します(Mojave以降でもQuickTimeは引き続き使えます)。

画面収録機能を使って録音する(Mojave以降)

Mojaveで導入された「画面収録」ツールを使えば、音声を含む画面上のあらゆる動きを録画できます。手順は以下のとおりです。

  1. Command + Shift + 5キーを押して、スクリーンショットユーティリティを開きます。
  2. 通常のスクリーンショット撮影のほかに、「全体を収録」と「選択部分を収録」のオプションが表示されます。必要な方を選びましょう。
  3. 「全体を収録」を選んだ場合は、「オプション」の横にある「収録」ボタンをクリックするだけです。複数のディスプレイを接続している場合は、収録ボタンをクリックしたまま長押しすると「画面1」「画面2」を選択できます。
  4. 画面の一部だけを録画したい場合は「選択部分を収録」を選択します。録画開始前に範囲を指定するか、枠をドラッグして範囲を決められます。
  5. 音声も録音したい場合は、マイクの設定が必須です。「オプション」をクリックし、「内蔵マイク」を選択してください。これを忘れると音声が記録されません!
  6. 準備ができたら「収録」をクリックして録画を開始します。
  7. 画面上部のメニューバーに小さな停止ボタンが表示されるので、録画を終えたいタイミングでクリックしましょう。

この操作は、FaceTime通話をかける前でも通話中でも行えます。録画中も通常どおり画面を操作できるので安心です。

録画を停止するときは、画面上部のメニューバーに現れた停止ボタンをクリックします。あるいはCommand + Shift + 5を押して、ツールバーの停止ボタンを使っても構いません。

録画ファイルはデスクトップに保存されます。「デスクトップスタック」を利用している場合は「ムービー」のスタック内に表示されます。動画ファイルをクリックすれば、QuickTime Playerで再生できます。

QuickTime Playerを使って録音する

Mojaveより前のmacOSを使っている場合、あるいは別の方法をお探しの場合は、MacにプリインストールされているQuickTime Playerを利用しましょう。

  1. Command + SpaceでSpotlight検索を開き、「QuickTime」と入力してアプリを起動します。
  2. メニューから「ファイル > 新規画面収録」を選択します(DockのQuickTime Playerアイコンを右クリックして「新規画面収録」を選んでもOK)。赤い録画ボタンをクリックすると全画面の録画が始まり、FaceTimeウィンドウ上をドラッグすれば、その部分だけを録画することもできます。
  3. 先ほどと同様、音声も録音したい場合は、録画ボタンの横にある下向き矢印をクリックしてマイクを選択しておきましょう。
  4. FaceTime通話を開始します。会話が終わったら、画面上部のメニューバーの録画アイコンをクリックするか、DockのQuickTimeアイコンを右クリックして「録画を停止」を選択します。
  5. 録画が完了するとウィンドウが表示されて動画を確認できます。問題なければ「ファイル > 保存」を選びましょう。

iPhone/iPadでFaceTime通話を録音する方法

FaceTimeはMacよりもiPhoneやiPadで使われることの方が多いのですが、残念ながら通話の録音はMacより難しくなっています。以下に主な方法を紹介します。

iOSの画面収録機能を使う

iOS 11以降、コントロールセンターには画面収録機能が搭載されています。ただしこの機能は、法的な理由とみられる設計により、特定のアプリでは映像のみを記録し、音声は録音できないようになっています。そしてFaceTimeは、まさに音声が録音できないアプリの一つなのです。

とはいえ、音声なしでもFaceTime通話の映像だけ記録できれば十分というケースであれば、この方法が間違いなく最も簡単です。

まず、コントロールセンターに録画ボタンが表示されているか確認しましょう。画面下端から上へスワイプします(iPadの場合、短くスワイプするとDockしか表示されないので、さらにスワイプを続けてください)。小さな白い丸の周りに大きな白い円があるアイコンが、画面収録ボタンです。

もし見当たらない場合は、設定からコントロールセンターへの追加が必要です。「設定 > コントロールセンター > コントロールをカスタマイズ」と進み、一覧を下にスクロールして「画面収録」の横にある緑のプラスマークをタップしてください。

準備ができたら、以下の手順でFaceTime通話の映像を録画します。

  1. コントロールセンターを開きます。
  2. 画面収録アイコンをタップします(3秒のカウントダウンの後、画面上部に赤いバーが表示され、録画中であることを示します)。
  3. FaceTime通話を開始します。
  4. 通話が終わったら、再びコントロールセンターを開いて録画アイコンをタップします。動画は「写真」アプリに保存されます。

この方法は音声が記録できないだけでなく、動作が不安定なこともあります。実際、画面収録を開始した後に同僚からFaceTimeの着信を受けてみたところ、通話に応答した時点で録画が終了してしまうことがありました。

なお、片側の音声だけなら録音できる裏ワザがあります。画面収録アイコンを強く長押しするとマイクを有効にするオプションが現れ、デバイスのマイクが拾った音声を記録できるのです。ただしこれは自分側の音声のみで、相手の声は録音できません。

Mac経由でiPhoneの画面を録音する

正直なところ、この方法は少し回りくどく感じるかもしれません。どうせMacを用意するなら、最初からMacで通話すればよいからです。しかし、どうしてもiOSデバイスで通話しながら、双方向の音声込みで録音したいという場合には、これが最善の解決策となります。

iPhoneまたはiPadをMacに接続し、iOSデバイスのロックを解除して、MacでQuickTime Playerを開きます。メニューから「ファイル > 新規ムービー収録」を選択してください。

新しいウィンドウが開き、MacのWebカメラの映像が表示されますが、ここで使いたいのはiOSデバイスの画面です。赤い録画ボタンの右側にある矢印をクリックすると、「カメラ」のリストにiPhoneやiPadが表示されるので、それを選択しましょう。

うまくいけば、ウィンドウの表示がiPhoneの画面に切り替わります。準備ができたら赤いボタンをクリックして録画を開始し、FaceTime通話を始めましょう。以降の手順はMacでの録画と同じです。終了時に上部メニューバーの停止ボタンをクリックするか、Dockのアイコンを右クリックして録画を止め、満足のいく仕上がりなら動画を保存します。

FaceTime通話の録音は違法?知っておきたい法律上の注意点

通話の双方が同意していれば、FaceTime通話を録音することに問題はありません。一方、相手に知らせずにこっそり録音することが許されるかどうかは、録音する側とされる側の所在地によって異なり、国や州の法律を確認する必要があります。基本的な原則としては、音声の録音については、電話の録音と同じプライバシー関連法令が適用されます。

イングランドとウェールズでは、自分専用の用途に限れば、相手に知らせずに通話を録音することが認められています(発覚すればプライバシー侵害と見なされる可能性はありますが、仮にそうなっても民事上の問題にとどまります)。ただし、通話内容を第三者と共有したい場合は、事前に通話当事者全員に通知するか、事後に同意を得る必要があります。通知後も通話を続けることで、黙示の同意が成立したと判断される場合もあります。

アメリカでは11の州が「全員同意」(two-party / all-party consent)を採用しており、通話に参加している全員が録音されている旨を告知されている必要があります。残りの39州は「片方同意」(one-party consent)で、あなた自身が通話の当事者であれば、相手に確認せずに録音できます。通話者が異なる州にいる場合は、より厳しい規制が適用されるという判例があります。また、たとえ両者が片方同意の州に住んでいても、録音を第三者に共有すればプライバシー侵害で訴訟を起こされるリスクは残る点に注意しましょう。

こうした基本原則のほかにも、いくつか複雑な要素やグレーゾーンが存在します。たとえば企業は、法令遵守の証明のために特定の通話の録音が認められたり、義務付けられたりすることがあります。またジャーナリストは、公共の利益になると証明できれば、秘密裏に録音した内容を公開できる場合があります。一般的なアドバイスとしては、可能な限り相手の同意を得るか、少なくとも録音することを伝えておくこと。それが難しい状況では、個別のケースについて専門家の法的助言を受けることをおすすめします。

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