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Macのストレージを大幅節約!安全に削除できるmacOSフォルダ6選

Macのディスク容量が不足すると、ストレージだけでなく処理速度にも悪影響が及び、さまざまなトラブルの原因になります。「書類」「ダウンロード」「デスクトップ」フォルダ内のファイルを削除するのも一つの手ですが、実は見えにくい場所に、削除しても問題ない不要ファイルが大量に眠っていることが少なくありません。

macOSには、バックグラウンドで動作するフォルダや、通常では見つけにくいフォルダが数多く存在し、これらがかなりのディスク容量を占有している場合があります。本記事では、Macに損傷を与えることなく安全に削除できるフォルダを6つご紹介します。

1. Apple Mailの添付ファイルフォルダ

Apple純正の「メール」アプリは、受信メッセージのキャッシュと添付ファイルをすべてローカルに保存します。これはオフラインでもメールを読めるようにしたり、Spotlightでメッセージを検索できるようにするためです。まずは、メールアプリがどれほどの容量を消費しているか確認してみましょう。

Finderを開いてShift + Cmd + Gキーを押すと「フォルダへ移動」ウィンドウが表示されます。ここに~/Library/Mailと入力すると、Mailフォルダへ直接アクセスできます。フォルダをControlクリックして「情報を見る」を選択し、サイズを確認してください。もしサイズがギガバイト単位、あるいは数百メガバイトを超えているなら、古いメールや添付ファイルの削除を検討しましょう。

添付ファイルを削除する方法

個別に削除する場合は、対象のメッセージを選択し、メッセージ > 添付ファイルを取り除くをクリックします。この方法では、メールアプリから削除した添付ファイルがメールサーバーからも削除される点に注意してください。

添付ファイルをまとめて削除したい場合は、スマートフォルダを作成して「添付ファイル付きのメール」だけを抽出するのが便利です。メッセージをサイズ順に並べ替えれば、容量の大きい添付ファイルから優先的に削除できます。

もうひとつの方法として、フォルダから直接添付ファイルを削除することも可能です。この場合、ファイルはメールサーバー上には残りますが、Macからは削除され、ディスク容量を節約できます。以下のフォルダを開いてください。~/Library/Mail/V6

なお、macOS High Sierraではフォルダ名はV5になります。

このフォルダを開くと、登録済みのメールアカウントがすべて表示されます。アカウントを選び、ランダムな文字列で名付けられたフォルダを開いていくと、その奥にAttachments(添付ファイル)フォルダがあります。

手作業でこれらのファイルを探して削除するのは時間がかかります。もっと手早く済ませるなら、Finderの検索バーに「Attachments」と入力し、結果を種類で並べ替えて、添付ファイルフォルダだけを表示させましょう。バックアップが必要なら外部ドライブにコピーしてから、ファイルを削除してください。

添付ファイルの自動ダウンロードを止める方法

さらに容量を節約したいなら、メールアプリによる添付ファイルの自動ダウンロードを無効にしましょう。メール > 環境設定 > アカウントを開き、左側のリストから任意のメールアカウントを選択して、右側の「アカウント情報」をクリックします。

添付ファイルをダウンロードのプルダウンメニューから「なし」を選択してください。この設定にすると、画像、PDF、動画・音声ファイルなど、あらゆるメディア添付ファイルが自動的にダウンロードされなくなります。「最近」を選んだ場合は、過去15か月以内に受信した添付ファイルのみがダウンロードされます。

2. 過去のiTunesバックアップと大容量ファイル

iTunesで作成したiOSデバイスのバックアップは、Macのディスク容量を大きく圧迫しがちです。バックアップにはスマートフォン内の全ファイルに加えて、設定情報、通話履歴、テキストメッセージ、お気に入りの連絡先など、再現が難しい個人データまで含まれています。

古いバックアップを削除するには、Finderを開いてShift + Cmd + Gで「フォルダへ移動」を表示し、次のパスを入力します。~/Library/Application Support/MobileSync/Backup

どれを削除すればよいかわからないときは、ファイルを選択してスペースキーを押し、クイックルックで「最終更新日」を確認すると判断しやすくなります。また、Macのストレージ容量が貴重なら、iOSバックアップの保存先をiCloudに変更するのも有効な選択肢です。

大容量の音楽ファイル

音楽好きで頻繁に新曲をダウンロードしているなら、ファイル形式によるサイズ差に注意が必要です。iTunes StoreやAmazon Musicなどの人気サイトからダウンロードした楽曲は形式がさまざまで、WAVのようなロスレス(可逆圧縮・非圧縮)形式は高音質MP3の10倍近いサイズになることもありますが、聴感上の違いはわずかです。

これらのファイルを見つけるには、「ミュージック」アプリですべての曲を表示し、列見出しをControlクリックして「サイズ」列を追加します。サイズ順に並べ替えれば、もう不要になった古い曲や大容量ファイルを簡単に特定できます。あるいは、ファイル > 変換 > iPodまたはiPhoneバージョンを作成から、ロスレスファイルをMP3に変換するのも一案です。このオプションがグレーアウトしている場合は、Audacityなどのサードパーティ製ソフトを利用しましょう。

3. 古いiPhotoライブラリ

AppleはiPhotoを廃止して「写真」アプリに置き換えましたが、多くのユーザーの移行はゆっくりと進んできました。移行を決意したら、作業自体はとても簡単です。「写真」アプリを初めて起動すると、自動的に~/Picturesフォルダ内のiPhotoライブラリが検索されます。

移行が完了すると、Mac上には古いiPhotoライブラリと新しい写真ライブラリの2つが並存することになります。まず「写真」アプリを開いて、欠けている情報や画像がないか確認しましょう。問題なければ、iPhotoライブラリを外付けハードドライブにコピーしてバックアップを取り、メインドライブから削除します。

写真ライブラリが大規模な場合、この操作だけでかなりのディスク容量を回収できます。写真はストレージを大量に消費するファイル類型なので、ライブラリ全体をiCloudや外付けドライブへ移すことも併せて検討するとよいでしょう。

4. アンインストール済みアプリの残骸ファイル

Macアプリをゴミ箱に入れても、関連ファイルがすべて消えるわけではありません。キャッシュ、環境設定ファイル、プラグインなどがMac内に残り続けることがあります。使わなくなったアプリの残骸ファイルは安全に削除できますが、その保存場所を把握しておく必要があります。多くは「ライブラリ」フォルダ内に格納されています。

環境設定ファイルは主に以下の場所にあります。

  • ~/Library/Preferences
  • /Library/Preferences
  • ~/Library/Application Support/[アプリ名または開発元名]
  • /Library/Application Support/[アプリ名または開発元名]
  • ~/Library/Containers/[アプリ名]/Data/Library/Preferences

キャッシュ関連のファイルは以下の場所に保存されています。

  • ~/Library/Caches
  • /Library/Caches
  • ~/Library/Containers/[アプリ名]/Data/Library/Caches/[アプリ名]
  • ~/Library/Saved Application State

これらのファイルは標準的な命名規則に従っており、会社名、アプリ識別子、そして末尾にプロパティリスト拡張子(.plist)が含まれます。独自の命名規則を使う開発者もありますが、アプリ名に注目して探せば見つけられるはずです。

手動で探すのが面倒な場合は、こうした残留ファイルの検出と削除に特化したアンインストーラユーティリティを活用するのがおすすめです。

AppCleaner

AppCleanerは無料で使えるユーティリティで、データを残さずにMacアプリを完全アンインストールできます。キャッシュ、環境設定ファイル、アプリに同梱されていたサポート関連ファイルまでまとめて削除可能です。

アプリ名を入力してEnterキーを押すと結果が表示されるので、「削除」をクリックするだけです。ただし、すでに削除済みアプリの残骸までは掃除できない点に注意してください。

App Cleaner & Uninstaller

App Cleaner & Uninstallerは、アプリをシステムから丸ごと削除するためのアンインストーラアプリです。無料版でも、不要なアプリの削除、以前に削除したアプリの残留ファイルの一掃、アプリの合計サイズ確認、アプリを初期状態へのリセットといった機能が利用できます。

プレミアム版にアップグレードすると、システム拡張機能の削除、LaunchAgentsの無効化、システムファイルの残骸削除なども行えるようになります。

5. 不要なプリンタ・スキャナドライバ

最近のMac対応プリンタやスキャナは、基本的な機能であればドライバなしで動作します。しかし、対応技術を持たない古い機器の場合、Macが使用に必要なドライバを自動的にインストールすることがあります。

プリンタを削除するには、システム環境設定 > プリンタとスキャナを開き、リストから対象のプリンタを選んで「削除」をクリックします。多くの場合、プリンタメーカーは専用のアンインストーラユーティリティを提供しているので、そちらを利用するのもよいでしょう。さらに、次のフォルダを開きます。Macintosh HD/Library/Printers

ここに残っているプリンタやスキャナ関連のファイルを削除してください。前述のアンインストーラ系アプリを活用するのも効果的です。

6. キャッシュとログファイル

macOSが日常的な動作のためにディスク容量を使用するのは正常な挙動です。ブラウザは新しいデータをダウンロードし、アプリは最適なパフォーマンスのためにキャッシュを作成し、ログファイルはトラブル発生時の調査に役立つ情報を記録しています。ディスク容量が逼迫しているときは、アプリやシステム関連のキャッシュを削除しても問題ありません。

ただし、キャッシュやログの削除を毎週の定期メンテナンスに組み込むのは避けましょう。Macの動作が本来より遅くなったり、発生した問題の追跡や分析ができなくなったりする恐れがあります。

ログファイル

ログファイルは以下のフォルダに保存されています。

  • /private/var/log
  • ~/Library/Logs/Library/Logs

Macは定期的にメンテナンススクリプトを実行し、古いログファイルを圧縮したり新しいものと入れ替えたりしています。メンテナンススクリプトが最後に実行された日時を確認するには、ターミナルを開いてls -al /var/log/*outと入力します。

サードパーティ製のディスク解析アプリを使えば、ログファイルのサイズをチェックできます。異常に肥大化している場合は、内容を確認してから削除しましょう。

キャッシュ

キャッシュの破損はmacOSでよくある問題で、多くのアプリ不具合の原因となります。キャッシュファイルは隠しファイルであるため、破損に起因するトラブルは発見が難しいのが実情です。

この問題は、キャッシュファイルを完全に削除することで解決できます。OnyXやCleanMyMacなどのツールを使えば、キャッシュとログファイルをまとめて削除可能です。

Google Chrome、Discord、Steam、Spotify、Slack、Microsoft Teamsなどのアプリのキャッシュは、削除しても比較的安全だとされています。これらは以下の場所にあります。

  • ~/Library/Caches
  • ~/Library/Application Support/[アプリ名]/Caches

Chromeの場合は少し複雑で、こちらを確認してください。~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Service Worker/Cache Storage

自信がないものは削除しない

ディスク容量が不足してきたら、本記事で紹介したmacOSフォルダをひとつずつ確認し、それぞれがどれほどの容量を占めているか調べてみてください。容量が必要になったときは、これらのフォルダを安全に削除できます。万が一に備えて、必ず最新のバックアップを用意しておきましょう。

ときには、聞き慣れない名前のディレクトリが大量のディスク容量を消費していることもあります。しかし、絶対に触ってはいけないmacOSフォルダもあるため、内容が不明なものは安易に変更しないことが大切です。

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