Macでカーリークォート(曲線引用符)を使いこなして、タイポグラフィをプロフェッショナルに仕上げる方法
プロフェッショナルなタイポグラフィの世界では、引用符にはカーリークォート(曲線引用符)を使用するのが正しい作法とされています。ストレートクォート(直線引用符)はタイプライター時代の名残であり、現代の組版では避けるべきものです。
ストレートクォートとカーリークォートの違い
まずは見た目の違いを確認してみましょう。こちらがストレートな開き・閉じ二重引用符です。
" "
そして、こちらがカーリーな開き・閉じ二重引用符です。
“ ”
一見よく似ていますが、カーリークォートはそれぞれ開きと閉じで形が異なり、文章に洗練された印象を与えます。
良いタイポグラフィと悪いタイポグラフィの例
例えば、以下のような表記は悪いタイポグラフィの典型例です。
"The typewriter is a thing of the past"
一方、こちらが良いタイポグラフィの例です。
“The typewriter is a thing of the past”
開き引用符と閉じ引用符が正しく使い分けられていることで、テキスト全体の品格が大きく変わります。書籍や雑誌、ブランドサイトなど、デザインの質が求められる場面では特に重要なポイントです。
Macでのカーリークォート入力方法
Macのキーボードでカーリークォートを入力する方法は以下の通りです。
- ストレートな二重引用符(開き・閉じ共通):
Shift + 2 - 開きカーリークォート(
“):Alt/Option + 2 - 閉じカーリークォート(
”):Alt/Option + Shift + 2
ストレートクォートはShift + 2だけで開き・閉じの両方に入力できるのに対し、カーリークォートは開きと閉じでキー操作が異なる点に注意しましょう。
補足:スマート引用符の自動変換機能
Macでは、システム環境設定(またはシステム設定)の「キーボード」→「ユーザ辞書」から「スマート引用符」を有効にしておくと、通常の引用符入力が自動的にカーリークォートへ変換されます。PagesやKeynoteなどのApple製アプリではデフォルトで有効になっていることも多く、長文を執筆する際に非常に便利です。
ただし、コードエディタやプログラミング作業ではストレートクォートが必要になるため、用途に応じて設定を使い分けるのがおすすめです。
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