Windows 10
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Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法

Windowsのバージョンにかかわらず、Windows OSを使用するにはユーザーアカウントの作成が必要です。最初に作成したアカウントは、既定で管理者(Administrator)アカウントになります。管理者アカウントでは、他の種類のアカウントでは制限される操作も実行できます。

自分一人だけでPCを使用しているのであれば、管理者アカウントのままでも問題ありません。しかし、家族や友人とPCを共有している場合は、標準ユーザーを作成するのが最適な選択肢となります。

Windows 10のアカウントの種類

以前のWindowsには「管理者」「標準」「ゲスト」の3種類のアカウントが存在しましたが、Windows 10では「管理者」と「標準」の2種類のみになりました。

  • 管理者アカウント:プログラムのインストールや、作業に昇格が必要な際のUAC(ユーザーアカウント制御)への対応など、すべての操作を行えます。
  • 標準アカウント:PCの利用は可能ですが、プログラムのインストールはできず、管理者アカウントとパスワードがないとUACを通過できません。

通常、お子さん用のアカウントは標準にすることが多いでしょう。PCの設定を見られたり、勝手に変更されたりするのを防ぐためです。しかし、子どもが成長して、より多くの権限を与えたくなった場合はどうすればよいのでしょうか? そのとき必要になるのがユーザーアカウントの種類の変更です。

本記事では、Windows 10でアカウントの種類を変更する以下の3つの方法を詳しく解説します。

  1. 設定アプリを使用する
  2. ユーザーアカウント(コントロールパネル)から変更する
  3. コマンドプロンプトを使用する

1. 設定アプリでユーザーアカウントの種類を変更する

Windows 10では、設定アプリから簡単にアカウントの種類を変更できます。以下の手順に従ってください。

  • Windowsキー + I を同時に押して、設定を開きます。
  • 設定の一覧から「アカウント」を探してクリックします。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 左側のペインから「その他のユーザー/ファミリーとその他のユーザー」を選択します。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 「その他のユーザー」の下に、PC上のアカウント一覧が表示されます。種類を変更したいアカウントをクリックしてください。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 該当するユーザーアカウントの下にある「アカウントの変更」をクリックします。
  • アカウントの種類の変更」という新しいウィンドウが開くので、ドロップダウンメニューから「管理者」を選択します。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 最後に「OK」をクリックして完了です。

補足:同じ手順で、管理者アカウントを標準アカウントに変更することもできます。

2. ユーザーアカウント(コントロールパネル)から変更する

コントロールパネルの「ユーザーアカウント」からも、アカウントの種類を変更できます。以下の手順を試してみてください。

  • Windowsキー + X を同時に押して「クイックリンクメニュー」を開き、一覧から「コントロールパネル」をクリックします。
  • 補足:スタートメニュー横の検索バーに「コントロールパネル」と入力してEnterキーを押しても開けます。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 「ユーザーアカウント」の項目から「アカウントの種類の変更」をクリックします。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • ユーザーアカウントのウィンドウにユーザーの一覧が表示されます。種類を変更したいユーザーアカウントをクリックしてください。

補足:Windowsキー + R で「ファイル名を指定して実行」を開き、「netplwiz」と入力してEnterキーを押すことでも、ユーザーアカウントの画面を直接開けます。

  • プロパティ」をクリックし、「グループ メンバーシップ」タブに移動します。
  • ウィンドウ内でアカウントの種類を変更します。「管理者」または「標準ユーザー」を選択し、「適用」→「OK」の順にクリックして変更を保存しましょう。

3. コマンドプロンプトで変更する

PCに精通しており、コマンドプロンプトを使いこなしたい方には、この方法がおすすめです。

  • Windowsキー + X を同時に押してクイックリンクメニューを開き、「コマンドプロンプト(管理者)」を選択します。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法

補足:スタートメニュー横の検索バーに「CMD」と入力し、表示された「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択してもOKです。

Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法

  • コマンドプロンプトのウィンドウが開いたら、次のコマンドを入力してEnterキーを押すと、アカウントが管理者グループに追加されます。
    net localgroup Administrators "account-name" /add
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 続いて、以下のコマンドを入力してEnterキーを押すと、アカウントが標準ユーザーに変更されます。
    net localgroup Administrators "account-name" /delete
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法

補足:管理者アカウントは、既定で「Administrators」と「Users」の両方のグループに属しています。そのため、標準ユーザーアカウントにするには、管理者グループから削除するだけで十分です。

  • アカウントが標準ユーザーになったか確認するには、コマンドプロンプトで「net localgroup Users」と入力します。
    Windows 10でユーザーアカウントの種類を変更する3つの方法
  • 表示された一覧の中に該当アカウントがあれば、追加の操作は不要です。もし見当たらない場合は、次のコマンドを使用してください。

net localgroup Users test /add

まとめ

以上が、Windows 10でアカウントの種類を「標準」から「管理者」へ、あるいはその逆に変更するための方法です。設定アプリ・コントロールパネル・コマンドプロンプトの3つの手段を状況に応じて使い分ければ、PC上のユーザーごとに権限を許可したり制限したりでき、システムを常に安全にコントロールできます。

  1. Windows 8.1/8でユーザーアカウントの種類を変更する2つの方法

    標準ユーザーアカウントを、コンピューターに対するすべての権限と特権を持つ管理者アカウントに変更したいと思ったことはありませんか?あるいは、管理者アカウントを標準ユーザーアカウントに変更して、その権限を制限したいというケースもあるでしょう。実は、この操作はとても簡単です。この記事では、Windows 8.1/8でユーザーのアカウントの種類を変更する方法を2つご紹介します。 方法1:コントロールパネルからアカウントの種類を変更する ここでは、Windows 8.1/8でユーザーアカウントを管理者に変更する手順を例に説明します。実際には、どのような種類の変更を行いたい場合でも、以下の手順に従うだけ

  2. Windows 10 / Windows 11でアカウント名を変更する3つの方法【初心者向け完全ガイド】

    Windowsパソコンのアカウント名を変更したいと思ったことはありませんか?初期設定のときに本名を入力しなかった方や、入力したものの今では別の名前に変えたいと考えている方もいるでしょう。 理由が何であれ、Windowsでは比較的簡単にアカウント名を変更できます。この記事では、Windows 10とWindows 11の両方でアカウント名を変更する方法を詳しく解説します。 それでは始めましょう。 1. 「ユーザーアカウント」画面(netplwiz)からアカウント名を変更する 「ファイル名を指定して実行」から呼び出せる「ユーザーアカウント」画面を使えば、アカウント名を素早く変更できます。手順は以下