Windows 8/10でアプリをサイドローディングする方法|設定手順とリスクを解説
Windows 8でMicrosoftのOSに「アプリ」という概念が初めて導入されました。しかし当時は、公式ストア以外からアプリをインストールしようとすると、その手順がかなり複雑でした。幸いなことに、Windows 10ではこのプロセスが大幅に簡素化されています。
設定を少し変更するだけで、どこからでもアプリをインストールできるようになります。もちろん、それには多少のリスクも伴います。この記事では、Windows 8と10それぞれでの具体的な手順と、サイドローディングの意味について解説します。
記事を読み終えたら、ぜひコメント欄であなたのサイドローディング体験を教えてください。
ユニバーサルアプリとは?
ユニバーサルアプリはWindows 8で導入されました。これは、Microsoftがクロスプラットフォームエコシステムの推進に力を入れているためです。例えば、WindowsのデスクトップPC、スマートフォン、タブレットを一貫して使い、真の「Windowsユーザー」になる——そんな構想のもとに作られました。
これらのアプリは、開発者がさまざまなデバイス向けに製品を作りやすくするための仕組みです。異なる画面サイズや入力方法への対応も容易になり、単一の公式ストアから一括でダウンロードできる点も特徴です。
ユーザーにとってのメリットは、使用しているプログラムやツールがすべてのデバイスでサポートされ、データをシームレスに共有できることです。
一方で、MicrosoftはWindows 8においてアプリの入手先を公式ストアのみに厳しく制限していました。サードパーティ製アプリをインストールする「サイドローディング」を行いたくても、直感的な操作はできませんでした。ところがWindows 10では方針が緩和され、設定画面から直接サイドローディングを有効化できるようになったのです。
サイドローディングにはどんなリスクがある?
公式のWindowsストアからアプリをダウンロードすれば、アプリが信頼できる公式ソースから提供されていることが保証されます。Microsoftはストアに掲載されるすべてのアプリを審査することになっているため、エンドユーザーにとってはより高いレベルのセキュリティと保護が期待できます。
しかし、サイドローディングを有効にすると、出所を問わずアプリをインストールできるようになります。その結果、マルウェアやトラッキングツールなど、悪意のあるソフトウェアをシステムに取り込んでしまう危険性が生じます。
ただし、これは通常のデスクトップ用プログラムをダウンロードする場合と同じリスクですので、過度に恐れる必要はありません。大切なのは、ダウンロード元に注意を払い、信頼できる開発者からのみ入手すること。アプリであれプログラムであれ、適用すべき基本ルールは同じです。
Windows 8でサイドローディングを有効にする方法
Windows 8でアプリをサイドロードするには、「開発者ライセンス」が必要です。これは自分のシステム上でアプリを開発・テストするために発行されるものです。ライセンスは誰でも取得できますが、Microsoftは実際に開発者でないと判断した場合、アカウントからライセンスを取り消す可能性があると警告しています。
開発者ライセンスを取得するには、まずシステム検索でPowerShellを探し、検索結果を右クリックして[管理者として実行]を選択します。PowerShellが起動したら、次のコマンドを入力してください。
Show-WindowsDeveloperLicenseRegistration
入力後、Enterキーを押します。開発者ライセンスの目的を説明する通知がポップアップ表示されるので、同意する場合は[同意する(I Agree)]をクリックします。続いて、ライセンスと紐付けるMicrosoftアカウントのメールアドレスとパスワードを入力します。
次に、アプリを実際にサイドロードするには、PowerShell経由でインストールを行います。PowerShellを再度開き、以下のコマンドを入力しましょう。「C:\AppName.appx」の部分は、インストールしたいアプリファイルの保存場所とファイル名に置き換えてください。
Add-AppxPackage C:\AppName.appx
なお、この手順は海外サイトHow-To Geekで紹介されていたものです。
Windows 10でサイドローディングを有効にする方法
まず、Ctrl + Iキーを押して設定メニューを開き、[更新とセキュリティ]をクリックします。次に、左側のナビゲーションから[開発者向け]を選択します。
[サイドロード アプリ]を選択すると、Windowsストア外からのインストールに関する警告メッセージ(前述のリスク内容)が表示されるので、内容を確認します。問題なければ[はい]をクリックしてサイドローディングを有効にします。
これで完了です!以降は、提供元を問わず任意のアプリをデバイスにインストールできるようになります。
さあ、サイドローディングを始めよう
Windows 10をお使いなら、サイドローディングは格段に簡単かつ確実なプロセスになっています。Windows 8でも不可能ではありませんが、確実性に欠け、Microsoftからの正式なサポートも期待できません。
従来のデスクトッププログラムと同様に、公式のWindowsストア以外からアプリをダウンロードする際は、常に慎重さを忘れないでください。Windowsに内蔵されたマルウェア対策機能もある程度役立ちますが、すべての脅威を検出できるわけではありません。
あなたはサイドローディングを試してみますか?おすすめの非公式アプリがあれば、ぜひ教えてください。
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