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Macで実際に使える代替OS 8選|Windows・Linux環境を手軽に構築する方法

MacBook、Mac mini、Mac Proを手に入れて一番嬉しいのは、Apple製の優れたオペレーティングシステム(OS)であるmacOS(旧OS X)でしょう。しかし、だからといって他の優れたOSを試してはいけないわけではありません。かつて盛んだった「Windows vs Mac vs Linux」論争は今や過去のもの。ここで新しい世界に足を踏み入れてみませんか?

この記事の目的は、単にMac向けの最良の代替OSを探すことだけではありません。簡単にインストールでき、Macのキーボードとも問題なく連携し、面倒なドライバーの追加作業などをほとんど必要とせず、既存のハードウェアをそのまま活かせること。つまり「ストレスなく使えること」を重視して選んでいます。

始める前に

Macで新しいOSを試す方法はいくつかあります。

  • VirtualBoxなどで仮想環境を作り、新OSをエミュレートする
  • LinuxのLive USBメモリから起動して試す
  • 2つのOSを並べてインストールする(デュアルブート)
  • macOSを消去して、まったく新しいOSに入れ替える

どの方法を選ぶべきか迷ったら、1台のPCで複数のOSを運用することのメリット・デメリットをまとめた解説記事を先に読んでおくと判断しやすくなります。

どれを選ぶにせよ、必ず最初にMacのバックアップを取りましょう。Time Machine対応のNASやWindows共有フォルダをバックアップ先にすれば、より手軽に運用できます。以下のOSをインストールする前に、データのバックアップは必ず行ってください。

また、元に戻したくなったときのために、macOSを再インストールできる復旧パーティションが用意されていることも確認しておきましょう。可能であれば、Windows用の標準的なUSBキーボードとマウスを用意しておくのもおすすめです。Apple純正の周辺機器よりも、多くのLinuxディストリビューションとの相性が格段に良いのです。

準備が整ったら、MacBookなどのApple製コンピュータで使えるOSを順番に見ていきましょう。

Windows 10

意外に思われるかもしれませんが、Macで最も快適に動作する代替OSは、Appleファンが嫌いだと公言しがちなあの「Windows」です。MicrosoftのOSをインストールしたいなら、現時点で最新かつ完成度の高いWindows 10を選ぶのが賢明です。

Windows 10は既存のAppleハードウェアと驚くほど相性が良く、特別なドライバーをほとんど追加インストールする必要がありません。サードパーティ製の周辺機器の接続もスムーズです。さらに、MacBook Proや新型iMacに搭載された高解像度Retinaディスプレイにもしっかり対応しています。

MacへのWindowsのインストール方法は主に4通りあり、それぞれメリット・デメリットがあります。macOSに標準搭載されている「Boot Campアシスタント」を使うのが、最も安価で手軽な方法です。

Ubuntu 15.10

「なぜMacBookでLinuxを?」と思うかもしれませんが、理由はたくさんあります。Ubuntuは最も人気のあるLinuxディストリビューションのひとつで、Macでのセットアップの手間が最小限という大きな魅力があります。ドライバーの大半はプリインストールされており、個別に探して導入が必要なのはごく一部だけです。

デフォルトのUnityデスクトップ環境は、Macの高DPI(HiDPI)Retinaディスプレイにも対応しています。まだ完璧ではありませんが、かなり実用的に動作します。もし表示がうまくいかない場合は、LinuxのHiDPI表示を改善するガイドを参考にすると良いでしょう。

おそらく最も重要なのは、Ubuntuがサードパーティ製アプリや機器を上手に認識してくれる点です。実際にApple純正キーボードやMagic Trackpadを接続してみましたが、すぐに認識されました。MacのファンクションキーやCommandキーなども問題なく動作します。

Ubuntuを初めて使う方は、まず初心者向けガイドに目を通しておくと安心です。

Linux Mint 17 Cinnamon

Retinaディスプレイ搭載のMacBookをお使いなら、Linux Mint 17がベストチョイスかもしれません。Cinnamonデスクトップ環境はHiDPIを最初からサポートしており、細かい設定変更なしでも美しく表示されます。

MintはLinux初心者にとって最高の入り口となるディストリビューションで、「Ubuntuキラー」と呼ばれることもあります。WindowsやUbuntuと同様、ドライバーをほとんど追加インストールせずに使い始められます。

Retina MacBook ProにMintを完璧にセットアップするガイドによると、Wi-Fiドライバーの更新は必要ですが、NVIDIAグラフィックドライバーはそのまま維持し、トラックパッドの設定を少し調整すれば快適に使えるそうです。ただし、Magic Mouseを使用している場合には接続に問題が生じることがあるので注意しましょう。

とはいえ、スピーカー、Wi-Fi、プラグアンドプレイ対応プリンターの接続などは、ほぼ問題なく動作します。

Elementary OS

OS Xの見た目や操作感が好きだけどLinuxを試したい、という方にはElementary OSがぴったりです。このOSのデザインはOS Xから強い影響を受けており、MacBookに最初から備わっていたかのような自然な雰囲気があります。

編集スタッフの中にも、ElementaryをメインブートOSとして愛用している者がいます。人気が高まり続けており、頻繁にアップデートが提供され、堅牢なシステムへと進化しています。GNOMEデスクトップ環境を採用しているためRetinaディスプレイにも対応できますが、適切に設定するには「GNOME Tweak Tool」のインストールが必要になるかもしれません。

MacBookでElementary OSを使う際の唯一の難点はWi-Fiです。必要なBroadcomドライバーが同梱されていないため、自分でインストールする必要があります。スマホのテザリングでインターネットに接続できるなら、ワイヤレスドライバーを自動更新するだけでOK。接続できない場合は、正しいBroadcomドライバーを別途ダウンロードし、USB経由でインストールしましょう。公式のステップバイステップガイドもあるので安心です。

Wi-Fiさえクリアすれば、Elementary OSはMacのハードウェアと非常に良好に動作します。

Puppy Linux

古いMacをお持ちなら、Puppy Linuxに挑戦してマシンに第二の人生を与えてみてはいかがでしょうか。Puppy Linuxは高速かつ軽量なOSとして設計されており、USBメモリからでもスムーズに起動できます。

シンプルなOSで、必要最低限の基本機能はすべて揃っています。もちろん、追加のアプリを自由にインストールすることも可能です。筆者のMacBookでは、Wi-Fi、キーボード、トラックパッド、サウンドがすべて追加ドライバーなしで正常に動作しました。

Puppy LinuxはLive USBでの利用を推奨していることで有名です。メインのMacのHDDが壊れたり容量不足になったりしても、これなら有用なマシンとして復活させられます。

数あるPuppy Linuxの中で筆者が試したのはTahrpupで、こちらは絶好調でした。他のバージョンも自由に試してみてください。

完璧ではないけれど、十分使える候補たち

Macユーザー向けの最良のOS X代替を探す中で、互換性や使い勝手の面であと一歩及ばなかったOSもいくつか見つかりました。それでも、チェックする価値はあります。

Chrome OS(CloudReady経由)

Chrome OSを試してみたいなら、Neverware社のCloudReadyがMacへのインストールで最も簡単な手段です。Wi-Fi、サウンド、トラックパッドやマウスは自動検出されますが、Apple純正キーボードにはファンクションキー関連などいくつかの問題があります。

さらに、CloudReady版のChrome OSはGoogleのすべての機能をサポートしているわけではありません。たとえばAPKファイルからのAndroidアプリのインストールはできず、音声入力も認識されないなど、既知の違いがいくつかあります。「Chrome OSのお試し版」と考えると良いでしょう。Chromeの雰囲気を味わうには十分ですが、本物のOS XやChrome OS本体とは大きく差があります。

Remix OS 2.0

Androidベースのデスクトップ環境であるRemix OSも魅力的な存在です。ネット上のコメントを見る限り、Macで動かして満足している人も少なくないようです。しかし筆者がテストしたところ、USBマウスでもトラックパッドでも右クリックが効かず、トラックパッドジェスチャーによるページスクロールもできませんでした。Redditのスレッドにある多くの投稿者と同様、「Resident Mode」も動作しませんでした。

これらはいずれ修正されるかもしれない軽微な問題なので、完全に切り捨てる必要はありません。ただし現時点では、本格的な代替OSとしておすすめするには至りません。

Windows 7

Retina非搭載のMacをお使いなら、定番のWindows 7も有力な選択肢になります。Windows 7はMacBook上で驚くほど安定しており、Boot Campを使ったインストールも非常にスムーズです。さらに、Windows 10の強制的なMicrosoftアカウント登録などが嫌いという人も多いため、そういう方にはむしろ好都合かもしれません。

なぜOS Xから離れるのか?

AppleのOSはファンから深く愛され、「Macを持つ最大の魅力」と評されることも多いものです。では、OS X以外を探そうとする理由は何でしょうか?

MacBookは最高のLinuxノートPCになると私たちは考えていますが、それ以外の理由もあります。単に他のOSを試してみたいという好奇心からの人もいれば、Windowsのゲーム環境が重要すぎる人、ハードウェアが古くなってOS Xが快適に動かなくなった人もいます。

なお、本記事で紹介しているUbuntu 15.10やLinux Mint 17などは公開当時のバージョンです。現在ではより新しいバージョンが入手できるため、インストール前に最新版を確認することをおすすめします。

あなたはなぜOS Xを手放そうとしているのですか?そして、どの代替OSが心を惹かれますか?ぜひコメントで教えてください。

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