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Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

Windows 10 Creators Update(クリエイターズアップデート)には、数多くの新機能や新しいアプリが搭載されています。ユーザー体験を向上させるもの、OSの機能を拡張するもの、そして何より生産性アップに役立つものまで、その内容は多岐にわたります。

なかでも注目したいのが、日々の作業効率を高めてくれる機能群です。「限られた時間でより多くのことを成し遂げたい」——それは誰もが追い求める目標であり、今回の新機能はその実現に大きく貢献してくれます。

アップグレードボタンを押した後に、実際にどんな生産性向上機能が使えるようになるのか?詳しく見ていきましょう。

1. Edgeのブラウザタブ管理「Set Aside」

ブラウザのタブを効率的に管理する方法は、長年多くのユーザーを悩ませてきた課題です。10年以上前にタブ機能が登場したときは画期的でしたが、その後の動作方式には大きな進化がありませんでした。

タブを大量に開いたままにすると、さまざまな問題が発生します。バッテリーの消耗が早くなったり、通信速度が低下したり、RAMを大量に消費してCPUに負荷をかけたりと、これらはすべて知らず知らずのうちに生産性を下げる要因になります。

実用面での問題もあります。開いているタブが多いと、Ctrl + [数字] ショートカットでタブ間を素早く移動できなくなり、個々のウィンドウのタイトルも確認できなくなります。どちらも作業スピードを落とす原因です。

サードパーティ製のツールも多数登場しましたが、Creators UpdateではEdgeに「Set Aside(脇に置く)」というネイティブ機能が搭載され、標準機能だけでこの問題に対処できるようになりました。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

使い方は簡単です。ブラウザウィンドウ左上にある Set Aside アイコンをクリックすると、開いていたすべてのタブが新しいパネルへ退避され、空白の新しいタブが表示されます。

退避したタブを確認するには、隣のボタンをクリックします。新しいパネルが開き、各ウィンドウのサムネイルと、タブを閉じた日付が一覧表示されます。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

個別のタブをクリックすれば復元できますし、Restore tabs をクリックすればすべてのタブを一括で再開できます。X アイコンでタブを閉じたり、三点リーダー(横並びの3点) のメニューから共有したりすることも可能です。さらに便利なことに、ブラウザアプリを完全に終了してもタブの情報は記憶されています。

2. レジストリエディターのショートカット入力

Windowsレジストリは「分かりにくく扱いづらい」と悪名高い存在です。キーのアドレスが非常に長いことも一因で、アドレスバーに入力したり、果てしなく続くサブフォルダーをクリックして辿ったりするのは骨の折れる作業でした。

Microsoftはこの問題に着手し、レジストリへの移動をより簡単にしました。従来はアドレスバーに HKEY_CLASSES_ROOT や HKEY_LOCAL_MACHINE といった正式名称を入力する必要がありましたが、現在では短縮コードを使えます。HKCU と入力すれば HKEY_CURRENT_USER へ、HKU と入力すれば HKEY_USERS へ、という具合です。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

小さな変更に思えるかもしれませんが、OSのチューニングやカスタマイズのためにレジストリを頻繁に操作するユーザーにとっては、嬉しい改善といえます。

注意: レジストリは非常に繊細な仕組みです。誤った編集を行うとシステムが起動しなくなる恐れもあるため、操作は十分慎重に行ってください。

3. Cortanaの繰り返しリマインダー

新しいMicrosoft To-Doアプリの評判は今ひとつですが、実はMicrosoftは以前からCortanaという強力なタスク管理ツールを提供しています。

デリバリーのメニューや映画館への道案内を尋ねるときだけ使うのはもったいない。個人アシスタントとして、日常のタスク管理にも活用できるのです。

ただし、以前のWindows 10には重大な欠落がありました。それは繰り返しリマインダーが設定できないこと。タスク管理アプリのユーザーなら誰でも分かるように、これは不可欠な機能です。毎日の子供のお迎えをどうやって忘れずに済ませるのでしょうか?

この問題は、Creators Updateでついに解決されました。

リマインダーを設定するには、Cortanaに音声で指示するか、「Ask me anything」ボックスに Remind [内容] と入力します。Time(時刻)フィールドを設定すると、ウィンドウ下部に新しいドロップダウンメニューが表示されます。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

メニューを展開すると、Cortanaがタスクを通知する頻度を選択できます。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

既存のタスクを編集する場合は、Cortanaのノートブックを開き、Reminders(リマインダー)セクションに移動してください。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

4. ダイナミックロック(Dynamic Lock)

生産性とセキュリティのバランスを取るのは難しいものです。たとえば、Web検索を数秒短縮するために、Cortanaに自分の生活のあらゆる面を見せる覚悟はありますか?

もうひとつ顕著な例が、デバイスのロックです。オフィスや公共の場でPCから離れるときは画面をロックすべきだと誰もが分かっています。しかし、プリンターに向かうたび、コーヒーを入れに行くたびに、長いパスワードを入力するのは億劫ですよね。

Creators Updateでは、そんな悩みと向き合う必要がなくなりました。Microsoftが新機能「Dynamic Lock(ダイナミックロック)」を導入したのです。

この機能では、スマートフォンなどの身につけて持ち歩くBluetoothデバイスとWindows PCをペアリングします。WindowsがBluetoothデバイスの電波圏外状態を30秒以上検知すると、自動的に画面をロックしてくれる仕組みです。

さらに嬉しいことに、席に戻ってきたことも認識してくれます。Bluetooth接続が再確立された瞬間、パスワード入力なしでPCのロックが解除されます。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

Dynamic Lockを設定するには、スタート > 設定 > アカウント > サインイン オプション > Dynamic Lock と進み、「ユーザーの不在をWindowsが検出したときに、デバイスを自動的にロックすることを許可する」のチェックボックスにチェックを入れます。

補足: Dynamic Lockに接続するBluetoothデバイスは1台のみにするのが賢明です。スマホとタブレットの2台を登録し、片方をPCの近くに置いたままもう片方を持ち歩くと、動作が不安定になることがあります。

5. スタートメニューのフォルダー機能

Windows 10のスタートメニューは、過去最高の出来と言って差し支えありません。Windows 8時代の迷走を経て刷新され、アプリやデスクトップの整理方法に合わせて、さまざまな使い方ができるようになりました。

Creators Updateでは、「スタートメニューフォルダー」の導入によって、さらなる飛躍を遂げています。特に、スタートメニューをショートカットのハブとして活用している方には便利な機能です。筆者自身もこの方法をおすすめします。デスクトップを散らかさずに済みながら、よく使うアプリやフォルダーへ素早くアクセスできるからです。

スタートメニュー上にフォルダーを作成する方法はシンプルです。アイコンを別のアイコンの上にドラッグ&ドロップするだけです。

番外編:進化したアップデートプロセス

最後に、特筆すべき改善点として、再設計されたアップデートプロセスを取り上げましょう。Microsoftはようやく、「Windowsがアップデートをインストールするために、ユーザーを作業中のタスクから強制的に引き離すのは生産性の妨げになる」ということに気づいたのです。

現在では、アップデートを最大7日間延期できます。設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update > 更新設定 > 詳細オプション > 更新一時停止 からこの機能を有効にしましょう。

Windows 10 Creators Updateで生産性を高める5つの便利機能

Creators Updateはあなたの生産性を向上させましたか?

Creators Updateを(うまくいけば)数週間使ってみたところで、あなたの作業効率にどのような変化があったか教えてください。

どの機能が一番役立ちましたか?Windowsを市場で最も生産性の高いOSにするために、Microsoftはまだ何をすべきだと思いますか?ぜひコメント欄であなたの意見やフィードバックをお聞かせください。

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