Windowsエクスプローラーをもっと快適に!知っておきたい10の裏ワザとカスタマイズ術
Windowsエクスプローラーは、Windowsに標準搭載されたファイル管理ツールです。しかし、その本当の実力を引き出すには、少し踏み込んで使いこなす必要があります。今回は、私たちのお気に入りのエクスプローラー活用テクニックとカスタマイズ設定を厳選してご紹介します。
ショートカットキーによる高速操作、ファイルの一括リネーム、メニューの編集まで、この記事を読めばきっと新しい発見があるはずです。
皆さん自身のエクスプローラー活用術があれば、ぜひコメント欄で教えてください。
1. 複数のファイルを一括リネームする
ファイル名を個別に変更する方法はご存じでしょうが、実は複数のファイルを一括でリネームすることも、ほぼ同じ手順でできるのです。
まず、リネームしたいファイルを選択します。特定のファイルだけを選ぶにはCtrlキーを押しながら左クリックし、フォルダー内のすべてを選択するにはCtrl + Aを押します。次に、先頭にしたいファイル(この操作ではファイル名の末尾に連番が付加されます)を右クリックして名前の変更を選びます。
すべてのファイルに付けたい名前を入力してEnterキーを押すと、エクスプローラーが選択中のファイルすべてに自動的に連番を振ってリネームします。
ファイル名への特定文字列の追加・削除、拡張子の一括変更、EXIFデータの編集など、さらに高度な機能が必要な場合は「Bulk Rename Utility」をチェックしてみてください。
2. ファイルの閲覧履歴を削除する
デフォルト設定では、エクスプローラーは最近開いたファイルや検索履歴を記録しています。前の作業にすぐ戻れて便利な反面、履歴を消したい、あるいはこの機能自体をオフにしたい場合もあるでしょう。
まず、エクスプローラーを開いてファイル > フォルダーと検索オプションの変更をクリックします。全般タブのプライバシーセクションにあるクリアボタンを押すと、エクスプローラーの履歴がすべて削除されます。
履歴機能自体を無効にしたい場合は、最近使ったファイルをクイックアクセスに表示する、およびよく使うフォルダーをクイックアクセスに表示するのチェックを必要に応じて外し、OKをクリックします。
3. エクスプローラーの広告を非表示にする
至る所に広告があるのに加えて、Microsoftは最近エクスプローラーにもOffice 365サブスクリプションなどを宣伝する広告を表示するようになりました。右上のXで個別に閉じることもできますが、最初から表示されないようにしてしまいましょう。
エクスプローラーを開き、ファイル > フォルダーと検索オプションの変更をクリックします。表示タブに切り替え、一覧を下へスクロールして同期プロバイダーの通知を表示するのチェックを外します。最後にOKをクリックすれば完了です。
Windows 10のその他の場所に表示される広告を無効にする方法については、専用ガイド記事も参考にしてください。
4. エクスプローラーを「PC」で開くように変更する
エクスプローラーはデフォルトでクイックアクセス画面から起動します。この画面を使わない場合は、「PC」を表示するよう変更できます。
エクスプローラーを開いてファイル > フォルダーと検索オプションの変更へ移動し、エクスプローラーを開く対象のドロップダウンをPCに変更してOKをクリックするだけです。
5. サイドバーにゴミ箱とコントロールパネルを表示する
ナビゲーションウィンドウはエクスプローラーの左側にあり、クイックアクセスやPCなどを素早く切り替えられます。デフォルトではゴミ箱やコントロールパネルは含まれていませんが、とても簡単に追加できます。
ナビゲーションウィンドウの空いている部分を右クリックし、すべてのフォルダーを表示をクリックするだけです。
こうすると、クイックアクセスを除けばデスクトップが唯一のトップレベルフォルダーとなり、PCやネットワークがそこから枝分かれし、ゴミ箱とコントロールパネルも表示されるようになります。
6. キーボードショートカットを活用する
Windows上級者への最短ルートといえば、エクスプローラーのキーボードショートカットの習得です。これらをマスターすれば、マウスでのクリック操作に費やしていた時間がもったいなく感じられるはずです。特によく使われるものをご紹介します。
- Windowsキー + E:エクスプローラーを開く
- Ctrl + N:同じフォルダーで新しいエクスプローラーウィンドウを開く
- Ctrl + W:ウィンドウを閉じる
- Ctrl + D:アドレスバーを選択する
- Ctrl + F:検索ボックスを選択する
- Ctrl + Shift + N:新しいフォルダーを作成する
- Alt + ↑:ひとつ上のフォルダー階層へ移動する
- Alt + →/←:進む/戻る
また、Altキーを単独で押すと各要素に英字のガイドが表示されます。対応する英字キーを押すだけで、その操作を実行可能です。
キーボードショートカットの達人を目指すなら、Windows究極のショートカットガイドも合わせてチェックしてみてください。
7. サイドバーからクラウドサービスを削除する
エクスプローラーの左側ナビゲーションウィンドウには、標準搭載のOneDriveをはじめ、インストール済みのクラウドサービスがすべて表示されます。クイックアクセスとして便利な反面、不要であれば取り除くことも可能です。
まず、スタートメニューの検索でregeditと入力し、該当する結果を選択してレジストリエディターを開きます。誤操作するとシステムに問題が発生する恐れがあるため、以下の手順は慎重に進めてください。
編集 > 検索を選び、IsPinnedと入力して次を検索をクリックします。最初の結果へジャンプするので、右側のペインで名前が(既定)、種類がREG_SZの項目を探します。データ列にはテキストが表示されています。
ナビゲーションウィンドウから削除したいクラウドサービスの名前を含むデータ値を探します。見つからない場合はF3キーを押して次のエントリーへ移動しましょう。
該当項目が見つかったら、System.IsPinnedToNameSpaceTreeをダブルクリックし、値のデータを0に変更してOKをクリックします。
これでナビゲーションウィンドウから削除されます。後で元に戻したくなった場合は、同じ手順で値のデータを1に設定してください。
8. ExtraBitsでコンテキストメニューを強化する
エクスプローラーを強化するサードパーティ製ソフトは多数存在します。
本記事のテクニックはすべて追加ソフトなしで実行できますが、特におすすめしたいのが「ExtraBits」です。右クリックのコンテキストメニューに機能を追加でき、ファイル名のコピー、一括リネーム、フォルダー内容の抽出、空フォルダーの削除などが行えるようになります。
ソフトをダウンロードしてインストーラーを実行し、あとはファイルやフォルダーを右クリックするだけで使えます。複数ファイルへの一括適用も可能ですが、無料版は1回につき100ファイルまでという制限がある点に注意してください。
9. 「新規作成」メニューにファイルタイプを追加する
エクスプローラーのどこからでも新しいファイルを作成できます。空いているスペースを右クリックし、新規作成にカーソルを合わせて、作成したいファイルタイプを選択するだけです。
ただし、このリストに含まれるファイルタイプは限られています。独自のファイルタイプを追加したい場合は、メモ帳を開いて以下を貼り付けてください。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CLASSES_ROOT\.XXX\ShellNew]
"NullFile"=""
.XXXの部分を、追加したい拡張子(例:.doc、.psd、.png)に書き換えます。ファイルをfiletype.regという名前でPC内の任意の場所に保存し、保存したファイルを開きましょう。
レジストリを編集するか確認画面が表示されるので、はいをクリックして続行します。エクスプローラーを開き直すと、新規作成メニューにそのファイルタイプが追加されています。
10. 画像を素早く回転させる
回転させたい画像があるなら、エクスプローラー上で直接簡単に操作できます。1枚ずつでも一括でも対応しているので、対象の画像を左クリックするか、範囲を選択してください。
リボンの管理タブを開き、左回転または右回転をクリックするだけ。これで完了です!ついでにスライドショーの再生やデスクトップ背景として設定を行うこともできます。
エクスプローラーをマスターしよう
これらのテクニックとカスタマイズ術を身につければ、あなたもすぐにエクスプローラーのエキスパートになれるはずです。表面的な見た目以上に、実は多くの機能が隠されていたのです!
さらに詳しい情報やヒントを求めている方は、エクスプローラーを最大限に活用する方法をまとめたガイド記事もぜひご覧ください。
今回紹介した中でお気に入りのテクニックはどれですか?あなた自身のエクスプローラー活用術も、ぜひコメントで共有してください。
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