Windows 10
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進化を続けるWindows 10──常に変化している主要機能5選

従来のWindowsとは異なり、Windows 10は大型アップデートによって定期的に姿を変えていきます。Creators Updateでは数多くの新機能が追加されましたが、2017年の大型アップデートはこれで最後ではありません。

下位互換性の維持のため、Windowsには今なおサポートが必要なレガシー機能が多数残っています。しかし、Windows 10の登場以降、多くの機能が大幅に進化・改良されてきました。とはいえ、その変化はまだ終わっていません。

本記事では、Microsoftが現在も開発を続けているWindowsの主要機能を5つご紹介します。

1. Microsoft Edge

Microsoftは、まったく新しいブラウザでWindows 10ユーザーをつかもうとしました。「Edgeはモダンウェブのために構築され、シンプルさと実用的な機能を重視している」というのがその主張です。確かにEdgeは前身であるInternet Explorerより優れていますが、日常的に使いたくなるブラウザへと成熟しきったとは言えない段階です。

直近のWindows 10大型アップデートでは、拡張機能への対応、タブ管理機能、改良された注釈ツールなどがEdgeに追加されました。それでも、カスタマイズ性や利便性を高めるオプションは依然不足しています。

すべてのEdge拡張機能を検証したことがありますが、有名どころはいくつかあるものの、そのラインナップはChromeやFirefoxと比べると見劣りします。

もちろん、Edgeを使う正当な理由はいくつかあります。今後、Microsoftが拡張機能ライブラリを大きく拡充し、パワーユーザー向けの詳細設定を追加し、さらにEdgeを際立たせるサプライズを用意してくれることを期待したいところです。現時点では、Edgeは十分使えるものの、既定のブラウザの座を勝ち取るには魅力が足りません。

2. Microsoftストア

Windowsストアは、Windowsエコシステムにとって大きなブレークスルーとなるはずのものでした。長年、Windowsはアプリを一元的にダウンロードできる場所を持たない唯一の主要OSでした。LinuxやmacOS、AndroidやiOSには、アプリを探してインストールできる専用マーケットが用意されています。一方Windowsでは、開発者の公式サイトや、危険も伴うサードパーティのダウンロードサイトから直接入手するしかありませんでした。

しかし、Windowsストアの現状は、良く言っても物足りないものでした。堅実なアプリも存在するものの、ストアは動作しないアプリや偽物アプリ、セキュリティ上の懸念に悩まされてきました。

幸い、状況は以前よりかなり改善されています。VLCのような一般的なアプリを検索しても、小銭を稼ごうとする偽物が十数件並ぶようなことはなくなりました。

とはいえ、平均的なユーザーにとって、Windowsストアを利用する明確な理由はまだ少ないのが実情です。通常のデスクトップ版をダウンロードしたりWeb版を使ったりできるのに、わざわざSpotify、Instagram、Inkscape、Neweggのストア版をダウンロードする必要があるでしょうか。人気アプリがストアで配信されていることすら知らない人が大半です。

今後は、より多くの開発者からの支持を集め、Windowsソフトウェア入手の標準となることが望まれます。新しいPCをセットアップするWindows熟練ユーザーは、デスクトップ版プログラムのダウンロードに慣れ親しんでいます。ストアアプリをより魅力的なものにできれば、この常識が変わるかもしれません。

特筆すべきは、新しいWindows 10 Sがストアからのアプリのみに使用を制限している点です。このエディションのユーザーは従来型のデスクトップツールを使えません。これが結果として、全ユーザーにとってより質の高いストアアプリにつながることが期待されます。

3. 設定アプリ

Microsoftが旧コントロールパネルを廃止し、設定アプリへ移行させつつあることについては、すでに何度も触れてきました。Windows 10が更新されるたびに、かつてコントロールパネルにあったオプションが設定アプリへと移されています。たとえば、以前は設定アプリでWindowsテーマの変更を選ぶと、Windows 7時代そのままのコントロールパネル画面が開いていました。しかしその後、この設定は完全に設定アプリ内で処理されるようになりました。

一般ユーザーにとってこれは、Windowsをより使いやすくする素晴らしい変更です。よく使うオプションを見た目にも分かりやすい設定アプリに置き、パワーユーザー向けツールをコントロールパネルに残すという住み分けは理にかなっています。

将来的には、コントロールパネルが完全になくなり、すべて設定アプリへ移行する可能性もあります。しかし、より現実的なのは、コントロールパネルがフォルダーオプションなど一般ユーザーが気にかけない機能だけを収めた存在へ進化することでしょう。「言語」のような重複項目をコントロールパネルから排除すれば、両方のメニューがそれぞれ固有の役割を持ち、煩雑さも減ります。

4. OneDrive

MicrosoftのOneDrive(旧SkyDrive)は、単なるDropboxの競合から、Windows 10の中核を担う存在へと成長しました。Windows 7向けの任意ダウンロードとして登場した当時のSkyDriveは、動作こそするものの機能は乏しく、Webクライアントもかなり貧弱でした。

今のOneDriveは事情が違います。Microsoftアカウントでサインインすれば無料で5GBの容量が使え、追加容量は購入も可能です。もちろんOneDriveの核となる機能は、複数デバイス間でファイルを手軽に同期できること。それに加えて、写真の自動バックアップ、PCファイルのリモート取得、Office文書のリアルタイム共同編集といった強力な機能も備えています。

残念ながら、OneDriveの優れた機能の一つである「スマートファイル」はWindows 10で削除されました。ただし、スマートファイルの後継となる「OneDrive オンデマンドファイル」をもたらすと期待されるFall Creators Updateまでの間、少し手間をかければ同等の環境を取り戻すことも可能です。Windows設定のバックアップ、柔軟な共有オプション、あらゆるプラットフォーム向けの高品質アプリを含めれば、OneDriveが完成度の高いクラウドストレージソリューションになったことは明らかです。Microsoftサービスを多く利用するほどその便利さは増します。万一気に入らない場合でも、Creators Updateでは簡単に無効化できるようになりました。

なお、OneDriveは同期を行う仕組み上、意図の有無にかかわらずすべての変更をクラウドへ反映するため、本格的なバックアップソリューションではありません。しかし、データ保護計画の一層として活用することはできます。将来的には、Googleドライブが同様の方向性を見せているように、OneDriveにバックアップユーティリティが組み込まれ、Windowsユーザー向けの標準バックアップ手段になるかもしれません。

5. Cortana

リリース以来、最も手が入れられてきたWindows 10の機能といえば、Cortanaではないでしょうか。大型アップデートのたびにこの仮想アシスタントは賢くなり、多くの新機能を獲得してきました。単純な質問への回答にとどまらず、CortanaはWindowsの設定を操作でき、さらにはMicrosoft Edgeに組み込まれてお得な買い物をサポートすることさえあります。幅広い種類の質問に応答でき、一部のアプリとの連携にも対応しています。

Creators Update以降、Cortanaは新規ユーザーのPC初期設定を支援するようになりました。リマインダー管理や音楽再生などの操作はより安定し、機能面でも拡張が進んでいます。Windows 10の検索機能はすでに優秀ですが、Cortanaが成長するほど使うメリットは増えていきます。スマートフォンにCortanaアプリをインストールして通知を同期することも可能です。

近い将来Cortanaがどこまで進化するのかは未知数です。しかし、Microsoftが新機能の追加、既存機能の強化、さらなる統合を続けていくことは間違いないでしょう。

他にも未完成なままのWindows機能はある?

Windows 10のこれら5つの主要機能からは、Microsoftが過去に固執することなく、現状に満足することもなく前進し続けている姿勢がうかがえます。長年変わらない古い機能がある一方で、MicrosoftはWindowsの進化に合わせて絶えず改良を重ねています。年内にさらなる進展が見られることは確実で、Windowsユーザーにとってはワクワクする時期と言えるでしょう。

あまり目立たない変更点については、「見逃しやすいWindows 10の新機能まとめ」もぜひチェックしてみてください。

あなたが改善を実感したWindows 10の機能はどれですか? 上記のツールにどんなアップデートを期待しますか? ぜひコメント欄でお聞かせください!

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