QTTabBarでWindowsのファイルエクスプローラーにタブ機能を追加する方法
ChromeやEdge、Firefoxなどのインターネットブラウザーでは、ウィンドウを何度も切り替えることなく、タブを使ってサイト間をスムーズに移動できます。この便利な体験を、Windowsのファイルエクスプローラーでも実現できたらと思ったことはありませんか?
私たちはブラウザーのタブ機能にすっかり慣れきってしまい、その快適さに頼り切っています。幸いなことに、フリーツール「QTTabBar」を使えば、同じような操作性をファイルエクスプローラーでも再現できます。
QTTabBarとは?
QTTabBarは、Windowsにインストールすることでファイルエクスプローラーにタブ機能を追加できるサードパーティ製ツールです。
単なる拡張機能のため、ファイルエクスプローラーの動作そのものを置き換えたり変更したりすることはありません。既存のファイルマネージャーに機能を上乗せするだけで、ブラウザーと同じようにタブを切り替えられるようになります。
しかも、完全無料で利用できる点も大きな魅力です。
QTTabBarでファイルエクスプローラーにタブを追加する手順
QTTabBarのセットアップ自体はとても簡単ですが、PCにサードパーティ製ツールをインストールする必要があります。インストールが完了すると、タブ機能は自動的にファイルエクスプローラーへ追加されます。
以下、具体的な手順を解説します。
ステップ1:QTTabBarをダウンロードする
まず、QTTabBarを公式サイトからダウンロードします。ダウンロードページを下にスクロールすると、最新バージョンへのリンクが見つかります。
各ダウンロードリンクの横には、括弧書きでリリース日が表示されています。執筆時点での最新版は2019年9月リリースのものですので、本記事ではこれを使って説明します。
リンクをクリックすると、zipファイルが自動的にPCへダウンロードされます。
続いて、zipファイルを右クリックし、「すべて展開」を選択して中身を取り出しましょう。
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展開したフォルダーを開き、「QTTabBar」という名前のセットアップファイルをダブルクリックします。Microsoft Defender SmartScreenの警告が表示された場合は、「詳細情報」をクリックしてから「実行」を選択してください。
ステップ2:QTTabBarをインストールする
セットアップファイルを起動すると、QTTabBarのインストールウィザードが画面に表示されます。「次へ」をクリックして進みましょう。
次の画面でもう一度「次へ」をクリックするとインストールが開始されます。処理が完了するまで待機し、完了したら「閉じる」をクリックしてウィザードを終了してください。
ステップ3:QTTabBarで新しいタブを開く
QTTabBarのインストール後は、Windowsファイルエクスプローラーに自動的にタブ機能が組み込まれます。インターフェースはブラウザーによく似ているため、新しく操作を覚える必要はほとんどありません。
ファイルエクスプローラーを開くと、上部にタブバーが表示され、プラス(+)ボタンから新しいタブを開けるようになっています。
プラス記号をクリックするとフォルダー選択ウィンドウが起動します。新しいタブで開きたいフォルダーを選択し、「OK」をクリックしてください。
これでタブがファイルエクスプローラーに追加されます。以降は、ブラウザーと同じ感覚でいつでもタブを自由に切り替えられるようになります。
QTTabBarでファイルエクスプローラーをカスタマイズする方法
タブの追加方法がわかったところで、次は見た目のカスタマイズ方法をご紹介します。QTTabBarには豊富なカスタマイズオプションが用意されており、ファイルエクスプローラーの外観や操作感を自分好みに調整できます。
例えば、現在どのタブを開いているのかひと目でわかるように、アクティブなタブだけデザインを変えたいケースがあるでしょう。その場合は、プラス記号にマウスカーソルを合わせて右クリックし、ドロップダウンメニューから「QTTabBar Options」を選択します。
すると「QTTabBar Options」のダイアログが開きます。ダイアログ左端にあるセクション一覧から「Appearance」を選択すれば、タブの外観を細かく設定できます。
「Tab size」セクションではタブの幅と高さを変更でき、「Tab title text」セクションではフォントスタイルや文字色を調整できます。さらに、テキストの配置やタブアイコンの位置(オフセット)も変更可能です。
嬉しいことに、アクティブなタブと非アクティブなタブにはそれぞれ独立した設定項目が用意されています。つまり、使用中のタブとそれ以外のタブで異なるスタイルや色を割り当てられるのです。これにより、今操作しているタブを瞬時に見分けられるようになります。
外観以外にも多彩なカスタマイズが可能です。例えば、QTTabBarの設定画面から独自のキーボードショートカットを登録したり、プラグインをインストールして機能を拡張したりすることもできます。
QTTabBarをアンインストールする方法
QTTabBarは手放せなくなるほど便利なツールですが、もし使い勝手が合わないと感じたら、通常のアプリと同じ手順で簡単に削除できます。「コントロールパネル > プログラム > プログラムと機能」を開き、一覧からQTTabBarを見つけて右クリックし、「アンインストール」を選択してください。
あとは画面の指示に従うだけで完了です。QTTabBarがPCから取り除かれ、ファイルエクスプローラーのタブも表示されなくなります。
ファイルエクスプローラーをもっと快適に
QTTabBarを活用すれば、ファイルエクスプローラーにタブを追加し、ブラウザーのようにタブ間を素早く行き来できます。複数のフォルダーへファイルをコピー・移動するといった日常作業の効率が大幅に向上し、ウィンドウを何度も切り替えるストレスから解放されます。
さらにQTTabBarなら、サイズ・フォント・文字色など多彩なオプションでタブの見た目を自由にカスタマイズでき、アクティブなタブだけデザインを変えて視認性を高めることも可能です。もちろん、Windows全体の外観を変える方法は他にもたくさんありますので、ぜひいろいろ試してみてください。
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