Windows 11/10でCaps Lock(キャップスロック)を無効にする2つの方法
Caps Lockキーは、有効になっている間すべての入力が大文字になるキーで、ユーザーからの評判は決して良くありません。実際、GoogleはChromebookからこのキーを廃止しました。Windows PCのキーボードからもCaps Lockはなくなってもいい、と考えるユーザーは少なくありません。その理由の一つは、Aキーのすぐ隣にあるため、タイピング中にうっかり押してしまいやすい点でしょう。
もしCaps Lockをなくしたいのであれば、このキーを無効化することが可能です。無効にしてしまえば、タイピング中に誤ってCaps Lockが作動することは二度とありません。ここでは、Windows 11/10でCaps Lockを無効にする2つの方法を紹介します。
方法1:レジストリを編集してCaps Lockを無効にする
Windows 11には、Caps Lockを無効化するための標準設定は用意されていません。そのため、サードパーティ製ソフトを使わずにCaps Lockを無効にしたい場合は、レジストリを手動で編集する必要があります。以下の手順に従ってください。
- スタートメニューのボタンをクリックします。
- スタートメニュー上部の検索ボックスに「レジストリエディター」と入力します。
- 検索結果の「レジストリエディター」を右クリックし、コンテキストメニューから「管理者として実行」を選択します。
- レジストリエディターのアドレスバーにComputer\HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layoutと入力して移動します。
- 「Keyboard Layout」キーを右クリックし、「新規」>「バイナリ値」を選択します。
- 新しい値の名前に「ScanCode Map」と入力します。
- 「ScanCode Map」をダブルクリックすると、バイナリ値の編集ウィンドウが開きます。
- 編集ウィンドウに、下のスクリーンショットのように00 00 00 00 00 00 00 00 02 00 00 00 00 00 3A 00 00 00 00 00と入力します。
- 「OK」をクリックして新しい値を保存します。
- レジストリエディターを閉じます。
- PCを再起動します。
- 再起動後、Caps Lockキーを押してみてください。レジストリの設定が正しく適用されていれば、このキーを押してもCaps Lockは作動しなくなります。
なお、後からCaps Lockを元に戻したくなった場合は、「ScanCode Map」のバイナリ値を削除すればOKです。上記と同じ手順でレジストリエディターを開き、「Keyboard Layout」キーまで移動したら、「ScanCode Map」を右クリックして「削除」を選択してください。
方法2:フリーソフト「NumLocker」でCaps Lockを無効にする
レジストリを自分で編集するのに抵抗がある方は、サードパーティ製ソフト「NumLocker」を利用するのがおすすめです。このツールを使えば、簡単な操作だけでCaps Lockを無効化できます。さらに、Scroll LockやNum Lockも同様に無効化できる便利な機能を備えています。軽量なデスクトップアプリで、Windows XPから11まで幅広い環境で動作します。以下が設定手順です。
- SoftpediaのNumLockerページを開きます。
- 「Download Now」ボタンを押し、「Softpedia Mirror (US)」を選択してダウンロードします。
- タスクバーの「エクスプローラー」を開き、ダウンロードしたフォルダへ移動します。
- NumLockerのZIPファイルをダブルクリックします。
- 「すべて展開」をクリックして、ZIP解凍ユーティリティを起動します。
- 「参照」ボタンを押して、展開先のフォルダを選択します。
- 「完了後に展開されたファイルを表示する」にチェックを入れます。
- 「展開」をクリックすると、解凍されたNumLockerフォルダが開きます。
- 「NumLocker_v1.0.exe」をダブルクリックしてインストーラーを起動します。
- NumLocker 1.0 Setupウィンドウで「Next」を押します。
- 続いて「I Agree」を選択してソフトウェアをインストールします。
- デスクトップのNumLockerショートカットをダブルクリックしてアプリを起動します。
- システムトレイの「NumLocker」アイコンを右クリックし、「Caps Lock」オプションを選択します。
- 最後に「Always Off」を選択すれば、Caps Lockが無効になります。
「Always Off」が選択されている限り、Caps Lockは機能しません。しかもこれはNumLockerが起動していなくても有効です。再びCaps Lockを使いたくなったときは、NumLockerで「On」を選択するだけで簡単に復活できます。
同じ要領で、Scroll LockやNum Lockも無効化できます。NumLockerで「Scroll Lock」または「Num Lock」オプションを選択し、「Always Off」をクリックするだけです。逆に常に有効にしておきたい場合は、「Always On」を選択してもよいでしょう。
まとめ:Windows 11/10でCaps Lockを無効化しよう
以上が、Windows 11/10でCaps Lockを無効にする方法です。これらの設定を行えば、知らず知らずのうちに大文字入力になってしまうトラブルとはおさらばできます。なお、「SharpKeys」といったキーリマップソフトを使ってこのキーを無効化する方法もありますが、ほとんどのユーザーにとっては今回紹介した2つの方法で十分でしょう。
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