Windows 10でダークモードとライトモードを自動的に切り替える方法
Windows 10には、目の疲れを軽減し、画面に落ち着いた印象を与えてくれる「ダークモード」が標準搭載されています。この設定は「設定」アプリからいつでもオン・オフでき、非常に便利な機能です。
一般的に、ダークモードは夜間に、ライトモードは日中に使うことが多いでしょう。毎日手動でモードを切り替えている方にとっては、それが少し面倒に感じられることもあります。
実は、あらかじめタスクを作成しておけば、Windows 10がダークモードとライトモードを自動的に切り替えてくれるように設定できます。セットアップは一度だけ行えばよく、その後は毎日指定した時刻に自動的にモードが切り替わります。
タスクスケジューラでダークモードを自動的に有効化する
「タスクスケジューラ」を使うと、Windows 10上のさまざまな作業を自動化できます。これを利用して、夜になったら自動的にダークモードを有効化するタスクを作成しましょう。トリガーとなる時刻は自由に設定できます。
- Cortanaの検索ボックスに「タスク スケジューラ」と入力し、検索結果から起動します。
- 上部の「操作」メニューをクリックし、「基本タスクの作成」を選択します。
- タスク名を入力します。後から見分けやすいよう、「ダークモードを有効化」のような名前を付けるのがおすすめです。説明は任意なので、必要なければ空欄のまま「次へ」をクリックします。
- 次の画面でタスクの実行頻度を設定します。「毎日」を選択すれば、毎晩自動的にダークモードが有効になります。「次へ」をクリックして進みます。
- ダークモードを有効化する時刻を求められるので、普段自分がダークモードに切り替えている時間を指定して「次へ」をクリックします。
- 続いて、タスクが実行する動作を選択します。「プログラムの開始」を選び、「次へ」をクリックします。
- 以下のように項目を入力してください。これはレジストリを書き換えてダークモードを有効化するPowerShellコマンドです。
プログラム/スクリプト:%SystemRoot%\system32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe
引数の追加(オプション):New-ItemProperty -Path HKCU:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize -Name SystemUsesLightTheme -Value 0 -Type Dword -Force; New-ItemProperty -Path HKCU:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize -Name AppsUseLightTheme -Value 0 -Type Dword -Force
入力したら「次へ」をクリックします。 - サマリー画面が表示されたら、「[完了] をクリックしたときに、このタスクの [プロパティ] ダイアログを開く」にチェックを入れ、「完了」ボタンをクリックします。
- プロパティ画面が開くので、上部の「条件」タブを選択し、「コンピューターがAC電源で接続されている場合のみタスクを開始する」のチェックを外します。ノートPCでもバッテリー駆動中にタスクが実行されるようになるためです。最後に「OK」をクリックして保存します。
これで設定は完了です。指定した時刻になるとタスクスケジューラが自動的にコマンドを実行し、システムがダークモードに切り替わります。以降も毎晩同じ時刻に自動で実行されます。
タスクスケジューラでダークモードを自動的に無効化する
翌朝PCを確認すると、まだダークモードのままになっていることに気づくでしょう。これは、先ほど作成したタスクがダークモードの有効化のみを行い、解除はしないためです。
日中はライトモードに戻したいので、今度は逆の処理を行う別のタスクを作成します。
- 「タスク スケジューラ」を起動し、「基本タスクの作成」をクリックします。
- タスク名に「ライトモードを有効化」と入力し、必要なら説明も追加して「次へ」をクリックします。
- ダークモード側と同様に、「毎日」を選択して「次へ」をクリックします。
- ライトモードに切り替えたい時刻を指定し、「次へ」をクリックします。
- 「プログラムの開始」を選択して「次へ」をクリックします。
- 以下のように入力します。先ほどのコマンドと似ていますが、値が「1」になっている点が異なります。
プログラム/スクリプト:%SystemRoot%\system32\WindowsPowerShell\v1.0\powershell.exe
引数の追加(オプション):New-ItemProperty -Path HKCU:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize -Name SystemUsesLightTheme -Value 1 -Type Dword -Force; New-ItemProperty -Path HKCU:\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Themes\Personalize -Name AppsUseLightTheme -Value 1 -Type Dword -Force - 「[完了] をクリックしたときに、このタスクの [プロパティ] ダイアログを開く」にチェックを入れ、「完了」をクリックします。
- 「条件」タブを開き、「コンピューターがAC電源で接続されている場合のみタスクを開始する」のチェックを外して「OK」をクリックします。
これで、指定した時刻に自動的にライトモードへ切り替わるようになります。
切り替え時刻を変更する方法
設定したスケジュールの時刻は、いつでも自由に変更できます。
- 「タスク スケジューラ」を開き、一覧から該当するタスクを探します。
- タスクを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「トリガー」タブを開き、対象のトリガーを選択して「編集」をクリックします。
- 新しい時刻を指定して「OK」をクリックすれば完了です。
ダークモード・ライトモードの自動切り替えを無効化する
自動切り替え自体をやめたい場合は、以下の手順でタスクを削除します。
- 「タスク スケジューラ」を起動し、作成したタスクを見つけます。
- タスクを右クリックして「削除」を選択します。
ダークモード用とライトモード用の両方のタスクに対して、この操作を行ってください。
専用アプリを使ってダークモードとライトモードをスケジュールする
コマンドやレジストリの編集に不安がある方は、無料のオープンソースアプリ「Windows 10 Auto Dark Mode(Auto Dark Mode)」を使うのもおすすめです。
このアプリを使えば、タスクスケジューラを操作することなく、指定した時刻にダークテーマとライトテーマを自動的に切り替えられます。GUIで直感的に設定できるため、初心者の方にも扱いやすいツールです。
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