初心者向けガイド:Windows 8.1/8の「ファイル履歴」でバックアップと復元を行う方法
Windows 8には、Windows 7の「Windowsバックアップ」に代わる新しいバックアップ機能として「ファイル履歴(File History)」が搭載されています。この機能はバックグラウンドで自動的にファイルをバックアップし、必要になったときに簡単に復元できるのが特徴です。Windows 8.1でも引き続き利用できます。
ファイル履歴とは?
ファイル履歴は、ドキュメント、ミュージック、ピクチャ、ビデオ、デスクトップといったフォルダーや、PCでオフライン利用できるOneDriveのファイルについて、そのバージョンを定期的にバックアップする機能です。使い続けるうちに、ファイルの完全な履歴が自動的に蓄積されていきます。
元のファイルが紛失・破損・削除された場合でも、バックアップから復元できます。また、削除や消失していなくても、過去の特定の時点のバージョンを取り戻したいときには、タイムラインをたどりながら目的のバージョンを選んで復元することも可能です。
ファイル履歴とWindowsバックアップの違い
実は、従来のWindowsバックアップもWindows 8.1/8には残っています。ただし名称が「Windows 7のファイル回復」に変更されているだけで、どちらのシステムを使うかはユーザーが選択できます。
| ファイル履歴(Windows 8.1/8) | Windowsバックアップ(Windows 7) | |
| バックアップ頻度 | 継続的にバックアップを実行(デフォルトでは1時間ごとに最新バージョンのスナップショットを取得) | 週単位または月単位で大規模なバックアップを実行 |
| バックアップ対象 | ライブラリ内のファイル。具体的には個人用のドキュメント、ファイル、メディア、およびライブラリに追加したフォルダーなど | PC上のあらゆるファイルを対象に可能。個人ファイルだけでなく、プログラムファイルやシステムファイルも含まれ、完全なシステムイメージの作成にも対応 |
Windows 8.1/8でファイル履歴を設定する手順
- 1. スタート画面で「ファイル履歴」と入力し、検索結果から「設定」を選択します。表示された「ファイル履歴」をクリックしてください。

- 2. 自動バックアップの保存先となる場所を選択し、「オンにする」ボタンをクリックします。

- 3. 外付けドライブを使ってバックアップしたい場合は、ドライブをPCに接続するだけです。「このドライブをバックアップ用に構成する - ファイル履歴」を選択しましょう。

- 4. 次に表示される「ファイル履歴のドライブの選択」ダイアログで「OK」をクリックします。

- 5. ファイル履歴のメイン画面が表示され、緑色のチェックマークとともに「ファイル履歴はオンです」という表示が出れば設定完了です。

- 6. 必要に応じて、ファイル履歴の動作を細かくカスタマイズすることもできます。画面左側の「詳細設定」をクリックしてください。ここでは以下のような項目を調整できます。
- バックアップの頻度:デフォルトは1時間ごとですが、10分ごとから毎日まで自由に設定可能
- バックアップに使うディスク容量:オフラインキャッシュのサイズを2%~20%の範囲で指定
- 保存期間:デフォルトは「無期限」。1か月、3か月、6か月、9か月、1年、2年のいずれかに変更することもできます

Windows 8.1/8でファイル履歴を使ってファイルやフォルダーを復元する方法
- 1. スタート画面で「ファイル履歴」と入力し、「設定」を選択して「ファイル履歴」をクリックします。
- 2. 「個人用ファイルの復元」を選択すると、連絡先やドキュメントなど、バックアップ対象となっているすべてのフォルダーが一覧表示されます。フォルダー全体をまとめて復元することも、階層を掘り下げて個別のファイルだけを復元することも可能です。あとは大きな緑色の丸い矢印ボタンをクリックするだけです。

手順は以上で完了です。これで、ファイル履歴を活用して大切なファイルを自動的にバックアップし、うっかり編集してしまったり削除してしまったりしても、いつでも元の状態に戻せるようになります。
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