Windows 7でBitLockerドライブ暗号化を解除(無効化)する方法
BitLockerは、Windows 7に標準搭載されている暗号化機能で、システムファイルやユーザーデータへの不正アクセスを防ぐために用意されています。BitLockerドライブ暗号化を有効にすると、128ビットまたは256ビットの暗号化キーによってボリューム全体が保護されます。そのため、ハードドライブを物理的に取り外して別のパソコンに接続した場合でも、データを読み取ることはできません。
しかしながら、何らかの理由でBitLockerによる暗号化を解除し、ドライブを通常どおり読み書きできる状態に戻したいケースもあります。この記事では、Windows 7でBitLockerドライブ暗号化を無効化する手順と、再度有効化する方法を詳しく解説します。
Windows 7でBitLockerドライブ暗号化を解除する手順
BitLockerの保護を解除する前に、以下の2点を必ず確認してください。
- 管理者アカウントの資格情報(ユーザー名とパスワード)を入力できること
- 対象のハードドライブがBitLockerによって暗号化されていること
準備ができたら、以下の手順でBitLockerドライブの復号化を行いましょう。
手順1:コントロールパネルを開く
画面左下の「スタート」ボタンをクリックし、「コントロールパネル」を選択します。
手順2:BitLockerドライブ暗号化の画面へ移動
「システムとセキュリティ」→「BitLockerドライブ暗号化」の順にクリックします。
手順3:暗号化状態を確認する
接続されているすべてのハードディスクドライブが一覧表示され、どのドライブがBitLockerによって保護されているかを確認できます。
手順4:BitLockerをオフにする
暗号化を解除したいドライブを選択し、右側にある「BitLockerをオフにする」をクリックします。
手順5:復号化の実行
「復号化には時間がかかる場合があります」という内容のメッセージがポップアップ表示されます。問題なければ「ドライブの復号化」をクリックして続行してください。
手順6:処理の完了を待つ
復号化の進行状況が表示されるので、処理が完了するまで待ちます。ドライブの容量によっては数時間かかることもあります。
注意:BitLockerの機能を完全にオフにする前に復号化を途中で一時停止すると、ハードドライブが損傷する恐れがあります。作業中はパソコンの電源を切らないようにしましょう。
補足:Windows 7でBitLocker暗号化を再度有効にする方法
一度BitLockerを無効化した後、将来また暗号化を有効にしたい場合は、以下の手順に従ってください。
- 「スタート」→「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「BitLockerドライブ暗号化」の順に開きます。
- 「BitLockerを有効にする」をクリックします。
- 画面の指示に従って、TPM(トラステッド・プラットフォーム・モジュール)セキュリティハードウェアを初期化します。
- 回復キーの保存先として、USBドライブへの保存、ファイルへの保存、印刷のいずれかを選択します。
- BitLockerシステムチェックを実行し、「続行」をクリックします。
- 「今すぐ再起動」をクリックして、BitLocker暗号化の有効化に備えます。
- お使いのWindows 7パソコンがBitLockerの要件を満たしている場合は、「暗号化中」というステータスバーが表示されます。完了するまで待ちましょう。
暗号化の処理中でもパソコンは使用できますが、動作が遅くなる可能性があります。また、タスクバーのBitLockerドライブ暗号化アイコンにマウスカーソルを合わせると、進行状況をいつでも確認できます。
まとめ
以上が、Windows 7のパソコンでBitLockerをオフにする方法、およびオンに戻す方法の解説です。BitLockerの解除には時間がかかるため、作業の際は電源管理に十分注意してください。なお、万が一パソコンのログインパスワードを忘れてロックされてしまった場合は、「Windows Password Key」などのツールを活用すれば、パスワードをリセットしてログイン画面を回避することも可能です。
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