Facebookプロフィールの正しい整理方法:「いいね!」全解除は逆効果?後悔しないプライバシー設定の見直し術
Facebookのプライバシー整理ツールの登場をきっかけに、プロフィールの大掃除に取り組む人が急増しています。しかし、「いいね!」したページをすべて解除し、アプリを根こそぎ削除するという極端なやり方を選んだ人の中には、結果に満足できていないケースも少なくありません。
プロフィールを「きれいにする」流行のやり方は、多くの場合、ページの「いいね!」を全解除し、アプリをすべて削除し、いくつかのプライバシー設定を修正するというものです。ところがこの方法には大きな落とし穴があります。Facebookは解除したページや削除したアプリを再びおすすめしてくるため、ホームのニュースフィードが管理しきれない状態になりがちです。しかも、これらのおすすめを確実に回避する手段はほとんどありません。まさに悪夢ですよね。
そこで今回は、後悔しない「賢い整理方法」を段階的にご紹介します。
そもそも、なぜタイムラインを整理したいのか?
まず考えてほしいのは、タイムラインを整理する目的です。次のどれに当てはまりますか?
- 他のユーザーに自分の情報を見られすぎないようにしたい
- Facebook自身に自分のことを知られすぎないようにしたい
- 広告主に情報を渡さず、ターゲティング広告を減らしたい
この記事で紹介する方法で確実に効果があるのは「他のユーザーからの見え方を抑えること」です。残りの2つについては、効果は限定的です。なぜなら、Facebookはすでにその情報を把握しており、一度送信したデータを取り消すことはできないからです。また、広告主があなたの個人情報を直接目にすることもありません。広告主が指定した条件に合う人が誰なのかはFacebook側だけで処理され、広告主に見えるのは「広告に反応した人」だけだからです。つまり、反応しなければ実害はないのです。
Facebookタイムラインの整理手順
ここからは、他のユーザーに自分の情報を見られにくくするための具体的な手順を、複数の角度から解説します。※画面の名称や配置は、Facebookのバージョンや端末によって異なる場合があります。
1. 「いいね!」の公開範囲を制限する
「いいね!」を他人に見られたくなければ、最も確実なのは公開範囲を自分で細かく指定することです。プロフィールの「基本情報」ページを開き、映画・音楽・テレビなど「いいね!」した項目のセクションまでスクロールします。右上の編集メニューから「プライバシーを編集」を選べば、友達やリストごとに誰に見せるかを設定できます。「いいね!」という専用セクションで、その他の「いいね!」全体の公開範囲をまとめて管理できるのも忘れずに。
さらに、同じメニューからセクション自体を非表示にすることも可能です。こうすれば、個別の項目の公開設定に関係なく、基本情報ページを見た人にはそのセクション自体が表示されなくなります。
2. 広告に名前を使われるのを防ぐ
「設定 > 広告」にあるソーシャル広告の設定も必ず確認しましょう。共有相手を「誰にも表示しない」に変更すれば、あなたが「いいね!」したページが、友達に対してあなたの名前付きで宣伝されることはなくなります。できれば友人たちにも同じ設定をお願いして、みんなで情報の拡散を止めましょう。
同じ画面の近くには、もうひとつの広告オプトアウトがあります。これは、Facebookのソーシャルログインを利用しているサイトの訪問履歴をもとに配信される広告を表示しないための設定です。企業があなたの情報を直接取得するわけではなく、すべてFacebook経由で自動処理されますが、気になるならオフにして損はありません。閲覧データを広告主と共有しない設定も合わせて確認しておくと安心です。
3. 連携アプリを整理する
Facebookのアプリ設定ページを開き、利用中・ログイン済みのアプリをひとつずつ確認します。ここで各アプリの公開範囲を設定できるほか、アプリにカーソルを合わせて×ボタンを押せば、アカウントから完全に削除できます。
よく使うサイトのアプリやソーシャルプラグインなら、公開範囲を「自分のみ」に変更すれば、利用していることを誰にも知られません。スパム的な投稿を流すアプリも同様に、「親しい友達」や「自分のみ」に限定すれば、周りに迷惑をかけずに済みます。
このページの下部にある「友達がアプリであなたについて共有できる情報」(Apps Others Use)の設定は非常に重要です。これは、友達が使うアプリにあなたのどんな情報を渡すかをFacebookに指示するものです。プライバシーを重視する人は、友達がインストールするアプリを自分で選べない以上、渡す情報を最小限に絞るべきだと考えています。筆者自身も、オンライン状態の表示以外はすべてチェックを外しています。
4. ニュースフィードを快適に整える
ニュースフィードの整理は、Facebookをストレスなく使い続けるために欠かせません。最も簡単なのは、本当に大切な人だけを入れた「友達リスト」を作成し、そのリストのフィードをブックマークして直接開くようにすることです。
また、広告やアプリ・ゲーム関連の投稿の右上にあるメニューから「興味がない」「〇〇からの投稿をすべて非表示」を選択すれば、不要なコンテンツをどんどん減らせます。うるさいと感じる友人や知人の投稿にも同じ操作をしておきましょう。
5. 基本情報ページを見直す
タイムラインの「基本情報」セクションを開き、登録済みの全項目をチェックします。編集画面で各項目にカーソルを合わせると歯車アイコンが現れ、その情報を現在誰が見られるのかを確認できます。クリックすれば、友達やリスト単位で「見せる/見せない」を細かく設定可能です。ここを正しく設定しておくことが、情報漏えい防止の要になります。
6. プライバシーチェックアップツールを活用する
最後に、Facebook純正の「プライバシーチェックアップ」ツールもぜひ試してみてください。画面右上の鍵アイコン(または設定メニュー)から起動できます。アプリ設定、基本情報の公開範囲、そして次回投稿の公開先を順番に確認してくれるので、重要な項目を短時間で見直すのにとても便利です。
あなたはプロフィールを整理しましたか?
今回の手順でFacebookのタイムライン整理をしてみましたか?公開設定になっていた「いいね!」の一覧を見て、思わず青ざめたことはありますか?それとも、流行に乗って「いいね!」したページを全部削除する大掃除を実行した派でしょうか。もし実行したのなら、その理由もぜひ聞いてみたいところです。
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