Facebookの「プライバシーチェックアップ」で個人情報を守る方法
世界最大のソーシャルネットワークであるFacebookには、プライバシーに関する問題があることはもはや周知の事実です。ニュースでその話題を目にしない日はないほどです。そんな中、Facebookはユーザーが自分の設定をより深く理解できるよう、「プライバシーチェックアップ(Privacy Check-up)」という新しいツールを公開しました。
プライバシーチェックアップの目的は、Facebook上のプライバシー設定を誰でも簡単に把握し、トラブルが起きる前に適切に変更できるようにすることです。公式の紹介動画(Vimeo)も公開されています。
なぜプライバシーチェックアップが重要なのか?

私たちはオンライン生活の多くの部分をFacebookに保存しています。だからこそ、一定レベルのプライバシーとセキュリティが欠かせません。Facebookは以前、1日あたり約60万件の不正アクセスの疑いがあるアカウント(本来の所有者がログインしているか確認できないためアクセスをブロックしたもの)を検知していると明かしています。
テックブログRecodeによれば、Facebookがプライバシーチェックアップを導入した背景には、もう一つ大きな理由があります。
Facebookのプライバシー設定は、長年にわたり頻繁に変更されてきたため、その複雑さで悪名高い。特に新規ユーザーにとっては、膨大な設定項目を把握しながら操作するのは非常に難しい。10年以上にわたり「できるだけ多くの友達とつながり、共有しよう」と促してきた同社が、今になって整理に乗り出したのはこのためだ。「自分の投稿を誰に見られるか想定外だったとき、人は嫌な体験をする」とアンダーウッド氏は語る。「思いがけないサプライズを喜ぶ人はいない」
まさにその通りです。自分のプライバシー設定を正しく把握している人は少なく、ましてやどのアプリがタイムラインへのアクセス権を持っているかを知っている人はさらに少数派でしょう。
プライバシーチェックアップの使い方
プライバシーチェックアップは現在すべてのユーザーに展開されているため、Facebookを利用すると案内が表示されるはずです。表示されない場合は、メニュー上部の鍵アイコンをクリックし、「プライバシーチェックアップ」を選択しましょう。
このメニューには3つのステップがあります。それぞれの内容と、おすすめの設定を見ていきましょう。
1. 投稿(Your Posts)

あなたの投稿を誰でも見られるようにしますか?それともFacebookの友達だけに限定しますか?これがこの設定で決まるポイントです。
ヒント: ほとんどの人には「友達」に設定するのがおすすめです。知らない人に写真を見られたり、親しい相手にしか話したくないことに巻き込まれたりするのは避けたいはずです。
どうしても公開投稿をしたい場合は、「投稿を作成」ボックス内のドロップダウンメニューから簡単に公開範囲を変更できます。さらに詳しく知りたい方は、必ず押さえておきたいFacebookプライバシー対策のコツも参考にしてください。
2. アプリ(Your Apps)

これは特に重要な項目で、多くの人が驚くかもしれません。これまでに、Candy Crush SagaのようなゲームからInstagramのような人気サービスまで、さまざまなアプリやサービスへのログインにFacebookアカウントを使ったことがあるはずです。しかし、それらのアプリにタイムラインへの投稿権限をどれだけ与えているか、きちんと把握できていますか?
プライバシーチェックアップの2つ目のステップでは、Facebook連携アプリの投稿権限を簡単に管理できます。ここでは、各アプリがどのようにタイムラインへ投稿する設定になっているのかを一覧で確認可能です。
ヒント: 利用は続けたいけれどタイムラインへの投稿はさせたくないアプリは、「自分のみ」に変更しましょう。不要なアプリを見つけたら、名前の横にある「×」をクリックしてFacebookから削除できます。
3. プロフィール(Your Profile)

Facebookのプロフィールには、電話番号などセンシティブな個人情報が数多く含まれています。インターネット上の誰もがそれを見られる状態は避けたいところです。場合によっては、Facebookの友達にも見られたくない情報もあるでしょう。プライバシーチェックアップのこのセクションでは、どの情報が誰に公開されているのかを確認し、必要に応じて変更できます。
ヒント: 「家族」「親しい友達」「信頼できる人」などの友達リストを作っておきましょう。リストを増やすほど、「公開」「友達」というFacebookのデフォルト選択肢にとらわれず、特定の情報を誰に見せるべきかを細かくコントロールできるようになります。
このステップには「基本データ」ページへのリンクもあります。そこでは自己紹介などの追加情報を入力し、項目ごとにプライバシー設定を行えます。
ここまで完了すれば、プライバシーチェックアップは終了です。チェック前よりも、少し安全な状態になっているはずです。
Facebookのプライバシーをもっと自分でコントロールしよう
とはいえ、Facebookのプライバシーチェックアップは、誰に情報へのアクセスを許しているかを確認し、情報そのものを見直すための初心者向けツールです。ソーシャルネットワークが抱えるより深いプライバシー問題まで完全に解決するものではありません。しかし心配はいりません。より強固な保護を実現したい方は、非公式のFacebookプライバシーガイドもぜひ活用してみてください。
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