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ネットで人生を台無しにされる前に知っておくべき5つの危険

インターネットは便利な反面、危険が潜む場所でもあります。「ネットは匿名だから安全」と思っている人は多いですが、それは幻想にすぎません。誰かがあなたの正体や住所を突き止めようと思えば、ごく小さな断片的な情報ひとつでも、あなたへとたどり着いてしまうのです。そして、それが現実になると、結果は決して良いものではありません。

近年の傾向として注目すべきは、犯罪者側だけでなく、「自分は安全だ」と匿名性を信じていた被害者が増えているという点です。

サイバーいじめであれ、個人的な恨みであれ、悪意ある人々によって実際に人生を壊された人が存在するのは悲しい事実です。次の被害者にならないために、知っておくべき5つの危険を紹介します。

1. ドクシング(個人情報の晒し上げ)

インターネットで最も恐ろしいのは、私たちがどれほど多くの個人情報を無料で公開しているかという点です。営利目的で売っているならまだしも、多くの人は自分のことを必要以上に、しかも何気なく共有しがちです。その「オープンさ」が、いつか自分に跳ね返ってくる可能性があります。

ドクシング(doxing)とは、誰かがインターネット上を調べ回って個人情報を収集し、その結果をまとめて公開する行為です。いわば、プライベートな情報を公にさらすことだけを目的とした「個人ファイル」を作るようなものです。深刻なプライバシー侵害であり、その後さらに悪質な行為につながることも少なくありません。

有名な例としては、2012年に掲示板サイトRedditのユーザー「violentacrez」が、メディアGawkerの記者によって実名を暴かれた事件が挙げられます。彼は未成年者の性的な画像を共有するコミュニティを運営していたのですが、結果として勤め先を解雇され、数多くの脅迫を受けることになりました。

また、15歳の少女アマンダ・トッドさんは、個人情報を晒され激しい嫌がらせを受け、ついには自ら命を絶ってしまいました。

ドクシングの是非については議論がありますが、現実世界に重大な影響を及ぼすことは否定できません。だからこそ、使わなくなったオンラインアカウントを削除する、SNSで個人的な詳細を公開しないといった自己防衛策を理解しておくことが重要です。

2. スワッティング(偽の緊急通報)

聞き慣れない言葉かもしれませんが、スワッティング(swatting)は非常に深刻な問題です。これは、緊急通報窓口に虚偽の情報を伝え、特定の人物の自宅に武装部隊(SWAT)を突入させるという悪質な「いたずら」のこと。多くの場合、復讐として行われます。

例えば、「○○さんが両親を撃って家に立てこもっている」と911番(日本なら110番)に通報します。一方、当の本人は家で何も知らずにゲームを楽しんでいるだけ。気づけばSWATチームがドアを蹴破り、銃を向けてくる——これがスワッティングです。

見落とされがちですが、少なくともアメリカではスワッティングは重罪です。虚偽の通報のために貴重な緊急対応の人員や資源が浪費され、本当に緊急事態が起きた場所への対応が遅れるおそれがあります。

さらに悪いことに、こうした通報は真剣に受け取られるため、パニックになった被害者が不審な動きを取り、SWATチームに発砲される可能性もゼロではありません。最悪の場合、命を落とすことさえあります。

近年、Twitchのようなライブ配信サイトを標的としたスワッティングが増加しています。残念ながら、被害を完全に防ぐ方法はほとんどありません。ただ、他人をスワットするような人間は、その後の逮捕を逃れるほど賢くないことが多い、というのがせめてもの慰めと言えるでしょう。

3. オンライン詐欺の被害

常に警戒すべきものといえば、詐欺です。詐欺はインターネットの隅々に潜んでおり、油断した瞬間に忍び寄ってきます。すべてが致命的というわけではありませんが、取り返しのつかない被害をもたらすものも多いため、いくら注意してもしすぎることはありません。少しでも怪しいと感じたら、立ち止まって考え直しましょう。

特に危険なのがオンラインショッピングの世界です。フリーマーケットサイト、PayPal、オークションサイトの詐欺には常に目を光らせる必要があります。SNS上の詐欺も大きなリスクで、魅力的すぎるギフトカードのプレゼント企画などが典型例です。慈善団体の募金ですら、詐欺であるケースがあります。

仮に騙されたとしても、損失が少額と多少の手間で済めばまだ幸運な方です。しかし現実にはもっと深刻なことが多く、単純な詐欺が完全なりなりすまし被害(ID窃盗)につながることもあります。

詐欺防止のポイントを学び直し、悪いセキュリティ習慣を今すぐ改めることをおすすめします。

4. ハッキングによる乗っ取り

ハッキングという言葉は今やさまざまな意味で使われますが、ここでは「本人の知らないところで、意志に反してウェブアカウントなどの財産にアクセスされること」と定義します。多くの場合、セキュリティ上の弱点を突かれますが、そうでない場合もあります。

厳密に言えば、パスワードを騙し取られた場合は詐欺、相手がパスワードを割り出したり、パスワードなしでアクセスしたりした場合はハッキングです。

Facebookやパソコンへの不正アクセスはよく聞きますが、リスクはそれだけではありません。Steamなどのゲームアカウントも乗っ取られ、中のデータを盗まれることがあります。物理的なデバイスすら例外ではなく、セキュリティが甘いWebカメラやスマートTVがハッキングされた事例もあります。

Skypeアカウントを乗っ取られるくらいなら大したことないと思うかもしれません。しかし、クラウドストレージに侵入されてデータを全部消されたら? 盗まれて売り払われたら? 銀行口座を空にされたら? あなたになりすまして犯罪を犯されたら?

パスワードを盗む手口のひとつが、キーロガーをはじめとするマルウェアです。だからこそ、定期的なウイルススキャンが重要になります。スマートフォンも忘れずにチェックしましょう。

5. 無断でのアップロード(リベンジポルノ)

ヌードの自撮り写真や親密な動画を撮るような行為をする人なら、「リベンジポルノ」についてよく知っておくべきです。こうした機密性の高いファイルが悪意ある第三者の手に渡り、インターネット上にアップロードされれば、削除できる保証は一切ありません。

さらに厄介なのは、復讐が動機とは限らない点です。パソコン修理店でハードディスクから画像や動画を抜き取られたという逸話は後を絶ちません。スマートフォンの修理でも同じことが起こります。有名人のプライベートな写真がアプリから流出したように、間接的に盗まれるケースもあります。

おわりに

インターネットは人類史上もっとも革新的な発明のひとつであり、そこから生まれた善は計り知れません。とはいえ、リスクがないわけではありません。自分自身のためにも、「インターネットは人生を壊しうる」という事実を胸に刻み、何かをする前に一度立ち止まって考えてください。

あなたはインターネットで被害を受けたことはありますか?被害者にならないためにどんな対策をしていますか?ぜひコメント欄で教えてください!

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