たった1時間でOK!Facebookからプライバシーを取り戻すための8つの対策
Facebookがあらゆる手段でユーザーの情報を収集していることは、今や周知の事実です。では、どうすればプライバシーの主導権を取り戻せるのでしょうか。
「Facebookをやめてしまえばいい」と考える人もいるでしょう。しかし実は、アカウントを退会しても追跡は続く可能性があります。それでも退会したい場合は、一時的な「無効化」ではなく「完全削除」を選ぶことが重要です。
とはいえ、対処すべきはFacebook本体だけではありません。友人や、まったく知らない他人からのプライバシー侵害にも目を向ける必要があります。ここでは、1時間ほどで完了する簡単な対策を8つ紹介します。
1. リモートでログアウトする
誰もが一度は経験があるのではないでしょうか。友人のパソコンでログインしたままにしてしまったり、昼休みに通知をチェックしてそのまま放置したり。スマートフォンにアプリを入れている人も多いはずです。
Facebookは、どこで・どのデバイスからログインしているかを把握しています。さらに厄介なのは、放置されたアカウントを他人に覗き見られるリスクです。幸い、ログイン状況は簡単に管理できます。設定 > セキュリティ > どこからログインしていますか を開き、見覚えのないセッションがあれば アクティビティを終了 をクリックするだけで、そのデバイスから強制的にログアウトできます。
2. 投稿の公開範囲を制限する
ステータス投稿は検索可能です。勤務先の会社や同僚とつながると、学生時代の恥ずかしい投稿まで見られてしまうかもしれません。とはいえ、思い出の投稿をすべて削除したくない人も多いでしょう。
そんなときは「友達リスト」を活用しましょう。親しい友人、単なる知り合い、家族など、グループごとに公開範囲を分けられます。「過去の投稿を見せてもいい相手は誰か」を基準に整理してみてください。
各投稿の日時横にある下向き矢印をクリックし、公開範囲を 友達(推奨)、公開(非推奨)、自分のみ などに変更できます。より細かい指定は カスタム から可能です。自分の全活動履歴を確認したい場合は、右上の矢印から アクティビティログ を開きましょう。
アクティビティログには、これまでに「いいね!」したコンテンツや書いた内容がすべて記録されています。中には手の出しようがないものもありますが(本当に気になるなら「いいね!」の取り消しも可能)、共有したステータスやリンクは、信頼できるグループだけに限定できます。
さらに、過去の投稿を一括で「友達のみ」に絞ることも可能です。設定 > プライバシー > 「友達の友達または公開」で共有した投稿の公開範囲を制限しますか? を選択してください。
この操作は一括では元に戻せないという警告が表示されますが、後から1件ずつ手動で戻すことは可能です。
3. タグ付き写真と顔認識を確認する
酔った姿や、机で居眠りしている写真にタグ付けされていたら……周りの印象は最悪です。同じ アクティビティログ の フィルター で 写真、さらには 自分が写っている写真 に絞り込みましょう。各画像の横にあるペンアイコンをクリックし、タイムラインから非表示 にするか、報告/タグを削除 を選びます。
しかし問題はそれだけではありません。十分な数の写真にタグ付けされていると、Facebookはあなたの顔を学習してしまうのです。これにより、他人がアップロードした写真へのタグ付け候補として、あなたが自動的に提案されやすくなります。顔認識プロジェクト「DeepFace」は、照明や角度に関係なく最大97%の精度で人物を特定できるとされています。設定は 設定 > タイムラインとタグ付け > あなたに似ている写真がアップロードされたとき、だれにタグの候補を表示しますか? から調整できます。
運が良ければ、このオプション自体が存在しないかもしれません。DeepFaceは米国でのみ使用されているとの報告があるためです。
4. 連携アプリを見直す
私たちはさまざまなサービス(アプリやWebサイト)に、ソーシャルメディアアカウントへのアクセスやウォールへの投稿を許可しています。信頼しているものもあれば、完全に忘れ去られているものもあるはずです。友人にはあなたの利用アプリが見え、アプリ側は氏名・年齢・職業などの個人情報を取得できます。
アプリの公開範囲はアクティビティログで投稿と同じように変更でき、権限そのものを完全に削除することも可能です。一覧は 設定 > アプリ にあります。
筆者も以前、Digital Shadowを使ってFacebookが自分についてどれだけ知っているかを確認しました。何年も前に一度だけ遊んだゲームや、すっかり忘れていたお絵かきアプリまで、ずっと記録されていたのです。
アプリにカーソルを合わせて × をクリックすれば、完全に削除できます。
また、スマートフォン上のどのアプリが本当にFacebookアカウントへのアクセスを必要としているのかも見直しましょう。オフにするのは簡単で、iPhoneなら 設定 > プライバシー > Facebook に、ログイン情報を要求するアプリの一覧が表示されます。
5. 検索エンジンからのリンクを防ぐ
Google、DuckDuckGo、Bingなどの検索エンジンがあなたのタイムラインにリンクするのを望まないなら(実際に行われており、名前と地域を知る人ならあなたの「いいね!」履歴がほぼ見えてしまいます)、プライバシー設定を変更する必要があります。
設定 > プライバシー > あなたを検索できる人 > 他の検索エンジンがタイムラインにリンクできるようにしますか?
チェックを外せば完了です。ただしFacebookが警告する通り、検索エンジンがリンクを消去するまで多少時間がかかることがあります。
もうひとつの方法は、登録名を少し変えることです。特殊文字を加えたり、姓の一部を省いたりすると、友人だけでなく見知らぬ他人にも見つけにくくなります。
6. 暗号化メッセージの活用を検討する
Facebookのチャット機能は便利ですが、実は「本当にプライベート」ではありません。
Messengerからは、オンライン状態、使用デバイス、位置情報などを示すメタデータが取得され得ます。
でも心配ご無用。代替手段はたくさんあります。iMessageをはじめ、多くのサービスが暗号化メッセージを提供しています(ただし政府機関がアクセスを求めている以上、永久に安全とは言い切れません)。WhatsAppも非常に人気ですが、Facebookによる買収後はプライバシー面での懸念が指摘されています。
7. 交際ステータスを設定しない
耳の痛い話に聞こえるかもしれませんが、恋人との関係をFacebook上で公開しないことをおすすめします。もちろん、大切な人と距離を置くという意味ではありません。単に「交際中」としてタグ付けしないだけです。
なぜなら、パートナーの友人たちにもあなたの存在が見えてしまうからです。少し疑心暗鬼に聞こえるかもしれませんが、メールのヘッダー情報だけで人間関係を解析するツール(Immersionなど)の存在を考えれば、Facebookにできることなど想像がつくでしょう。プロフィールの 概要 ページから編集できます。
デメリットは、配偶者経由であなたを探しにくくなる点ですが、見つけ方は他にもいくらでもあります。そもそも、今どき交際ステータスを更新する人がいるでしょうか? メリットよりデメリットの方が大きいのは明らかです。
8. メールアドレスを変更する
通知の多さにうんざりしていませんか? プライベートなメールアドレスをFacebookに知られるのが不安なら、主な連絡先アドレスを変更しましょう。設定 > 一般 から簡単に行えます。
そこに主要なメールアドレスが表示されるので、編集 ボタンをクリックするだけ。次回ログイン時に変更したことを忘れないよう注意してください。
Facebookが自動生成したアドレス(なんと親切な!)にするのもよし、すでにインターネット上で公開しているビジネス用アドレスなどにするのもよいでしょう。SNSに知られていても問題ないアドレスを選ぶのがポイントです。
その他にできることは?
そう、Facebookはあなたについて多くを知っています。そしてプライバシー設定を誤っていれば、見知らぬ他人も同じくらい知ることができてしまうのです。
幸い、私たちは無力ではありません。主導権を取り戻すのはとても簡単です。
あなたのプライバシーを守る、クイック&簡単な裏ワザがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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