匿名のFacebookアカウントを本当に匿名のまま守る方法
匿名のFacebookアカウントを持っていて、その状態を維持したいなら、オンラインでの行動には常に注意が必要です。Facebookは「おすすめのページ」や「知り合いかも」を表示するために、ユーザーの行動を常時監視しています。
Facebookプロフィールを匿名のまま保つのは決して簡単ではありませんが、以下のポイントを実践すれば、匿名アカウントのプライバシーをしっかり守ることができます。
Facebookのプライバシー設定を固める
匿名のFacebookアカウントを作成したら、まず最初にやるべきなのがプライバシー設定の見直しです。設定を適切に調整することで、知り合いにアカウントを発見されるリスクを大幅に減らせます。プライバシー設定では、投稿を見られる相手、友達リストの公開範囲、フレンド申請を許可する対象などを細かくカスタマイズできます。
これによりプロフィールは可能な限り非公開になりますが、それでも誰を友達として承認するかには注意が必要です。
投稿のプライバシー設定を変更する
今後のすべての投稿に対する公開範囲は、Facebookの設定から一括で変更できます。
今後の投稿の公開範囲を設定する手順は以下の通りです。
- ニュースフィード画面の右上にある小さな三角形アイコンをクリックします。
- ドロップダウンメニューから「プライバシー」を選択します。
- 「あなたのアクティビティ」セクションで、「今後の投稿を誰が見られるようにするか」の横にある「編集」を選択します。
- 「友達」を選択します。
こうすることで、投稿を見られるのは友達だけになります。
ただし、この設定は今後の投稿にのみ適用される点に注意しましょう。新規アカウントですでに公開済みの過去の投稿は、一般に公開されたままになっている可能性があります。
過去の投稿の公開範囲をまとめて変更したい場合は、同じページにある「過去の投稿を限定」というオプションを選択してください。これにより、過去に共有した投稿も友達リストに入っている人だけが見られるようになります。
フレンドリクエストを制限する方法
作成したばかりの新しいアカウントでは、誰でもフレンドリクエストを送れます。しかし、プライバシー設定を変更すれば、リクエストを送れる相手を限定できます。
フレンドリクエストを送れる相手を変更する手順:
- ニュースフィード画面の右上にある小さな三角形アイコンをクリックします。
- ドロップダウンメニューから「プライバシー」を選択します。
- 「ユーザーがあなたを見つけて連絡する方法」セクションの「フレンドリクエストを送れる相手」へ移動します。
- 「友達の友達」を選択します。
「友達の友達」を選択すると、すでに友達になっている人の友達だけがあなたに申請できるようになります。以前はフレンドリクエストを完全にブロックする設定もありましたが、Facebookはこのオプションを廃止しました。そのため、「友達の友達」が現時点で選べる最も厳しい設定となります。
プロフィールが匿名かどうかにかかわらず、フレンドリクエストは必ず自分の目で確認し、誰を承認するか慎重に判断することが大切です。
友達リストの公開範囲を変更する
プライバシー設定を強化するもうひとつの方法が、友達リストの公開範囲の変更です。
この設定を「自分のみ」に変更すると、第三者があなたの友達リストをたどって、出身地や勤務先などの共通点を探ることを防げます。結果として、本人特定のリスクも下がります。
友達リストの公開範囲を変更する手順:
- ニュースフィード画面の右上にある小さな三角形アイコンをクリックします。
- ドロップダウンメニューから「プライバシー」を選択します。
- 「ユーザーがあなたを見つけて連絡する方法」セクションの「友達リストを見ることができる相手」へ移動します。
- ドロップダウンメニューから、最大限のプライバシーを得るために「自分のみ」を選択します。
フレンドリクエストが大量に届いて困っていませんか?プライバシーとフレンドリクエストについて詳しく知りたい方は、隠れたフレンドリクエスト設定に関する記事もぜひチェックしてみてください。
必ず偽名を使う
Facebookは、いわばデジタル版の「六次の隔たり」のような監視・レコメンドシステムを使って、ユーザー同士をつなごうとします。過去に追加した相手を記録し、現在の友達リストをもとに新しい友達を提案してくるのです。
本名と実際の顔写真を使っていると、大学時代の厄介な知人など、関わりたくない相手に簡単に見つけられてしまいます。
正体を隠したいなら、本名と似ていない名前を選びましょう。
また、ニックネームが周りのコミュニティで広く知られている場合は、ハンドルネーム(ユーザー名)に使うのも避けたほうが無難です。
個人情報の開示を最小限に抑える
Facebookでは、自己紹介欄に勤務先や学歴を記載できます。
こうした情報をプロフィールに追加すると、職場や学校で出会った人に発見される可能性が高まります。
プロフィールを非公開に保ちたいなら、この項目は空欄のままにしておくか、思いきって遊んでみるのも一案です。お気に入りのテレビ番組や映画に登場する会社を勤務先として登録すれば、ちょっとしたユーモアにもなります。
朝起きたら元同僚や同級生からのフレンドリクエストが10件も届いていた――そんな事態を避けたいなら、勤務先や学歴などのリアルな情報は自分だけの秘密にしておくのがおすすめです。
家族や友人とのやり取りにも注意する
友達の写真にコメントしたり、誕生日メッセージを書き込んだり、投稿にいいねしたりするたびに、共通の知人経由で匿名アカウントが発見されるリスクが高まります。
他のユーザーとの交流はFacebookの楽しみのひとつですが、完全な匿名性を保ちたいなら、公開の場でのやり取りではなく、友達への個別メッセージ(DM)を利用するのが賢明です。
地元のグループやページへの参加を控える
小さな都市や町に住んでいる場合、地域のグループやページ経由で匿名アカウントが発見される可能性があります。Facebookは特に、しばらく投稿していないユーザーの活動を優先的に表示する傾向があり、グループの他のメンバーのタイムラインにあなたの投稿が表示されることもあります。
プロフィールを非公開に保ちたいなら、ページや公開グループでの公開投稿やコメントは避けましょう。
個人的な詳細情報は慎重に共有する
プロフィールのプライバシーを守りたいなら、Facebookで何を共有するか常に意識しましょう。出身地、本名、その他の機微な情報を共有すると、正体が周知の事実になってしまう恐れがあります。
SNSに絶対に投稿すべきでない情報については一般的なルールがありますが、匿名プロフィールを匿名のまま維持するには、さらに一段高い警戒心が必要です。
SNSでは常に「クリックする前に考える」ことが大切です。うっかりやってしまうこともありますが、匿名プロフィールを持っていれば、何にいいねし、何をシェアしているのかをより意識するようになるはずです。
匿名のFacebookプロフィールは自分に合っている?
匿名のFacebookアカウントを数週間使ってみて、「やっぱりネット上で匿名でいるのは自分には合わない」と感じるかもしれません。それでも問題ありません。
一方で、生活の中の人間関係から少し距離を置きたいときや、プライバシーが気になるときには、こうしたアカウントこそが、SNSを快適に使うための答えになるかもしれません。
ただ、ここまで紹介した対策が少し大げさだと感じるなら、既存のプロフィールのプライバシー設定をしっかり固めて、友達リストをかなり絞り込むだけでも十分かもしれません。
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