匿名のFacebookアカウントを作成する方法|プライバシーを守る完全ガイド
Facebookには、不透明な広告手法からMetaヘッドセットの無効化に至るまで、常に新しいスキャンダルがつきまとっています。メインのFacebookアカウントを削除するのも一つの手ですが、それでもプラットフォームを使い続けたい場合は、匿名のFacebookアカウントを作成するという選択肢があります。
例えば、勤務先企業のSNS運用のために仕事用アカウントが必要なケースや、Meta Quest 2などのVRヘッドセットの初期設定にFacebookアカウントが求められるケース、家族や友人がMessengerを使っているために連絡手段として確保したいケースなど、理由はさまざまです。
どんな理由であれ、匿名アカウントを作成することで、Facebookに追跡される情報量を最小限に抑えることができます。
なぜ匿名のFacebookアカウントが必要なのか?
個人情報をFacebookに登録したくない理由は人それぞれあるでしょう。しかし突き詰めれば、その答えはひとつ、「プライバシーの保護」に行き着きます。
Facebookによる情報の不正利用が心配な方もいれば、詐欺師などに個人情報を盗み見られるリスクを懸念する方もいるでしょう。
また、実名をインターネット上に公開することへのセキュリティ上の不安から、昔の知人に居場所を探られたくないという方もいます。職場の同僚には自分の私生活を見られたくないという人も多いはずです。
もうひとつよくある理由が、SNS運用代行やマーケティングなど関連業務に従事しているケースです。仕事で企業のFacebookアカウントを管理する際、自分の個人アカウントと紐づけたくないと考えるのは自然なことです。
いずれも匿名アカウントを持つ正当な理由と言えます。それでは、実際に作成する方法を見ていきましょう。
匿名のFacebookアカウントの作り方
新しい匿名アカウントの作成自体はそれほど時間はかかりません。ただし、いくつかの落とし穴があり、うっかり個人情報を紐づけてしまう可能性があります。ここでは避けるべきポイントもあわせてご紹介します。
ステップ1:まず新しいメールアドレスを取得する
新しいFacebookアカウントを匿名のまま維持するには、実名と紐づいていない新しいメールアドレスが必要です。これは非常に重要です。メールアドレスから個人を特定されてしまう恐れがあるからです。
既存のメールアドレスを使って登録すると、Facebookが匿名アカウントを実名と結びつけてしまう可能性があります。そのメールアドレスを使ったことのあるサービスすべてが、あなたにつながる手がかりになり得ます。
そこでおすすめなのが、暗号化メールサービスの利用です。名前や生年月日など、登録時に求められる情報にはダミー情報を使用しましょう。
筆者のおすすめはProtonMail(Proton Mail)です。暗号化されたメールを提供しており、無料プランでもFacebookの利用に十分な送受信回数が得られます。
- ブラウザで proton.me にアクセスし、「Protonを無料で使う」をクリックします。
- ユーザー名を選択します。普段使っているメールアドレス、本名、同居家族などに紐づかないものを選びましょう。
- パスワードを設定します。過去に使ったことのないパスワードを新規に作成するのが賢明です。
- 表示名を設定します。
- 復旧用の電話番号やメールアドレスの登録を求められたら、「後で」を選択してスキップします。
これで、個人を特定できる情報に紐づいていない匿名のメールアドレスが完成しました。次はFacebookに移ります。
ステップ2:匿名メールアドレスでFacebookに登録する
最初のポイントは、Facebookに「既存アカウントがある」と思わせないことです。
- 任意のブラウザを開き、シークレットモード(Incognito)に切り替えます。
- Facebookのサイトにアクセスします。
- 「新しいアカウントを作成」をクリックします。
- ダミーの個人情報を入力します。
- どの段階でも絶対に電話番号を入力しないでください。電話番号は他のさまざまなサービスと紐づいているため、照会されると匿名アカウントが実名につながってしまいます。
- プロフィール画像は、既存の写真を使わず、Facebookのアバター機能を利用するのがおすすめです。
そして忘れてはならないのが、Facebookが連絡先へのアクセスを求めてきたら必ず拒否することです。電話番号の入力よりも深刻な情報漏洩につながりかねません。
ステップ3:追加するのは必要なアカウントだけに絞る
匿名アカウントを維持するには、継続的な努力が必要です。「あなたが知っているかもしれない人」という提案機能を、Facebookがどれほど頻繁に表示してくるか思い出してください。実生活に関係する人物が一切表示されなければ、アルゴリズムをうまく回避できている証拠です(今のところは)。
この状態を保つことが重要です。信頼できる親しい友人だけを追加するか、あるいは誰も追加しないという選択もあります。
ブランドアカウントの管理用として使う場合は、友人リストやいいね!リストに何も追加しないのが鉄則です。ブランドの作業中にうっかり自分のアカウントへ追加してしまうミスは起こりやすいため、常に注意が必要です。
届いた友達リクエストには安易に承認しないでください。Facebookが匿名アカウントの友達リストと関連性があると判断した人物、あるいはIPアドレス経由で個人プロフィールと結びつけた人物からのリクエストである可能性があります。
匿名Facebookアカウントに関する最終的な注意点
Facebookは何度も新規アカウントの確認を求めてきます。電話番号によるアカウント確認には決して同意しないでください。いいですか?
Facebookの認識上、あなたは電話を持っていないことになっています。モバイルアプリでログインするたび、Messengerにサインインするたびに、再び電話番号を求められるでしょう。
モバイルアプリの使用は避けるのが得策です。そもそもこのアカウントの友達リストには誰もいないのですから。
アカウント認証が必要な場合は、使い捨てのメールアドレスを使用してください。このメールアドレスは匿名Facebookアカウント専用とし、他のサービスには絶対に使わないでください。
あとは、あなた自身がこの新しい匿名アカウントのプライバシーを守る番です。知り合いを大量に追加しないこと。知らない人を追加しないこと。繰り返しますが、誰も追加しないのが一番安全です。
いかがでしたか?匿名アカウントを作成してみようと思いますか?ぜひコメント欄でお聞かせください。
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