特定のサイトだけ閲覧履歴を残さない方法|Chrome・Firefoxで履歴保存を無効化するテクニック
ブラウザが閲覧履歴を自動で保存してくれるのは、よく使うサイトへ素早くアクセスできる便利な機能です。しかし、「このサイトだけは履歴に残したくない」と思ったことはありませんか?特定のウェブサイトの履歴保存を無効にすれば、アドレスバーの候補に表示されることもなくなり、プライバシーをしっかり守れます。本記事では、ChromeとFirefoxで特定サイトの履歴を残さないための実践的な方法を詳しく解説します。
方法1:プライベートモード(シークレットモード)を活用する
FirefoxやChrome(およびChromium系ブラウザ)には、残念ながら「特定のサイトだけ履歴を保存しない」というネイティブ機能は搭載されていません。標準設定では、履歴の保存は「全部保存」か「全部保存しない」の二択です。
そこで最も手軽な回避策となるのが、プライベートブラウジングの活用です。拡張機能も不要で、誰でもすぐに使えるシンプルな方法です。
ショートカットキーで開く
Chromeの場合:「Ctrl + Shift + N」(Macは「Cmd + Shift + N」)を押すと、シークレットウィンドウが開きます。
Firefoxの場合:「Ctrl + Shift + P」(Macは「Cmd + Shift + P」)を押すと、プライベートウィンドウが開きます。
また、検索結果などに表示されたリンクを右クリックし、「シークレットウィンドウで開く」「プライベートウィンドウで開く」を選択すれば、直接プライベートモードでサイトを開くことも可能です。
注意点
この方法の弱点は、うっかり通常のウィンドウで開いてしまうと履歴が保存されてしまうことです。その場合は、履歴画面から該当する記録を手動で削除する必要があります。
頻繁に使うサイトなら、常にプライベートモードで起動する専用ショートカットを作成しておくのがおすすめです。手順は以下の通りです。
- デスクトップにブラウザのショートカットを新規作成します(既存のものをコピー&ペーストしてもOK)。
- ショートカットを右クリックして「プロパティ」を開きます。
- Chrome系ブラウザ:「リンク先」の末尾に半角スペースを空けて
-incognitoを追加します。 - Firefox:
-private-windowを追加します。Edge:-inprivateを追加します。 - 「適用」をクリックして変更を保存すれば完了です。
方法2:Chromeで特定サイトの履歴を無効にする(拡張機能)
Chromeには特定サイトのみ履歴を除外する公式機能がないため、拡張機能に頼ることになります。数多くの拡張機能を実際に検証した結果、カスタムルールで特定サイトを履歴から除外できる以下の3つに絞りました。いずれもAndroid版Chromeでも使用できます。
HistoryGuard(おすすめ)
筆者のお気に入りはHistoryGuardです。操作が直感的で、数分でブロックリストを作成できます。すべてのルールはローカルに保存されるためデータのプライバシーも安心です。さらに、ルールのエクスポート/インポート機能があり、別デバイスへの展開やChrome再インストール時の復元もスムーズです。
使い方は簡単。拡張機能アイコンをクリックし、ブロックしたいサイトのURLを入力して「Add」を押すだけです。なお、過去の履歴は削除されないため、以前の訪問記録を消したい場合は履歴を手動でクリアしてください。
Don't Save to History
Don't Save to Historyは、完全なURLではなくキーワード指定で履歴保存をブロックしたい場合に最適です。たとえばドメインの一部だけ入力すれば、それに一致するページがすべて対象になります。データはローカル保存で、インポート/エクスポート機能こそありませんが、総合的に安定して動作します。
拡張機能をクリックし、キーワードを入力して「Add」を押すだけで設定完了です。
History Guard – Smart Privacy Protection
History Guard – Smart Privacy ProtectionはHistoryGuardと似た使い勝手ながら、より高度な機能を備えています。時間帯によるルール設定、Cookieやダウンロード履歴の削除・ブロック、キーワード指定ブロック、右クリックメニューからのサイト追加などに対応しています。
拡張機能をクリックしてURL(または「Keyword」タブでキーワード)を追加し、「Add」を押します。各エントリ横の三点リーダーをクリックすると、個別の詳細設定が行えます。
これらの拡張機能やその他のChrome拡張機能が削除できない場合は、専用の対処法を試してみてください。
方法3:Firefoxで特定サイトの履歴をブロックする(拡張機能)
Firefoxでも、履歴ブロック系の拡張機能が最も手軽な方法です。徹底的に調査した結果、特におすすめの3つに絞りました。どれも過去の履歴を自動削除するわけではない点に注意し、必要なら既存の閲覧履歴を手動で削除しておきましょう。
History AutoDelete
History AutoDeleteは、サイトを訪問した瞬間にそのドメインを履歴除外リストへ追加できる便利な拡張機能です。「1〜2日だけ履歴を残したい」といった場合に使える、期間指定での履歴削除機能も備えています。
なお、除外ドメインを手動で追加する際は、必ずURLの前後にアスタリスク(*)を付けて*youtube.com*のように指定してください。検証では、アスタリスクなしでは履歴がブロックされませんでした。
使い方:ブロックしたいサイトを開き、拡張機能アイコンをクリックして「Auto Delete Domain and SubDomain」を選択します。同時に「Clear all history for this domain」もクリックすると、過去の履歴もまとめて消せます。歯車アイコンから、期間設定や手動除外などの詳細設定が可能です。
HistoryBlock
HistoryBlockは、URLを入力するだけでブロックできるシンプル設計です。ただし、設定変更にはFirefoxの拡張機能マネージャーを開く必要があり、少し操作性が惜しい点が難点です。
使い方:Firefoxの拡張機能アイコンをクリックし、HistoryBlock横の歯車から「拡張機能を管理」を選択します。「オプション」→「Add Domain」でドメインを追加しましょう。登録ドメインは暗号化されて表示されるため、他の人が拡張機能を開いてもブロック中のサイトは見えません。暗号化をオフにすればドメインを可視化することもできます。
History Auto Delete
History Auto DeleteはHistoryBlockとよく似た仕組みで、設定はすべてFirefoxの拡張機能マネージャー内で管理します。URLを追加し、履歴を削除するまでの待ち時間を指定するだけで完了です。デフォルトでは3秒後に削除されます。
拡張機能をクリックして「Options」タブを開き、ブロックしたいURLを1行ずつ入力します。より高度なブロックを行いたい場合は、Optionsタブ内にリンクされている正規表現ガイドも参考にしてください。
まとめ:拡張機能は1ブラウザにつき1つに
どんな理由でどのサイトの履歴をブロックしたい場合でも、拡張機能の活用が最も確実で効率的な選択肢です。ただし、動作の重複による不具合を避けるため、1つのブラウザには1つの拡張機能のみを導入するようにしましょう。
FacebookやRedditの履歴をまっさらな状態にしたい方は、FacebookやRedditの閲覧履歴を一括削除する方法もあわせてチェックしてみてください。
- HistoryGuard for Chrome(無料)
- Don't Save to History for Chrome(無料)
- History Guard – Smart Privacy Protection for Chrome(無料)
- History AutoDelete for Firefox(無料)
- HistoryBlock for Firefox(無料)
- History Auto Delete for Firefox(無料)
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