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WWWあり?なし?URLの正しい選び方とWordPressサイトにWWWを追加する方法

WWWあり?なし?URLの正しい選び方とWordPressサイトにWWWを追加する方法

ブラウザのアドレスバーをふと見て、疑問が湧いたことはありませんか?普段当たり前だと思っていたものに、突然好奇心が刺激される——そんな瞬間のひとつです。

なぜあるウェブサイトのドメイン名の前には「www」が付いているのに、別のサイトには付いていないのでしょう?3つのWにはどんな意味があるのか?自分のサイトで「www」を使うかどうかに違いは生まれるのか?使わないとSEOに悪影響があるのか、それとも逆なのか?すでに運営しているサイトに今から追加するのは遅すぎるのか?そんな疑問が次々と頭に浮かんできます。

「まさか自分がずっと間違っていたのでは」と不安になったかもしれません。しかし、本当にそうなのでしょうか?

ドメインが「裸」(ネイキッドドメイン)だったらどうなる?

まずは用語の確認から始めましょう。ウェブサイトのURLには大きく分けて2種類あります。「www」が付くものと、付かないもの。後者は「ネイキッドドメイン(裸ドメイン)」と呼ばれます。

続いて本題です。「ドメインにwwwを使うべきか、使わないべきか?」ほとんどのWeb実務者が答えるのは、「個人の好みの問題です」。つまり、「あなた次第」ということを、もう少し丁寧に表現した言い回しです。

そしてSEOの観点から言えば、サイトが「www」を使っていてもネイキッドドメインでも、検索順位に違いは生じません。

本当に重要なのは、どちらか一方に決めて一貫して使い続けることです。「www」を採用するかどうかにかかわらず、決定を最後まで貫かないと、リダイレクトやSEOインデックスの面で問題が発生します。

とはいえ、「www」を使うことには技術的なメリットがあります。特に1日数百万アクセスを受ける大規模ドメインでは、その差が顕著に現れます。

メリットその1:サーバー障害への柔軟な対応

ホスティングプロバイダーが頻繁に直面する問題のひとつが、サーバーの障害です。障害が発生すると、そのサーバー上でホストされているサイトはダウンタイムを経験します。訪問者側に影響が出ないよう、プロバイダーは修復作業中にすべてのトラフィックを正常なサーバーへ振り替えられなければなりません。

WWWあり?なし?URLの正しい選び方とWordPressサイトにWWWを追加する方法

ダウンタイムはホスティングサービスの評判を損なう大きな要因となるため、プロバイダーはこれを最小限に抑えようとします。

ところが、このトラフィックの振り替えはDNSのCNAMEレコードを使って設定されます。残念ながら、ネイキッドドメインにはCNAMEレコードを設定できないのです。

アクセスの少ないサイトであれば、次の訪問者が来る前にサーバーが復旧するため、さほど問題になりません。しかし、1日に数千人以上の訪問者があるサイトは、確実に大きな打撃を受けることになります。

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メリットその2:Cookieとキャッシュの制御

ドメインを裸のままにしてはいけない2つ目の理由が、Cookieとキャッシュです。

インターネットの用語でいうCookieとは、ウェブサイトから送信され、ユーザーのブラウザ内に保存される小さなデータの断片です。その用途のひとつは、閲覧セッション中にユーザー情報を「記憶」させ、ページをまたぐたびにログインし直す手間を省くことです。

一方、キャッシュとは、HTMLページや画像などのウェブドキュメントを静的データとして一時保存し、帯域幅の使用量・サーバー負荷・表示の遅延を軽減する仕組みのことです。

サイトの表示速度を高める一般的な手法は、「xxx.domain.com」のようなサブドメインから静的コンテンツを配信することです。ドメインの「www」は、Cookieと静的コンテンツを保存するために必要なサブドメイン構造を作り出してくれます。

「www」がない場合、Cookieがすべてのサブドメインに送信されてしまい、静的コンテンツへのアクセスが遅くなったり、キャッシュ処理が正常に機能しなくなったりする恐れがあります。

どうしてもネイキッドドメインを貫きたい場合(Twitterのように)、唯一の解決策は、静的コンテンツ専用にもうひとつドメインを購入することです。

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ただし、あえてすべてのサブドメインにCookieを送信したいケースもあります。例えば、サイト内の複数サブドメインにまたがる各種サービスでシングルサインオンを実現したい場合などです。

結論(予備編)

まとめると、ネイキッドドメインのままでも当面は問題なく運営できるでしょう。少なくとも、サイトが成長してもはや問題を無視できなくなるまでは。しかし、最初から「www」を付けておけば、将来の運営は格段にトラブルが少なくなります。

WordPressブログにWWWを追加する方法

ここからは、実際にドメインへ「www」を追加する手順を見ていきましょう。

(比較的)新しいサイトの場合

すでにサイトが「www」を使っているなら、おめでとうございます。このセクションは読み飛ばして、快適なブログ生活をお過ごしください。立ち上げたばかりでコンテンツがほとんどないWordPressサイトなら、ドメインに一瞬で「www」を着せることができます。

まず、WordPressサイトの管理画面にログインし、サイドバーから「設定 > 一般」メニューへ移動します。

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次に、「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」の項目までスクロールします。ドメイン名の直前(「https://」とドメイン名の間)に「www」を追記してください。入力が終わったら、ページ下部までスクロールして「変更を保存」をクリックします。

WWWあり?なし?URLの正しい選び方とWordPressサイトにWWWを追加する方法

設定が保存されると自動的にログアウトされるため、WordPressでの作業を続けるには再度ログインが必要になります。

すでに確立されたサイトの場合

大量のコンテンツを抱える成熟したサイトの場合は、現在のURL形式を維持し、「www」の追加・削除によるドメイン変更は避けることを強くおすすめします。変更すると、既存の全コンテンツを新しいURL形式へリダイレクトし直す必要があるからです。例えば、ある記事の旧URLが「https://yoursite.com/article」であれば、「https://www.yoursite.com/article」へ転送設定しなければなりません。

これはほんの1件の話です。もし何百件もの記事があったらどうでしょうか?

現状を維持すべき2つ目の理由は、SEOで成果を積み上げてきたサイトだからこそです。「www」の有無自体はSEOに大きな影響を与えないというのは事実ですが、それはサイト立ち上げ当初にどちらを使うかを決める段階での話です。すでに大量のコンテンツがあるなら、検索エンジンは既存のURLをもとにインデックスを完了しています。ここでURLを変更すれば、それまで積み重ねてきた努力がすべてゼロに戻ってしまうのです。

それでも「世界の安全がかかっている」というほどの理由で「www」を追加しなければならない場合は、Better Search ReplaceやEasy 301 Redirectといったプラグインを活用して、旧URLから新URLへ一括移行するのが最も簡単な方法です。

しかしその手順については、また別の機会にお話ししましょう。


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