作業効率がアップする!Googleスプレッドシートのおすすめアドオン10選
Googleスプレッドシートのアドオンは、行と列への入力にとどまらず、その可能性を大きく広げてくれます。数式をグラフとして可視化したり、アプリを構築したり、APIを開発したり、地図上の座標を取得したり、機械学習による予測分析ツールを作成したりすることも可能です。本記事では、日々の業務の生産性向上に役立つ、厳選したGoogleスプレッドシートアドオンを10個ご紹介します。
1. Citable

Citableは、Googleスプレッドシートをブックマークツールに変え、リサーチ情報の収集を格段に楽にしてくれるアドオンです。インストール後、保存したいコンテンツを見つけて選択し、Citableボタンをクリックするだけで完了します。
対象のテキスト、リンク、サイトURL、著者プロフィール、任意で追加したタグがすべてコピーされ、Googleスプレッドシートに自動保存されます。CitableのノートをZoteroなどの文献管理アプリにインポートすれば、次の研究のための参考文献リスト作成にも役立ちます。他のアプリに取り込む際は、事前にCitableのテキストをBibTeX形式でPCにエクスポートしておきましょう。
2. AppSheet

AppSheetは、スプレッドシートをそのままアプリに変換できるアドオンです。つまり、新しいモバイルアプリの開発が、スプレッドシートにデータを入力するのと同じくらい簡単になります。製品、不動産物件、顧客データ、在庫など、アプリで管理したい情報をGoogleスプレッドシートにリスト化し、そのシートをAppSheetに接続するだけでOKです。
画像や署名、テキストを収集するフォームなどの機能追加やカスタマイズも自由自在。Dropboxなどのファイルストレージサービスの画像を利用したり、列をカスタマイズしたり、地図で位置情報を表示したり、デザインを自社ブランドに合わせたりすることもできます。
アプリの開発自体は無料で利用できますが、無制限のアプリ利用とコア機能へのアクセスには、1ユーザーあたり月額1ドルの料金が発生します。
3. Sheetsu

Sheetsuを使えば、スプレッドシートから直接APIを構築できます。独自のアプリを作成したり、API経由でスプレッドシートを他のアプリと連携させたりすることが可能です。手順は非常にシンプルで、Googleスプレッドシートのリンクを入力するだけで、そのシートがAPIに変わります。
APIの権限も細かく制御でき、POST、PUT/PATCH、DELETE、GETの中から許可する操作を選択できます。これにより、アプリ側から動的にデータを取得・追加・更新したり、スプレッドシートに新しく追加した項目を自動的に取得したりすることが可能になります。
月間300リクエストまでのAPIが1つなら無料。月額8ドルのプランに加入すれば、APIの追加や月間リクエスト数の増加にも対応できます。
4. Email Hunter

Email Hunterは、メールアドレスを検索するためのアドオンです。特定の組織のメンバー全員にメールを送りたいときや、特定の連絡先を探しているときに便利です。
アカウントを作成してアドオンにAPIを設定したら、Email Hunterのサイドバーにメールを収集したいドメインを入力します。すると、対象組織に関連するメールアドレスをすべて検索してスプレッドシートに入力し、アドレスの有効性に対する信頼度に基づいてランク付けしてくれます。
月150クエリまでは無料で利用可能。月1,000リクエストからの有料プランは、月額49ドルからとなっています。
5. Twitter Archiver

Twitter Archiverは、Twitterの検索結果を継続的に記録できるアドオンです。特定のハッシュタグやトピックでTwitterを検索し、その結果をスプレッドシートに保存できます。シンプルな検索クエリと高度な検索クエリの両方に対応しており、場所、言語、メンションなどを検索条件に含めることも可能です。
無料版では、1時間ごとにリクエスト内容に一致するツイートを検索・収集し、スプレッドシートを自動更新してくれます。15分ごとの更新を希望する場合は、有料プランが必要です。
コア機能は無料。カスタマーサポートと10〜15分ごとの最新情報の自動更新を利用したい場合は、39.99ドルの支払いが必要です。
6. AYLIEN Text Analysis

AYLIEN Text Analysisは、テキストデータを深く分析できるGoogleスプレッドシートアドオンです。テキスト内の個々のエンティティや概念の抽出、文章の要約、ハッシュタグの提案、センチメント(感情)分析など、多彩な分析が可能で、データが何を意味しているのかを理解するための有益なインサイトを提供してくれます。
このアドオンは、他のアドオンと組み合わせると真価を発揮します。ウェブサイトからデータをインポートしたり、APIで別サイトからデータを収集したり、Twitter Archiverでツイートを取得したりした後に使うのがおすすめです。収集したデータの要約、感情の把握、プロモーションに最適なハッシュタグの特定などに活躍し、インポートしたテキストから欲しい結果を数秒で得られます。
1,000クエリまでは無料で、それ以上は1,000クエリあたり10ドルで利用できます。
7. Power Tools

Power Toolsは、スプレッドシートの整形やクリーンアップに特化したアドオンです。数式の一括カスタマイズ、データの再フォーマット、データのクリーンアップ、シートや列の結合・分割など、あらゆる作業をオールインワンでこなせます。
使用するたびに新しい関数を選べるほか、お気に入りのツールを登録しておけば、同じクリーンアップ作業を将来も簡単に繰り返せます。個別のソリューションが必要な場合は、Power Toolsに含まれる以下の専用アドオンを利用するのもよいでしょう。
- Advanced Find and Replace: 値、ノート、リンクを横断的に検索し、結果を新しい表に保存できます
- Merge Values: 範囲、列、行のデータを結合します
- Random Generator: 日付、パスワード、名前などのランダムなサンプルデータをスプレッドシートに入力します
- Remove Duplicates: 複数のシートや重複データをマークまたは削除できます
- Merge Sheets: 複数のシートのデータを結合します
- Find Fuzzy Matches: クエリに類似する項目をすべて見つけます
- Split Names: 名前を姓・名などの複数の列に分割します
8. g(Math)

g(Math)は、数学関数をグラフにプロットできるアドオンです。スプレッドシートは通常、棒グラフや円グラフで数値セットを比較することはできても、数式をグラフ化することはできません。g(Math)は、その不足部分を補ってくれます。
学生や教師にとって特に便利なツールです。LaTeX形式で数式を記述し、x軸とy軸のグラフにプロットできます。また、学生向けのオリジナルクイズを作成するツールも付属しており、スプレッドシート上でそのまま採点することも可能です。このアドオンは無料で利用できます。
9. Geocode by Awesome Table

Geocode by Awesome Tableは、住所から位置情報データを取得できるアドオンです。住所に対応する正確なGPS座標をスプレッドシートに入力したいときに役立ちます。
位置情報を調べたい住所をスプレッドシートに入力したら、あとはGeocodeに処理を任せるだけ。住所が複数の列に分かれている場合も、参照する列を指定すれば、自動的に1つの住所にまとめてくれます。
各住所の緯度と経度を検出し、その結果を列に追加します。さらに、姉妹アプリであるAwesome TableでGoogleマップを作成するオプションも用意されています。
10. Sudoku Sheets

もちろん、仕事ばかりでなく遊び心も大切です。Sudoku Sheetsを使えば、スプレッドシート上で簡単・普通・難しいの3段階の数独ゲームを楽しめます。自分でパズルをデザインすることも可能です。数字を入力するたびにバリデーションが行われ、行き詰まったときは自動的にパズルを解いてくれます。自分で作成したパズルでも同様です。
まとめ
ご覧のとおり、Googleスプレッドシートのアドオンを活用すれば、できることの幅がぐっと広がります。これらの機能の多くを、今まで知らなかったという方も多いのではないでしょうか。ぜひ実際に試してみて、あなたの体験をコメント欄で教えてください。
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