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ノートPCを無人時の改ざんから守る方法|今すぐできる実践的セキュリティ対策

ノートPCを席を外して置いておくとき、「勝手に触られてマルウェアを仕込まれたらどうしよう」と不安になったことはありませんか?盗まれそうな場所に置いていなくても、改ざんのリスクは現実に存在します。この記事では、ノートPCを無人状態で放置する際に、第三者による改ざんの可能性を最小限に抑えるために実践できる具体的な対策を紹介します。

BIOS/UEFIパスワードを設定する

起動後の保護機能の多くは、ノートPCのBIOS/UEFI内に用意されています。悪意のある攻撃者は、セキュアブートを無効化してルートキットをインストールするなど、これらの設定を悪用して攻撃を実行する可能性があります。BIOSにパスワードを設定しておけば、他人が勝手にアクセスしてシステム設定を変更することを防げます。

設定するには、BIOS画面に入り、Security(セキュリティ)またはAuthentication(認証)セクションにあるAdmin/Setup Password(管理者/セットアップパスワード)オプションを探します。ここでパスワードを登録すると、BIOSがロックされ、不正アクセスを防止できます。ただし、多くの攻撃者に対する抑止力にはなるものの、一部のノートPCではCMOSをリセットすることでBIOSパスワードを解除できてしまう点には注意が必要です。

ノートPCを無人時の改ざんから守る方法|今すぐできる実践的セキュリティ対策

外部デバイスからの起動を無効にする

ブータブルドライブ(起動ディスク)からPCを起動できる状態も、オフにしておきましょう。攻撃者はこの機能を利用してデータへアクセスしたり、バックドアを仕込んだりする恐れがあります。BIOSで外部ドライブからの起動を無効にすれば、こうした事態を未然に防げます。

再びBIOS画面を開き、USB Configuration(USB構成)メニューを探します。その中に、外部デバイスからの起動を制御するBoot Support(ブートサポート)オプションがあるはずです。これを無効にすると、別のドライブからの起動をブロックできます。なお、外部ドライブから起動する必要が出た場合は、設定を元に戻すことを忘れないようにしてください。

ノートPCを無人時の改ざんから守る方法|今すぐできる実践的セキュリティ対策

改ざん検知シールを活用する

ノートPCへのさまざまな改ざんを検知できる、改ざん検知シール(タンパーエビデントシール)が多数市販されています。多くは紙製または樹脂製のラベルで、剥がしたり細工をしたりすると「VOID」模様などが現れ、改ざんの痕跡がひと目でわかる仕組みです。

ノートPCを無人時の改ざんから守る方法|今すぐできる実践的セキュリティ対策

ネジ部分、底面のシャーシ、使っていないポートなど、改ざんのリスクがありそうな場所に貼り付けておきましょう。価格も手頃なので、自分で剥がす必要が出たときも気軽に交換できます。TamperSafeテープを使えば、好みのサイズにカスタマイズした改ざん検知シールを自作することも可能です。

USBポートプロテクターを取り付ける

USBポートは改ざんの主要な侵入経路となるため、より強固な物理的対策で悪用を防ぐのがおすすめです。専用のUSBポートプロテクターを購入すれば、他人がポートにUSB機器を挿入するのを防げます。USB-CとUSB-Aの両サイズが用意されており、通常のUSB機器と同じように差し込むだけで、他のデバイスの挿入をブロックします。

ノートPCを無人時の改ざんから守る方法|今すぐできる実践的セキュリティ対策

多くの製品には専用キーが付属しており、プロテクターをロック解除して取り外すにはこのキーの挿入が必要です。専用キーがなければ、攻撃者はプロテクターを破壊しない限り引き抜くことができません。PortPlugsなどから、USB-AおよびUSB-Cポート向けの高品質な保護カバーが販売されています。

BitLockerでデータを暗号化する

Windowsなら、BitLockerでシステムドライブを暗号化するのも非常に有効です。BitLockerにはプリブート認証機能があり、暗号化キーがなければOSを起動できないようになっています。OSをロックしてデータを暗号化すれば、システム自体にアクセスできない状態を作れます。仮に誰かがPCを手にしても、OSが起動する前の段階で遮断されるため、データを盗み出したりOSに侵入しようとしたりすることは不可能です。

以上の対策に加えて、ノートPCの位置がずれていないか、見覚えのない機器が接続されていないかなど、明白な改ざんの兆候にも常に注意を払いましょう。万が一、改ざんの痕跡を発見した場合は、重要なデータをバックアップしたうえで、Windowsのクリーンインストールを実施するのが最善の対処法です。

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