【Android開発】文字列をBase64でエンコードする方法をわかりやすく解説
はじめに
この記事では、Androidアプリで入力された文字列をBase64形式でエンコードする方法を、実際のサンプルコードとともにステップごとに解説します。Base64は、文字列やバイナリデータを安全に送受信・保存するために広く使われるエンコード方式です。Androidでは標準ライブラリの android.util.Base64 クラスを使うことで、簡単にエンコード処理を実装できます。
手順1:Android Studioで新規プロジェクトを作成する
まず、Android Studioを起動し、メニューから「File」⇒「New Project」を選択して、必要な項目を入力のうえ新しいプロジェクトを作成してください。
手順2:レイアウト(activity_main.xml)を作成する
次に、res/layout/activity_main.xml に以下のコードを記述します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <LinearLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android" xmlns:tools="https://schemas.android.com/tools" android:layout_width="match_parent" android:layout_height="match_parent" android:orientation="vertical" android:gravity="center_horizontal" android:layout_marginTop="30dp" tools:context=".MainActivity"> <EditText android:id="@+id/edit_query" android:layout_width="match_parent" android:layout_height="wrap_content" /> <Button android:id="@+id/buttonPanel" android:text="Check" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" /> <TextView android:id="@+id/text" android:layout_width="wrap_content" android:layout_height="wrap_content" /> </LinearLayout>
このレイアウトでは、ユーザーが文字列を入力するための EditText、エンコードを実行する Button、そして結果を表示する TextView を縦方向に配置しています。EditTextに値を入力した状態でボタンをタップすると、その文字列がエンコードされる仕組みです。
手順3:MainActivity.java にコードを追加する
続いて、src/MainActivity.java に以下のコードを記述します。
package com.example.myapplication;
import android.os.Bundle;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.util.Base64;
import android.view.View;
import android.widget.EditText;
import android.widget.TextView;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
TextView text;
EditText edit_query;
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
edit_query = findViewById(R.id.edit_query);
text = findViewById(R.id.text);
findViewById(R.id.buttonPanel).setOnClickListener(new View.OnClickListener() {
@Override
public void onClick(View v) {
if (!edit_query.getText().toString().isEmpty()) {
String encode = Base64.encodeToString(edit_query.getText().toString().getBytes(), Base64.DEFAULT);
text.setText(encode);
}
}
});
}
}ポイントは以下の1行です。
String encode = Base64.encodeToString(edit_query.getText().toString().getBytes(), Base64.DEFAULT);
- EditTextに入力された文字列を
getBytes()でバイト配列に変換 Base64.encodeToString()に渡してBase64形式の文字列へ変換- エンコード結果をTextViewにセットして画面に表示
なお、isEmpty() チェックにより、入力が空の場合はエンコード処理が行われないようになっています。これにより、意図しない動作やクラッシュを防ぐことができます。
アプリを実行して結果を確認する
それでは、アプリケーションを実行してみましょう。ここでは、実機のAndroidスマートフォンがPCに接続されているものとします。Android Studioからアプリを実行するには、プロジェクト内のアクティビティファイルのいずれかを開き、ツールバーのRunアイコンをクリックします。デバイス選択ダイアログでお使いのスマートフォンを選択すると、端末に初期画面が表示されます。

上記の実行結果のように、EditTextに入力した文字列がBase64形式にエンコードされ、TextViewに表示されていることが確認できます。たとえば「Hello」と入力すると、「SGVsbG8=」のような文字列が出力されます。
まとめ
このように、Androidでは android.util.Base64 クラスの encodeToString() メソッドを使うことで、わずか数行のコードで文字列をBase64エンコードできます。APIとの通信時の認証トークン生成や、データの一時的な文字列化など、さまざまな場面で活用できるので、ぜひ参考にしてください。なお、デコードが必要な場合は Base64.decode() を使用することで元の文字列に戻せます。
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