Androidでカウントダウンタイマーを作成する方法をわかりやすく解説
Androidのカウントダウンタイマーとは
Androidにおけるカウントダウンタイマーとは、腕時計やスマートフォンでおなじみのように、設定した時間から残り時間を順に減らしていき、時間の完了とともに自動的に停止して0になる仕組みです。
AndroidではCountDownTimerクラスを使用することで、シンプルなコードで簡単にカウントダウンタイマーを実装できます。この記事では、TextViewと連携させてカウントダウンタイマーを表示する方法をステップごとに解説します。
カウントダウンタイマーで使える4つの主要メソッド
カウントダウンタイマーを利用する際には、以下の4つのメソッドが用意されています。
onTick(long millisUntilFinished)
カウントダウンの進行中に一定間隔で呼び出されるメソッドです。残り時間をミリ秒単位で受け取ることができ、カウントが完了するとティック(刻み)が停止します。
onFinish()
カウントダウンが完了した後に呼び出されるメソッドです。終了時に任意のメソッドやコールバックを実行したい場合は、この中に処理を記述します。
start()
カウントダウンタイマーを開始するためのメソッドです。
cancel()
実行中のカウントダウンタイマーをキャンセル(中断)するためのメソッドです。
TextViewと連携したカウントダウンタイマーの実装例
ここからは、実際にカウントダウンタイマーをTextViewに表示させる実装手順を見ていきましょう。
ステップ1:新規プロジェクトの作成
Android Studioを起動し、「File」→「New Project」を選択して、必要事項を入力して新しいプロジェクトを作成します。
ステップ2:レイアウトファイル(activity_main.xml)の編集
res/layout/activity_main.xml に以下のコードを追加します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LinearLayout xmlns:android="https://schemas.android.com/apk/res/android"
android:layout_width="match_parent"
android:id="@+id/layout"
android:gravity="center"
android:layout_height="match_parent"
android:orientation="vertical">
<TextView
android:id="@+id/counttime"
android:layout_width="match_parent"
android:gravity="center"
android:textSize="30sp"
android:layout_height="wrap_content" />
</LinearLayout>上記のコードでは、カウントダウンタイマーの値を表示するためのTextViewを1つ宣言しています。このTextViewにカウントダウンの進行状況が出力されます。
ステップ3:MainActivity.java の編集
src/MainActivity.java に以下のコードを追加します。
package com.example.andy.myapplication;
import android.annotation.TargetApi;
import android.os.Build;
import android.os.Bundle;
import android.os.CountDownTimer;
import android.support.v7.app.AppCompatActivity;
import android.view.View;
import android.widget.Button;
import android.widget.RatingBar;
import android.widget.TextView;
import android.widget.Toast;
public class MainActivity extends AppCompatActivity {
public int counter;
@TargetApi(Build.VERSION_CODES.O)
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
final TextView counttime=findViewById(R.id.counttime);
new CountDownTimer(50000,1000) {
@Override
public void onTick(long millisUntilFinished) {
counttime.setText(String.valueOf(counter));
counter++;
}
@Override
public void onFinish() {
counttime.setText("Finished");
}
}.start();
}
}上記のコードでは、総時間を50秒、更新間隔を1秒としてカウントダウンタイマーを宣言しています。onTickメソッド内で経過秒数をTextViewに表示し、すべての時間間隔が完了すると onFinish メソッドによって「Finished」という結果が表示されます。
ステップ4:manifest.xml は変更不要
AndroidManifest.xml に変更を加える必要はありません。
アプリの実行と動作確認
それでは、アプリケーションを実行してみましょう。実機のAndroidスマートフォンをパソコンに接続していることを前提とします。Android Studioでプロジェクト内のアクティビティファイルを開き、ツールバーの実行アイコン
をクリックしてください。接続したモバイルデバイスを選択すると、端末の画面にカウントダウンの表示が現れます。

上の画面では、時間がカウントされていく様子を確認できます。50秒のカウントが完了すると、以下のように最終結果が表示されます。

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