C++における空白(ホワイトスペース)の基本:無視されるケースと意味を持つケース
C++における空白(ホワイトスペース)とは
「空白(ホワイトスペース)」とは、コードを見やすく整形する目的で使用される文字の総称です。C++では、主に半角スペース、タブ、そして(場合によっては)改行がこれに該当します。C++コンパイラは、いくつかの小さな例外を除き、空白を基本的に無視します。
例えば、以下の4行はすべて同じ意味として処理されます。
cout<<"Hello";
cout << "Hello";
cout << "Hello" ;
cout
<<
"Hello";
このように、空白の量や位置、改行の有無にかかわらず、文の意味は変わりません。可読性を高めるための工夫として自由に空白を使えます。
例外その1:文字列リテラルの中の空白
コンパイラが空白を考慮する例外のひとつが、引用符(ダブルクォーテーション)で囲まれた文字列リテラルの内部です。文字列内に入力された空白は、そのまま文字データとして記録されます。例えば、
"Hello world!"
"Hello world!"
この2つは異なる文字列として扱われます。文字列の中では、空白も立派な「データ」である点に注意しましょう。
例外その2:演算子の認識
もうひとつの例外は、複数文字で構成される演算子の認識です。複合演算子などの間に空白を挟むことはできません。例えば、<< と < < は別のものとして解釈されます。同様に += と + = も異なり、後者は有効な式として成立しません。
まとめると、C++の空白は通常はコンパイラに無視されますが、「文字列リテラルの内部」と「演算子の区切り」の2箇所では意味を持つ、ということを覚えておきましょう。
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