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C++でHello Worldプログラムを作成・実行する方法を初心者向けに解説

Hello Worldプログラムを実行するには、以下の手順に沿って進めていきましょう。

C++プログラムを書く

コンパイラのインストールが完了したら、次はいよいよC++プログラムを書いてみましょう。まずはプログラミング学習の定番である「Hello World」プログラムから始めます。この例では、C++を使って画面に「Hello World」と表示させます。hello.cppという名前で新しいファイルを作成し、以下のコードを記述してください。

#include<iostream>
int main() {
    std::cout << "Hello World\n";
}

それでは、このプログラムを一行ずつ詳しく見ていきましょう。

1行目:#include<iostream>

この行は、コンパイラに対して「iostreamファイル(入出力ストリームを管理するためのヘッダファイル)のコードをソースファイルにコピーせよ」と指示しています。iostreamヘッダを読み込むことで、標準入出力操作が可能になり、このプログラムの出力結果(Hello World)を画面に表示できるようになります。「#」(ハッシュ記号)で始まる行はディレクティブと呼ばれ、プリプロセッサと呼ばれる仕組みによって読み取られ、解釈されます。

2行目:空行

空行です。空行はプログラムの動作に一切影響を与えません。

3行目:int main()

ここでは、戻り値の型がintであるmainという関数を宣言しています。main()関数はプログラムのエントリーポイント(開始地点)です。C++プログラムを実行すると、必ずmain関数から処理が始まり、関数内の最初の行から順番に実行され、最後の行に達するまで処理が続きます。波括弧({)でブロックを開始しており、これはmain関数の定義の始まりを示します。そして5行目の閉じ括弧(})がその終わりを示します。これらの括弧の間にあるすべての文が関数の本体であり、mainが呼び出されたときに何が行われるかを定義しています。

4行目:出力処理

std::cout << "Hello World\n";

この行はC++のステートメント(文)です。この文は3つの部分で構成されています。

まず1つ目はstd::coutで、標準コンソール出力デバイスを表します。2つ目は挿入演算子<<で、続く内容がstd::coutに挿入されることを示します。3つ目は、画面に表示したい文字列が引用符で囲まれて記述されている部分です。

C++の学習を進めるうちに、この仕組みはより明確に理解できるようになります。要するに、coutオブジェクトに対して、標準出力デバイスに表示させる文字列「Hello world\n」を渡しているのです。

なお、文の末尾にセミコロン(;)が付いていることにも注目してください。この記号が文の終わりを示します。

プログラムをコンパイルする

プログラムを書いたら、次はそれをプロセッサが理解できる言語、つまりバイナリのマシンコードに変換する必要があります。この変換には、最初の手順でインストールしたコンパイラを使用します。ターミナル(Windowsの場合はコマンドプロンプト)を開き、cdコマンドでhello.cppファイルのある場所へ移動してください。GCCをインストール済みであれば、以下のコマンドでプログラムをコンパイルできます。

$ g++ -o hello hello.cpp

このコマンドは、g++コンパイラを使って、ソースファイルhello.cppから実行ファイルhelloを生成することを意味します。

プログラムを実行する

プログラムを書き、コンパイルまで完了したら、あとは実行するだけです。以下のコマンドでプログラムを実行できます。

$ ./hello

実行すると、次のような出力が得られます。

Hello world
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