C++で数値が素数かどうかを判定するプログラムの作成方法
素数とは?
素数(そすう)とは、1より大きい整数のうち、約数が「1」と「その数自身」のみである数のことです。最初の方の素数には以下のようなものがあります。
2, 3, 5, 7, 11, 13, 17
ここでは、入力された数値が素数かどうかを判定するC++プログラムを紹介します。
サンプルプログラム
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
int n=17, i, flag = 0;
for(i=2; i<=n/2; ++i) {
if(n%i==0) {
flag=1;
break;
}
}
if (flag==0)
cout<<n<<" is a prime number";
else
cout<<n<<" is not a prime number";
return 0;
}
実行結果
17 is a prime number
プログラムの解説
上記のプログラムでは、2からnの半分(n/2)まで繰り返し処理を行うforループを使用しています。nは素数かどうかを判定したい数値です。
ループの中では、各値でnを割り算し、余りを確認します。もし余りが0になった場合、その数値は「1」と「自分自身」以外の数でも割り切れることになるため、素数ではありません。このとき、フラグ変数flagに1を設定し、break文でループを即座に抜けます。
for(i=2; i<=n/2; ++i) {
if(n%i==0) {
flag=1;
break;
}
}
ループ終了後、flagの値によって判定結果を表示します。
- flagが0のままの場合: どの数値でも割り切れなかったため、nは素数です。
- flagが1に変わった場合: 割り切れる数値が存在したため、nは素数ではありません。
if (flag==0) cout<<n<<" is a prime number"; else cout<<n<<" is not a prime number";
補足:より効率的な判定方法
n/2まで調べる方法はシンプルで分かりやすい一方、大きな数値に対しては無駄な計算が発生します。数学的には、ある数の約数は必ず√n以下の範囲に存在するため、ループ条件を i*i <= n や i <= sqrt(n) に変更すると、計算量を大幅に減らせます。大規模な数値を扱う場合は、この最適化を検討するとよいでしょう。
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