C++で複素数の乗算を実行するプログラムの作成方法
複素数とは、a+bi の形式で表される数のことです。ここで、i は虚数単位、a と b は実数を表します。複素数の例をいくつか挙げます。
2+3i 5+9i 4+2i
2つの複素数の積は、次の公式で求められます。
(x1 + y1i) × (x2 + y2i) = (x1×x2 − y1×y2) + (x1×y2 + y1×x2)i
この公式を用いて、複素数の乗算を実行するC++プログラムは以下の通りです。
サンプルコード
#include<iostream>
using namespace std;
int main(){
int x1, y1, x2, y2, x3, y3;
cout<<"最初の複素数を入力してください(実部と虚部): "<<endl;
cin>> x1 >> y1;
cout<<"\n2番目の複素数を入力してください(実部と虚部): "<<endl;
cin>> x2 >> y2;
x3 = x1 * x2 - y1 * y2;
y3 = x1 * y2 + y1 * x2;
cout<<"乗算の結果は: "<<x3<<" + "<<y3<<" i "<<endl;
return 0;
}実行結果
上記プログラムの実行結果は以下の通りです。
最初の複素数を入力してください(実部と虚部): 2 1 2番目の複素数を入力してください(実部と虚部): 3 4 乗算の結果は: 2 + 11 i
プログラムの解説
まず、cin を使ってユーザーから2つの複素数(それぞれ実部と虚部)を入力として受け取ります。
cout<<"最初の複素数を入力してください(実部と虚部): "<<endl; cin>> x1 >> y1; cout<<"\n2番目の複素数を入力してください(実部と虚部): "<<endl; cin>> x2 >> y2;
次に、複素数の乗算の公式に従って、積の実部と虚部をそれぞれ計算します。実部は「実部同士の積から虚部同士の積を引いた値」、虚部は「実部と虚部を交差して掛け合わせた値の和」となります。
x3 = x1 * x2 - y1 * y2; y3 = x1 * y2 + y1 * x2;
例として、(2 + 1i) × (3 + 4i) を計算すると、実部は 2×3 − 1×4 = 2、虚部は 2×4 + 1×3 = 11 となり、結果は 2 + 11i になります。
最後に、計算結果を画面に表示してプログラムを終了します。
cout<<"乗算の結果は: "<<x3<<" + "<<y3<<" i "<<endl;
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