C言語・C++でchar型をint型に変換する方法まとめ(sscanf・atoi・stoi・型キャスト)
C言語やC++のプログラミングでは、char型のデータをint型(整数)に変換したい場面がよくあります。例えば、文字列として受け取った数字を計算に使いたい場合や、文字の文字コード(ASCIIコード)を取得したい場合などです。
本記事では、C言語とC++それぞれの言語でchar型をint型に変換する方法を、サンプルコードと実行結果とともにわかりやすく解説します。
C言語でchar型をint型に変換する3つの方法
C言語では、主に次の3つの方法で変換を行います。
- sscanf():書式指定子「%d」を使って、数字の文字列から整数値を読み取る
- atoi():数字の文字列をint型の整数に一発で変換する
- 型キャスト:単一の文字をASCIIコード(文字コード)の整数値として取得する
なお、sscanf()とatoi()は「12345」のような数字の並び(文字列)を整数に変換する関数である一方、型キャストは1文字をその文字コード値へ変換するという点で役割が異なります。用途に応じて使い分けましょう。
C言語のサンプルコード
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main() {
const char *str = "12345";
char c = 's';
int x, y, z;
sscanf(str, "%d", &x); // sscanf()を使用
printf("\nxの値 : %d", x);
y = atoi(str); // atoi()を使用
printf("\nyの値 : %d", y);
z = (int)(c); // 型キャストを使用
printf("\nzの値 : %d", z);
return 0;
}
実行結果
xの値 : 12345
yの値 : 12345
zの値 : 115
このように、sscanf()とatoi()は文字列「12345」をそのまま整数の12345に変換しています。一方、型キャストで得られる115は、文字's'に割り当てられたASCIIコードです。
C++でchar型をint型に変換する2つの方法
C++では、次の2つの方法が利用できます。
- stoi():文字列をint型の整数に変換する
- 型キャスト:単一の文字をASCIIコードの整数値として取得する
C++のサンプルコード
#include <iostream>
#include <string>
using namespace std;
int main() {
char s1[] = "45";
char c = 's';
int x = stoi(s1);
cout << "xの値 : " << x;
int y = (int)(c);
cout << "\nyの値 : " << y;
return 0;
}
実行結果
xの値 : 45
yの値 : 115
stoi()は文字列「45」を整数の45に変換し、型キャストによって文字's'のASCIIコードである115が取得できています。
まとめ
- C言語ではsscanf()・atoi()を使って、数字の文字列を整数に変換できる
- C++ではstoi()を使って、文字列を整数に変換できる
- 単一の文字を数値化したい場合は、どちらの言語でも型キャストによりASCIIコードを取得できる
用途に合わせて適切な方法を選択することで、文字と数値の変換を安全かつ効率的に行えます。
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