C++グラフィックスで線を描画する方法
はじめに
本記事では、C++のグラフィックス機能を使って線を描画するプログラムについて解説します。
C++で図形の描画やサイズ変更、アニメーションなど、さまざまなグラフィック処理を実現するには、graphics.h ライブラリを使用します。このライブラリは、Turbo C++などの開発環境で古くから利用されているBGI(Borland Graphics Interface)を基盤としており、直線や円、矩形などの基本図形を描画するための関数が多数用意されています。
なお、graphics.h は標準ライブラリではないため、動作させるには Turbo C++ や DOSBox 上の互換環境など、対応するコンパイラが必要となる点にご注意ください。
サンプルコード
#include <graphics.h>
int main(){
int gd = DETECT, gm;
initgraph(&gd, &gm, "");
line(150, 150, 450, 150);
line(150, 200, 450, 200);
line(150, 250, 450, 250);
getch();
closegraph();
return 0;
}
コードの解説
initgraph(): グラフィックスシステムを初期化する関数です。第1引数と第2引数には、それぞれグラフィックドライバとグラフィックモードへのポインタを渡します。DETECT を指定すると、実行環境に適したドライバが自動的に検出されます。
line(): 指定した2点間を結ぶ直線を描画する関数です。引数は左から順に「始点のX座標・Y座標」「終点のX座標・Y座標」を表します。上記の例では、Y座標150・200・250の位置に、同じ長さの水平線を3本描画しています。
getch(): ユーザーがキーを押すまでプログラムの終了を待機します。これにより、描画された画面がすぐに閉じることなく表示され続けます。
closegraph(): グラフィックスシステムを終了し、描画に使用していたメモリを解放します。
実行結果
プログラムをコンパイルして実行すると、画面上に3本の平行な水平線が表示されます。

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