C++で学ぶ基本のグラフィックプログラミング入門
C++は汎用性の高いプログラミング言語です。C++を使えば、基本的な図形の描画、スタイリッシュなフォントによる文字表示、色付けといった初歩的なグラフィックスも作成できます。
グラフィックプログラミングは、ターミナルやコマンドプロンプトから直接行うこともできますし、DevC++コンパイラをダウンロードして開発環境を整える方法もあります。
graphics.hライブラリのインストール
ターミナルでグラフィックプログラミングを行う場合は、GCCコンパイラにgraphics.hライブラリを追加する必要があります。以下のコマンドを順番に入力してください。
>sudo apt-get install build-essential
>sudo apt-get install libsdl-image1.2 libsdl-image1.2-dev guile-2.0 guile-2.0-dev libsdl1.2debian libart-2.0-dev libaudiofile-dev libesd0-dev libdirectfb-dev libdirectfb-extra libfreetype6-dev libxext-dev x11proto-xext-dev libfreetype6 libaa1 libaa1-dev libslang2-dev libasound2 libasound2-dev
>sudo make install
sudo cp /usr/local/lib/libgraph.* /usr/lib
上記のコマンドを順に実行することで、ターミナルのGCCコンパイラにgraphics.hライブラリを正常にインストールできます。
もう一つの方法としては、DevC++コンパイラをインストールする方法があります。初心者の方にはこちらの方が手軽でしょう。
graphics.hライブラリとは
graphics.hライブラリは、C++プログラムにグラフィックス機能を追加するために使用されるヘッダファイルです。グラフィックプログラミングに必要なすべての関数が含まれているため、必ずインクルードする必要があります。
構文
#include<graphics.h>
サンプルプログラム
C++でグラフィックプログラミングを実装する基本的なプログラムを見てみましょう。
#include<graphics.h>
#include<iostream>
using namespace std;
int main() {
int gd = DETECT, gm;
initgraph(&gd, &gm, "C:\\TC\\BGI");
rectangle(100,100,200,200);
getch();
closegraph();
return 0;
}
実行結果

このプログラムでは、initgraph()でグラフィックモードを初期化し、rectangle()で座標(100,100)から(200,200)までの長方形を描画しています。最後にclosegraph()でグラフィックモードを終了します。
よく使われるグラフィック関数一覧
arc() − 指定した角度と半径で円弧を描画します。
bar() − 指定した座標をもとに塗りつぶし長方形(バー)を描画します。
circle() − 指定した半径で円を描画します。
closegraph() − グラフィックモードを終了し、確保されていたメモリを解放します。
ellipse() − 指定した長半径・短半径で楕円を描画します。
floodfill() − 指定した座標の点を基準に、特定の色で領域を塗りつぶします。
line() − 指定した始点と終点を結ぶ直線を描画します。
rectangle() − 指定した座標をもとに長方形を描画します。
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