C++でユーザー入力のデータ型を判定するプログラムの作り方
この記事では、ユーザーから受け取った入力値が「整数」「浮動小数点数」「文字列」のどれに該当するのかを自動的に判別するC++プログラムの作成方法を解説します。
問題の概要
ユーザーからの入力を受け取り、その入力値がどのデータ型に属するかを判定します。
例1
- 入力: 34
- 出力: 整数です
例2
- 入力: tutorialspoint
- 出力: 文字列です
解決アプローチ
判定の手順は以下の通りです。
- まず、入力された文字列が数値として解釈できるかどうかを確認します。
- 数値である場合は、さらに整数なのか浮動小数点数なのかを判定します。
- 数値として解釈できない場合は、文字列と判断します。
サンプルコード
#include <math.h>
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
int main() {
char input[50] = "";
double temp;
int intVal;
char stringVal[50] = "";
double val = 1e-12;
fgets(input, 100, stdin);
if (sscanf(input, "%lf", &temp) == 1) {
intVal = (int)temp;
if (fabs(temp - intVal) / temp > val)
printf("The input is a floating point\n");
else
printf("The input is an integer\n");
}
else if (sscanf(input, "%s", stringVal) == 1)
printf("The input is a string\n");
else
printf("input not recognized\n");
}コードの解説
このプログラムでは、fgets()を使って標準入力から文字列を読み込みます。次にsscanf()で%lf(倍精度浮動小数点数)として解析を試みます。解析に成功した場合、元の値と整数にキャストした値の差分を計算し、その相対誤差が閾値(1e-12)より大きければ浮動小数点数、そうでなければ整数と判定します。%lfでの解析に失敗した場合は、%sで文字列として読み取れるかを確認し、文字列と判定します。
実行例
入力:
452
出力:
The input is an integer
このように、数値解析と誤差比較を組み合わせることで、ユーザー入力のデータ型を簡単に判別することができます。
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