C++で解く「最大等頻度」問題:1要素削除後に頻度が揃う最長接頭辞の求め方
正の整数からなる配列 nums が与えられたとき、その配列の接頭辞(先頭からの連続する部分配列)の中で、「そこからちょうど1つの要素を削除した後に、出現するすべての数値の頻度が等しくなる」という条件を満たす、最も長い接頭辞の長さを返すことを考えます。なお、要素を1つ削除した結果として残りの要素が空になった場合でも、すべての数値の頻度が等しい(すべて0)とみなされます。
例えば、入力が [3,3,2,2,6,4,4,6] の場合、答えは 7 になります。インデックス4にある要素 6 を削除すると、接頭辞は [3,3,2,2,4,4] となり、すべての要素がちょうど2回ずつ出現するためです。
アルゴリズムの考え方
この問題は、配列を左から順に走査しながら、各時点での「値ごとの出現回数」と「出現回数ごとの値の種類数」を2つのマップで管理することで効率的に解けます。
具体的には、以下の手順に従います。
maxf := 0(最大頻度)、res := 0(結果の長さ) と初期化するマップ
cnt(各値の出現回数)とfreq(各頻度を持つ値の種類数)を定義するi := 0から開始し、iがnumsのサイズ未満である間、iを1ずつ増やしながら以下を繰り返す:x := nums[i]cnt[x]を1増やすf := cnt[x]freq[f]を1増やし、freq[f - 1]を1減らす(頻度の移動を反映)maxf := max(maxf, f)次のいずれかの条件を満たす場合、
res := i + 1と更新する:maxf * freq[maxf] == i… すべての要素が同じ頻度maxfで出現している状態(maxf - 1) * (freq[maxf - 1] + 1) == i… 最頻値が1つだけ他より1回多く出現しており、その1つを削除すれば頻度が揃う状態maxf == 1… すべての要素が1回ずつしか出現していない状態(どれか1つを削除すればよい)
最後に
resを返す
これらの条件により、各位置 i において「1要素の削除で頻度を均一にできるか」を O(1) で判定でき、全体の計算量は O(n log n)(マップの操作コスト込み)に抑えられます。
理解を深めるために、以下のC++による実装を見てみましょう。
実装例
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
class Solution {
public:
int maxEqualFreq(vector<int>& nums) {
int maxf = 0, res = 0;
map<int, int> cnt, freq;
for (int i = 0; i < nums.size(); i++) {
int x = nums[i];
cnt[x]++;
int f = cnt[x];
freq[f]++;
freq[f - 1]--;
maxf = max(maxf, f);
if (maxf * freq[maxf] == i || (maxf - 1) * (freq[maxf - 1] + 1) == i || maxf == 1) {
res = i + 1;
}
}
return res;
}
};
main(){
Solution ob;
vector<int> v = {3,3,2,2,6,4,4,6};
cout << (ob.maxEqualFreq(v));
}
入力
{3,3,2,2,6,4,4,6}
出力
7
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